見出し画像

【生活】夜時間再考。~パフォーマンスをあげるために飲み会は厳選する♯047

飲まない生活が9年弱続いている。
もともと妊娠をきっかけにお酒を断ったけれど、しばらく断酒生活が続くと、アルコールを少しでも摂ると、体が反応し、翌日まで体がだるくなりパフォーマンスが著しく落ちるようになった。

また、最近は睡眠時間が6時間を切るとしんどい。朝5時起きだから遅くとも23時には寝たい。悲しいかな睡眠不足をやる気とカフェインでは補えなくなってきた。

そして帰宅後18時~21時までの3時間は子供との時間に使いたい。
子供と過ごせる時期はあっと言う間。家事をしながらにはなってしまうけど、子供とのコミュニケーションは大切にしたい。

だから最近、夜、飲み会に出かけるって、自分にとって合理的ではないな、という考えに至るようになった。20代の頃からの変化を感じている。若いころの夜は長くて、夜の価値をそこまで認識してなかったけど、最近は、夜の捉え方が変わってきたのだ。

学生の頃は体力も時間もあったから、朝までダラダラ飲んで話すことで、友達との関係が濃密になった。
会社員時代は、一人暮らし。時間の制約はないから、断る理由もなく、付き合い優先で参加していた。
なおこの頃は「一回誘ってもらった飲み会を断ったら、二度と誘ってもらえなくなるから絶対に断るな」と教え込まれ、律儀に参加していたけど、本当に全てが、ご縁が無くなったら困る飲み会だったのかと言われるとそうでもない。今から思えば無理に参加しなくてもよかったのでは、と思うものも沢山ある。
特に会社員時代は、夜、もっと会社外の人と繋がれる場に行ったり、勉強する時間や趣味の時間に充ててもよかったのかな、とも思う。

また、飲み会翌日のパフォーマンスについても、妊娠するまでは、体がアルコールに慣れていたし(科学的に正しいのかな??)、体力もあったから終電まで飲んでも、3,4時間寝たら普通に仕事ができていた。
だけど、もう今はできない。

確かに、飲み会を誘ってくれた人に断るのは申し訳ない。でも、翌日しんどくなるので、日中、パフォーマンスが落ちることで仕事相手に迷惑をかける視点も持っておいた方がいいと気が付いた。

酒を飲まないと胸襟を開いて話せないかと言われると、私はそうでもない。確かに、飲み会で盛り上がって、ものすごく距離が縮まった人も沢山いる。普段まじめな一面しか見せない人が、飲み会で別の顔を見せてくれて、ぐっと身近に感じられるようになったりとか。それで仕事のコミュニケーションが円滑になったことがあるのも事実。

でも、飲み会が唯一の方法かと言われると、代替手段はあると思う。
以前書いたようなスウェーデンのフィーカ文化。
また、日ごろからSNSなんかを使って、こまめに近況を共有しあっていれば、久々に会う友人とも日中でも短時間で濃密な話ができる。
またコミュニケーション技法なんかをうまく活用すると初対面の人とも打ち解けられる。

羽目を外すには、飲み会がよいのかもしれないけども・・・
けど、毎回、羽目を外す必要あるか?

決して、私が飲み会が嫌いなのかと聞かれるとそうではない。
ただ、体力の低下に気づいた時点で、夜の時間の使い方は見直した方がいいし、翌日のパフォーマンスの観点で言うと、飲み会参加はトレードオフ。
なんでもかんでもコミュニケーションをよくする=飲み会って発想に縛られる必要は無いとは思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?