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ひとりでできないこと。ふたりでできること。

「自分の、得意な部分を活かす」って、
とっても怖いことだと思う。

その得意な部分って、自分の唯一自信が持てる性格や特技かもしれないから、それを否定されるのって、めちゃくちゃ怖いことなんだよね。

だから逃げたくなるし、泣きたくなる夜もあるし、途端に死にたくなってくる。

僕がリーダーをしていた当初もそうだった。

自分の強みは分かっているつもりなんだけど、自分を出して、否定されるのが怖かった。

だから僕は「リーダーらしさ」という殻に閉じこもった。

「リーダーらしさ」という殻とはどんなものだろう。

会議の進行が上手い?
みんなの意見を取り入れるのが上手?
メンタルが強い?
ポジティヴシンキング?
前に立つことに怖気付かない?

みんなこういった「リーダーらしさ」という殻に閉じこもってしまう気がする。

こういった人格を身につけること=リーダー
だと、やはり思ってしまう。

だから、チームメイトでも、議論を邪魔する奴は嫌いになるし、意見を上手くまとめられる人を羨むし、ネガティヴシンキングな自分を蔑んでしまう。

「なんで議論の邪魔するの?」
「あの人ならこうやって上手く進行したかな」

共通の目標に進むチームメイトでさえ、嫌いになってしまう。ストレス。

でも、そうやって1人で頑張るのも、挑戦するのも悪くない。でも、どこかで限界を感じてしまうのだ。

自分にはこれが出来て、これはできない。

「もっとこうしたらどうなんですか?」

「いや、わかってるよ。でも直らないんだよ」

優しい人ほど、他人に言われたことを直そうとする。 そして自分をまた追い込んでしまう。


でも、最近、僕はこう思うのだ。

リーダーとは

「1人ではできないことを、2人でやろう!」

と言える人なんじゃないかと。

みんな「したいこと」がある。

みんな「成し遂げたい」ことがある。

でも「踏み出す勇気」が、本当は、1番人間にとって強敵なんじゃないでしょうか。

そこを見極めてあげるのは、めっちゃ大事なこと。

「もっとみんなこう動いてくれない?!」じゃなくて、

「めっちゃいいじゃん!ふたりでやろう!」って言える人が一緒にいるだけでも、挑戦のハードルは下がると思うんです。

でもそれは、

「自分の足りなさを認める」

ってことでもあって、

「甘えじゃないかな」
「頼りないんじゃないかな」

って思ってしまう人もいる。

でも、そんなことないよ。

一緒にやっていくことは、甘えに見えるかもしれないけど、それと同時に相手に勇気を与えてる。

そして、あなたに勇気を与えられた人は、きっと、あなたが辛い瞬間に大きな助けになってくれる。


「私」じゃなくて「私たち」に何が出来るのだろうか。

「一緒にやろう!」って言葉は、とっても簡単で、とっても難しい言葉だ。

どうか1人で抱え込まないで。

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