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入れ替わりのひまわり
ある日、ひまわりの花言葉を知った。
花言葉は「愛慕」。
言葉どおり、愛し、慕うという意味で、
当時、まだ若かったわたしは、
愛を知らず、恋をしていて、
愛して慕うとは、なんとやわらかな愛の表現だろうと感動した。
幼い頃から、ひまわりという花は、知っていたし、
見かけると立ち止まって、親しみを込めて眺めていた。
けれど、花言葉を知ってからは、
なんというか、
より尊い存在になった
わたしの、たくさんの憧れ
憧れているものが、いくつかある。
「憧れ」とは理想とする物事や人物に強く心を惹かれること
と辞書にはあり、いわゆる「好き」と言う言葉に近いが、より自分の手に届かない、理想に対する気持ちを表現する言葉らしい。
例外なくわたしの場合も、自分が持っていないもの、あるいは持ち得ないと思われるもののお話し。
ひとつは、くりんくりんのカールヘア、柔らかい毛質で、さわるとフワッと感じるようなもの。
わ