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【メンタル】自分の変化に気づけていますか?"負荷"に気づける大切さ~子供の行き渋り対応から♯062

今日も今日とて、年中児の娘の行き渋りが激しく・・・
朝から「幼稚園行きたくない~~!!!!」と激昂され、蹴られ、殴られ・・・荒れに荒れていた娘。

思い返せば、幼稚園に入園してからの1年間、ほぼ毎朝「行きたくない!」と行き渋っていた娘。ただ、いざ、行ってしまうと楽しいようで、お迎えのときには、「もうちょっと遊びたかった!(怒)」と怒られる始末(笑)。
先生からも「どんなに泣いていても、幼稚園では気持ち、切り替わってますから!」と言ってもらえるし、幼稚園での様子をのぞきに行っても、お友達や先生と楽しそうに遊んでいるから、とりあえず連れて行けば何とかなると思って毎朝、娘をだましだまし連れて行っています。
でも、私と離れるときは、毎回大泣き。
新学期に入ってからは更にそれがひどくなっています・・・
(noteにも、日々、娘にどう接したかを記録)

そんな自分の心の支えになっているのは、園長先生はじめ、担任の先生、預かり保育担当の先生の存在。幼稚園の玄関で、大泣きし、私の手を放そうとしない娘に手を焼く私の姿を見つけた園長先生が、すっと寄ってきてくれて「おうちでお母さんはしんどいと思うけど、こうやって感情を吐き出せることはいいことやから!環境も変わって疲れてる部分があるんやと思う。でもずっとは続かへんから、大丈夫!」と声をかけていただけました。
担任の先生も預かり保育の先生も、気にかけて声をかけてくださいます。
ほんと、じーんと来ます。

どの先生も共通しておっしゃることがあります。それは、
「感情を出せることってとっても良いこと!」

環境の変化に対する自分の変化やストレスをキャッチできること、そしてそれを飲み込んでしまわないことって、子供だけでなく、大人にとっても大切なことだと改めて思います。それが自然にできる子供より、意外に大人の方が、自分の心を守るため、意識すべきことなのかもしれません。

思い返せば、私の会社員時代。
タイトなスケジュールで猛烈な量の仕事をこなし、関係者に「悪いなぁ~」と思うようなことも頭を下げてお願いし、常にとプレッシャーを抱えながら、睡眠時間を削って終わらない仕事を早朝から深夜までやっていました。

恐らく精神衛生上、ギリギリのところにいたにもかかわらず、「周りに迷惑かけないように、失敗しないようにちゃんとやらないと!」と、心身の違和感に目をつぶり続けていました。

すると、ある日突然、職場で悲しくもないのに、涙が溢れて止まらなくなったのです。
そして、夜にむくっと起きて、無意識のうちに、冷蔵庫の前に向かい、甘いものを漁って食べるといった寄行が連日続くように・・・。

「まだ大丈夫」
「コントロールできている」
とストレスを塞ぎこんでも、あるレベルに達すると体の変調として出てくるのかもしれません。
(ちなみに仕事をやめてからは、プレッシャーから解放されたからでしょう。一切このような症状は出ていません 笑)

たとえ同じ組織であっても、年度がかわって人の出入りがあれば、雰囲気は変わる。
自分自身が新たな環境に飛び込む方になれば、なおさらストレスを感じることでしょう。

ただ、社会では、何かにつけ変化に対する「適応力」「順応力」が求められます。
どんな環境にいたとしても、すぐに変化に順応して、自分のパフォーマンスを発揮できるに越したことはないけれど、心身の健康のためには、変化に対するストレスに気づけているかが大切。
それに目をつぶり、無理して適応しようとすると、過去の私のような症状が出てしまうんだと思います。

だから、大切なことは、自分が抱える負荷に気づくこと。そして「こんなことでストレスを感じていたはダメだ」と否定するのではなく、そんな自分を受け止めてみること。
限界に達する前に、日常に溢れる「すべきこと」から一旦離れてみるのもいいのかもしれません。

娘の幼稚園の先生が、「お子さんに我慢することもおぼえさせましょう!」「ちゃんと登園時間は守って規則正しい生活に慣れさせましょう!」と頭ごなしに型にはめようとする先生じゃなくって本当によかった…というのが本音です。

私も、毎朝、娘を送っていったあと、ほんとにどっと疲れるけど
「お母さんを困らせんといて」
「ちゃんと泣かずに行きなさい!」
「幼稚園に行かないなんて〇〇になるよ」
なんて言葉は、言ったらだめだな、と自戒。

私だって、大人だけど、自分の感情を整理できない日もあれば、コントロールできずぶちまけるときだってある。
本音も出せず、自分自身を着飾って人と会った日は、帰宅するとどっと疲れる。
子供にとっても同じこと。

家が、そして私が、子供にとって気持ちを吐き出せる先、ありのままの自分でいられる相手と思ってもらえるような自分でいたいです。

と、自分自身は聖人君子でもないので、書きながら、自分に言い聞かせていますが・・・(笑)

さて、4月、年度替わりの季節ですが、皆さんは自分自身の変化、そして負荷に気づけていますか?そして、それを塞ぎこんでいませんか?
どうか、ご自身をいたわってください。

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