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【水曜日】窓辺の猫

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二匹の猫との暮らしで日々思うことつれづれの日記です。セミという名前の三毛猫とトンボという名前の麦わら猫を飼っています。セミ猫は穏やかで律儀、トンボ猫は臆病だけど太々しいです。
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記事一覧

窓辺の猫 第五十回 「仲間意識」

窓辺の猫 第五十回 「仲間意識」

外は危険でいっぱいだ。
野良暮らしを経験した後輩の猫は家の中から出て行かない。
最近では窓を開ける音がしただけでも、その部屋から出て行くようになった。飼い主のいない外猫が家の中に突入してきたことがあったから、警戒しているのだ。
自分だってそうやって、家猫になったくせに歓迎する気持ちは微塵もない。
ただ一方で、先輩には加勢しなければいけないという気持ちは持っている。
先輩が負けたら、この家はボス猫に

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「窓辺の猫」第四十八回 猫と同じ窯の飯

「窓辺の猫」第四十八回 猫と同じ窯の飯

 どうも猫の家族です。
 突然ですが、猫のご飯を食べてみたいと思ったことがありませんか?私はあります。
けれども、猫は肉食ですから、犬のご飯以上に食べてみるのに勇気がいるなと思っていました。もちろんドッグフードを食べてみたことはありません。

 ところが、ひょんなことから、うちの家族が猫のご飯を食べてみてくれました。
買い物したものを、うっかり全部台所に置いといたら、父が猫の缶詰を誤って1缶丸ごと

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「窓辺の猫」第四十七回 猫に媚びる

「窓辺の猫」第四十七回 猫に媚びる

どうも、猫に媚を売る人間です。
猫たちに嫌われることを恐れています。
嫌いも好きも、猫たちは住環境さえ与えれば、不満など言わないわけですが、私が勝手に、あれこれ、これは猫に気に入らないんじゃないかと恐れているのです。

わが家の猫たちは「ダメ」という言葉を覚えています。
ダメと言われても、トンボ猫の盗み食いは止まりません。しかし以前よりはごはんを前に「ダメ」と言われたら一旦止まってみることが増えま

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「窓辺の猫」第四十六回 動物病院の待合室

「窓辺の猫」第四十六回 動物病院の待合室

段ボールで寒さを凌ぐのは、人間が考えだしたことなのでしょうか。
あるいは梱包材をそのように利用しているほかの動物を見てマネするようになったのでしょうか。

なんだかこんな話題を前にもnoteでしたような気がします。

先日、動物病院に行ってきました。
土曜日の午前9時半前。
郵便局に用事があり、その帰りに猫の目薬を処方してもらおうかと思ったのです。
飼っている猫を連れて行くときにはいつもは事前に電

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「窓辺の猫」第四十五回猫活をはじめるかもしれない・・・

「窓辺の猫」第四十五回猫活をはじめるかもしれない・・・

どうも猫中毒です。
愛着心が強い性格なのかもしれません。
庭に居着いた猫たちに絆されています。

というのも妊娠中の猫が子育てを継続しているからです。
ネット情報によれば、猫は生後4ヶ月から6ヶ月ほどで自立して子猫たちは追い出されるようにして自分の居場所を探しに旅立つか、母猫が子猫たちを置いて出ていくそうです。

しかし、我が家の庭に居着いた猫たちは、どう考えても子猫が生後5ヶ月以上にはなっている

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「窓辺の猫」第四十四回 噛みつかない三毛猫

「窓辺の猫」第四十四回 噛みつかない三毛猫

猫に優しくしていますか?
私は飼い主なのに猫に優しくされています。
人間が特別優しくなくても、飼い猫が優しいのはもともとの性格なのでしょうか。
私の育て方が良かったのだと自画自賛する気持ちにはなれません。私が優しくて親切で遠慮深い人間なわけがないからです。

我が家の三毛猫は噛みつきません。
嫌なことをされても噛みつかないのです。
目薬をされても抱っこされても、体を洗われても、鳴き声を上げる事はあ

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「窓辺の猫」第四十三回 どこからが過保護か?

「窓辺の猫」第四十三回 どこからが過保護か?

どうも過保護です。
いえ、過保護の狭間にいます。
どのくらいの症状なら猫を病院に連れて行くべきなのか、悩みどころです。
我が家の猫たちは猫白血病でも猫エイズでもありません。
しかし、三毛のセミ猫は猫ヘルペス。
生まれてすぐに母猫から移った線が濃厚。
季節の変わり目に体調を崩しがちです。
昨年は今頃に体調を崩して結膜炎になり、抗生物質の注射を受けたので、目ヤニがひどくなってきた2月末に動物病院に連れ

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「窓辺の猫」第四十ニ回 猫のこだわり

「窓辺の猫」第四十ニ回 猫のこだわり

こんにちは。
猫のくしです。
猫のブラッシングに迷いが出ています。

今年の2月。猫たちの誕生日(推定)にプレゼントに猫ブラシを買いました。
三毛のセミ猫はブラッシングが大好きで、喜んではくれました。
しかし、ゴローンと腹を出すほどの喜び方ではありませんでした。

そして、数ヶ月振りに出かけたDAISO。
110円で見つけてしまったんですよね。
以前猫に使っていたゴムブラシに似た人間用のシャンプー

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ネコイコネのHPが復旧しました🐈

ネコイコネのHPが復旧しました🐈

一般財団法人ネコイコネ – 「不幸な命をこれ以上増やさない」ために (nekoikone.jp)
助成金の申請 – 一般財団法人ネコイコネ (nekoikone.jp)

長らくご迷惑をおかけしました💦💦💦
これからもネコイコネをよろしくお願いいたします🐈

「窓辺の猫」第四十一回 猫と私は一方通行

「窓辺の猫」第四十一回 猫と私は一方通行

どうも猫に舐められている飼い主です。
一時期飼い猫二匹にキスブームがありました。
最近は飽きたらしく、お腹に乗って口を舐めてくるのではなく、足の裏や手をペロペロ舐めて起こしてくるようになりました。
私が猫の肉球を触りすぎたのかもしれません。
我が家にトンボ猫がやってきたのは2022年の8月。肉球を触らせてくれるようになったのが昨年、2023年の冬前11月終わり頃からです。
急に落ち着いてきて、ヒゲ

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「窓辺の猫」第四十回 猫旅の準備(防災対策)

「窓辺の猫」第四十回 猫旅の準備(防災対策)

花粉症の三毛猫が脱走してしまった。
飼い猫の脱走はままあることだ。年に数回くらい。
また、私の帯状疱疹も恒例化した。
今年はやけに早い。
医師の診断は受けてないが、多分そうだろうと決めつけている。
毎年違う場所にできるものなのか。

今年は肩に湿疹だ。
幸いというべきか。
今年も隣県の兄弟と家族旅行する計画がある。3月末の予定だから、今帯状疱疹ならばその頃なら体調は復調しているのではないか。
大体

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「窓辺の猫」第三十九回 弱虫女のプライド

「窓辺の猫」第三十九回 弱虫女のプライド

どうも弱虫の飼い主の弱虫です。

突然ですが、自分で自分の性格って分かりますか。
大学卒業して就職活動していた頃の事です。
「あなたの強みはなんだと思いますか?」
「自分を他のものに喩えると何だと思いますか」
あるいは、ストレートに
「あなたは自分の性格をどんな風に感じますか」とたくさん聞かれました。

春入社出来なくて、契約社員で就職できたのが7月。100社以上受けて、履歴書はそれ以上書いていま

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「窓辺の猫」第三十八回 猫とゼロ距離問題

「窓辺の猫」第三十八回 猫とゼロ距離問題

どうも猫の敷布団です。
座布団からとうとう敷布団になりました。

最近二匹の猫たちがどれだけ私とゼロ距離になれるか競ってきます。

これが恐怖です。
だってどうやら、2月の中旬あたりから花粉症の季節なのです。

私がソファに座ると膝に乗ってくる三毛のセミ猫。
セミ猫は複数のアレルギー持ちの疑惑があります。
そのセミ猫が膝に乗るたびに撫でてほしくて挨拶に鼻を私の口元に近づけてくるのです。

クシュン

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「窓辺の猫」第三十七回 100分では足りない猫

「窓辺の猫」第三十七回 100分では足りない猫

どうも毎日100分でいいから遊んでくれと猫にせがまれている飼い主です。
100分は決して少なくないと思います。
一体猫と遊ぶ時間は毎日どれくらいあれば十分なのでしょうか。

猫と私のルーティン猫は隣でごはんを食べる

毎朝5時半に猫と起きて、猫にごはんをあげて自分の朝ごはんを準備しています。
しかし、我が家のセミ猫はどうしても人間と同じタイミングでごはんを食べたがります。

三毛猫のセミ猫は202

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