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読んだ本の感想

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#080:キャリア相談をしていただくために、ナッジをどう使う? 〜「心のゾウを動かす方法」を読んで〜

#080:キャリア相談をしていただくために、ナッジをどう使う? 〜「心のゾウを動かす方法」を読んで〜

行動経済学者・竹林正樹先生の最新刊「心のゾウを動かす方法」を
読みました。
竹林先生、今や「ちくりん先生」として
認識されている方も多いかと思います。
「ほんまでっかTV」で
明石家さんまさんと津軽弁でやりとりされていたのを
観られた方もいらっしゃいますかね。

全編を通じ、「ちくりんボイス」で脳内再生される、
優しい気持ちになれる本でした。

キャリコン仲間と話していて、毎回出る話キャリアコンサ

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#072: とりあえず、感じたことをひとこと伝えておく。(澤円さんの「メタ思考」を読んで)

#072: とりあえず、感じたことをひとこと伝えておく。(澤円さんの「メタ思考」を読んで)

澤円さんの新著「メタ思考」を読んで、
とっても心が軽くなったところがあったので
ご紹介します。

響いたところを引用いくつか、特に響いた箇所はあるのですが
今日はここを。

「とりあえず、感じたことをひとこと伝えておく」ということ。

心にひっかかっていたことが、軽くなったなぜここが響いたかというと、
過去に他者から言われたことで
特にショックだったことを、ふとしたときに思い出して
いまだに胸が痛

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#060: 「自分がどう生きれば幸せでいられるか、その答えは自分の中にあり、自分の足の向く方へ歩いていけばいい」

#060: 「自分がどう生きれば幸せでいられるか、その答えは自分の中にあり、自分の足の向く方へ歩いていけばいい」

ちょっと長文が続いたので、
今日はライトに。

野口聡一さんの著書を読みました。

そのなかで、ググッと引き込まれた一言。

特にここ。

自分の足の向く方へ歩いていけばいい体感を持って響いてくる言葉でした。

本音のキャリアを生ききる
自分の本音、アタマで考えるだけでなく
ココロ・カラダが向く方へ・・・ということなのだと思います。

今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。
「スキ

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#043: 『「伝える前」が9割』。まさしく、「コミュ力講義の実況中継」①

#043: 『「伝える前」が9割』。まさしく、「コミュ力講義の実況中継」①

「紙1枚」仕事術の師匠である、浅田すぐる先生の新刊をようやくゲット。
(予約していた書店になかなか行けず)
『「伝える前」が9割』という書籍です。

まず、ぱらぱらとめくってみての感想です。

テーマカラー開いてみてまず目に飛び込んできたのが、
緑、青、赤の、章ごとのテーマカラー。
「紙1枚」仕事術では、緑・青・赤の3色のペンを使うので
ものすごくシンボリックに感じました。
そして、「ああ、ここで

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#042: 「人を助けるとはどういうことか」(エドガー・H・シャイン著)から、キャリコンとしての襟を正す

#042: 「人を助けるとはどういうことか」(エドガー・H・シャイン著)から、キャリコンとしての襟を正す

シャイン先生の「人を助けるとはどういうことか」を読みました。
「問いかける技術」や「キャリア・アンカー」で
ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

キャリアコンサルタントとして、私が今取り入れるポイントは何?今回は
「キャリアコンサルタントとして、私が今取り入れるポイントは何?」
という問いをたてて読みました。

ご家族や同僚、チームメンバーに接する際にも
共通点があるかもしれません。

問いに

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#033: 部下が自律的に動き出す「言語化」力とは?

#033: 部下が自律的に動き出す「言語化」力とは?

「紙1枚」仕事術で師事している、浅田すぐる先生の著書が
flierさんの要約に掲載されたそうです。

会員登録しなくても、「要点」部分は見られますので
下記リンクをクリックして見てみてくださいね。

退職のお礼に同僚・後輩にプレゼントしたこちらの本、前職を退職する際に
お会いできる範囲で、近しい方たちにプレゼントしたんです。
15人くらいですかね。
(リモートワークが進んでいる職場だったので
 出

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#010: 「頑張らない自分」も、好きであるには? (澤円さん"「やめる」という選択"を読んで)

#010: 「頑張らない自分」も、好きであるには? (澤円さん"「やめる」という選択"を読んで)

澤円さんの新著、【「やめる」という選択】を読みました。
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がんじがらめになっている自分気がつけば、「〜だからxxxすべき」に
がんじがらめになっている自分に気づきました。
(「母親だから〜」「マネジメントだから〜」etc. etc.)
いや、気づいていたけど、そんな「がんじがらめな状態」をやめてなかったというのが正直なところ。
そうしたら、いつまでたっても、どんなに頑張っても、自

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