ゆすん

書いたり、歌ったりしてます。 🎄https://linktr.ee/yusun45

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    おいしいごはん

    ゆすんの2ndアルバム。【収録曲】1. ダイレクト2. 好き嫌い3. 全マシ4. 匿名ベイベー5. いるよ6. 女を抱きたい7. のらりくらり8. 鏡の中のそいつ9. おいしいごはん10. 負け戦
    ¥2,000
    ごはんレコード
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最近の記事

短編小説『ええ女』

「別れよう」 「え、なんで」 「お前、女ちゃうすぎるわ」 「…は?」 「だからどっちかといったら男やねん、お前は。友達に“彼女”って紹介するのも恥ずかしいわ」 彼にそう告げられたとき、私の指に挟まれたセブンスターから一塊の灰がぽとりと床へ落ちていった。 「最初はそういうボーイッシュなところが好きやったけど、もはやボーイッシュとかちゃうねん、男やねん」 「でも男やったら付いてるもん、付いてないで?」 私はそう言いながら、「自分何言うてんねん」と思った。でも何か言わないといけない

    • 自分に甘すぎるぐらいがちょうどいい

      「自分に厳しく」という言葉を、今までの人生の中で何度聞いてきたことだろう。 学生時代に学校の先生に散々聞かされたこの言葉が、社会人になった今、生活の中で少しでも弱い自分が出てくるようなときに何度も繰り返し頭の中に鳴り響く。まるで、彼らが自分の中に住み着いてでもいるみたいに。 私が「自分に厳しく」と言われて自分に厳しくできる人間だったら良かったのだけど、残念ながら私は自分が熱中できること以外の場面で自分を追い込むことが壊滅的にできない人間で、そのうえ人に言われたことを必要以上

      • 夢と欲望

        私はびっくりするぐらい、よく夢を見る。 ほとんど毎日と言ってもいいんじゃないかというほどだ。 夢は自分の深層心理の現れだと聞くから、いつも見た夢を日記に書いておこうと思うのだけれど、毎回起きた瞬間は覚えていてもその後すぐにトイレに行っちゃったりなんかすると、途端に忘れちゃう。 起きているときの自分には到底想像もできないぐらい不思議な世界にいたことと、どんな色味が強かったとか(私の場合は視覚が強烈で、夢の中の出来事を聴覚や触覚、嗅覚で感じることはほぼほぼない)、そういうことは

        • 衝動と無気力

          私にはときどき、何もかもをぶち壊してしまいたいという衝動が不意に生まれる瞬間がある。 例えば、こういうときだ。 いつもは化粧をして行く店にすっぴんで行ったら、男性の店員に明らかにいつもと違う態度で接客されたとき、その店員に向かって「お前ごときに美醜で客への態度を変える資格はねえんだよ、この面長シャクレ鼻でか男があぁあっ!!!」と思いっきりそいつの顔面を罵倒してやりたくなる。 まだ関係が浅い人が、主に介護で生計を立てている私に対して「介護の仕事しているなんて、優しい人なん

        短編小説『ええ女』

          成長

          私は今から、髪を切りにいく。 高校3年生になって部活を引退したタイミングでショートボブにしてからは、髪を長く伸ばしたことがほとんどなかった。 だけど、一昨年の年末に今の彼と出会ってから髪を伸ばしはじめ、今ではもう鎖骨の下ぐらいまで伸びている。 そして最近、また急に髪を切りたくなってきてしまって、ついさっき、自転車で行ける距離の美容院を探して当日予約した。 この髪を切ったら私、変われるかな?なんてこと、もう考えるような年齢ではなくなった。 どうせ髪を切ったってちょっとした気分

          書くことについて

          文章を書くことは、ずっと好きだった。 高校時代から日記をつけていたし、大学時代には日本文学を専攻して、文章演習の授業で作品を発表するのが楽しくてしょうがなかった。 好きなだけじゃなくて、割と得意な方だとも思っていたし、今は長らく書いてなかった分多少衰えてはいると思うものの、少なくとも読める文章にはなっていると信じている。 だけど、私はちょっとカッコつけすぎる癖があって、自分の知識だとか、考えの高尚さ、そういうものを重視しすぎてしまい、肝心の自分の感情や感覚的なところが全く表現

          書くことについて

          継続する技術

          毎日腹筋を20回する、という目標を立てた。 今までの人生で、何回立てたか数えられないぐらい同じ目標を何回も立ててきて、ああもう私は腹筋続けられないのかなって思ってたけど、ある一つのアプリを見つけたことによって今回は希望が見えている。 「継続する技術」というアプリなのだが、これが面白くて、普通のタスク系アプリとは違って目標を一つしか立てられない。 それに立てる目標は「5分でできる最低限の目標」と定められている。なぜかというと、このアプリは「継続する技術」というタイトルの通り、

          継続する技術