ゆうき/家族が増えるまで

9月5日「妊娠した」その言葉に素直に喜ぶことが出来なかった。 子育てを経験したことで現…

ゆうき/家族が増えるまで

9月5日「妊娠した」その言葉に素直に喜ぶことが出来なかった。 子育てを経験したことで現実が不安として心に襲い掛かる。 まだ時間はある。 いままでを見つめ直し、これからを明るい未来へ。 新しい生命を心から喜びたい。

最近の記事

喜びと不安。〜2回目の検診〜

今日は妻が2回目の産婦人科へ。 仕事から帰ると 「予定日は5月だったよ」 とのこと。 優しい表情だった。 少しずつ実感が湧いてくる。 5月か〜 自然と表情が穏やかになっていた。 家族の記念日がまた一つ増える。 特別な日が増えることの喜び。 みんな誕生月がバラけて、特別な月がたくさんあっていいな。 相変わらず、ご飯の用意に奔走する中でも不思議と包丁で刻むリズムは心地よかった。 見せて貰ったエコー写真には、はっきりと分かる。 たった15㎜。 先月から倍以上の成長。 1日、1

    • 妊娠初期の妻と向き合う〜臭い対策〜

      臭い対策はマスト。 よく言われることでもあるけど、 妻によると一人目のときよりも今回が酷いらしい。 その違いすら気付かずにいた自分にも反省。 以前はガソリンスタンドで1番ツラい思いをさせてしまっていた。 そこは抜かりなく。 最も気をつけるべきは食事の用意。 カレーなど臭いの強いものを作るときに悩む。 作らなければ…と言ってもレシピの限界がある。 そこで作っている間にお風呂やツラいときは寝室で休んでもらうよう提案してみる。 その時の体調に合わせて臨機応変に。 そうすれば、

      • 喜びと不安。〜子どもの成長とチョロい親の心〜

        今朝も妻の表情は、やつれていた。 仕事の時間も迫り、保育園へ送っていく私の心もどんどん余裕が無くなる。 まだ、家を出たくないとグズる子どもを連れ出そうとするが、玄関で傘を持っていくとゴネる。 外は快晴… 天気と裏腹に心はどんより… しかも、よりにもよって手に取ったのは妻の日傘… 余裕のない私は強引に奪い取る形で暴れる子どもを抱えて保育園へ向かう。 仕事が終わると、急いで子どもを迎えに。 電車では妻へ今日の気分は何か尋ねる。 つわりで苦しむ中、少しでも食べれそうなものはない

        • 妊娠初期の妻と向き合う〜気遣いとは?〜

          つわりで苦しむ妻。 1週間経ち、生活が一変した。 自分自身の弱さや不甲斐なさ、幼稚さ、底意地の悪さ、そんな負の部分の全てが溢れ出し妻を更に苦しめてしまった。 一人目のときは初めてということもあり、同じ過ちもありながらも もっと献身的になれていたと思う。 そんな自戒の念を込めて、自分自身のこれまでの反省とこれからの対策noteを 今回、子育てをしながらというのが、正直余裕を奪っていった。 この1週間を振り返りながら反省と対策を。 「大丈夫?」その後の言葉こそがほんとの気

        喜びと不安。〜2回目の検診〜

          周りが見えなくなっても、きっと誰かは見てくれてる。

          土曜から月曜まで三連休。 少しでも妻の負担が少なくなればと、 土日は実家に子どもと泊まりにいきました。 ただ、その前からの件もあり、自分の心と体は余裕がどんどん無くなっていった。 一泊して自宅に戻るとき、帰ってからの試練を思い全身が鉛のように重くなる。 妻は、同期の子たちと集まるって言ってたな… 息抜きする時間も必要だよ。 ずっとツラい思いをしてるんだから少しでも気を紛らすことが出来れば。 そんな思いと、 あれだけツラいと何も出来なかったのに、動けるじゃん… そんな最低な

          周りが見えなくなっても、きっと誰かは見てくれてる。

          母の偉大な背中。

          私の母は今年の1月に膝の手術をしました。 といっても、人工関節などではなく。 膝の中を掃除するような比較的軽い手術でした。 私も同様の手術後の方をみてきましたが、 正直、母の経過を思っていたよりも順調な回復とは言い難い状態でした。 ちょこちょこ、実家に帰るときには膝の状態をみることはありましたが、膝もですが体全体がボロボロ。 今回の連休では膝の状態も上向きになっていましたが、まだこれくらいか…やっぱり体を無理し過ぎたんだな、と実感しました。 私の年齢=頑張ってくれてい

          不安と喜び。〜明けない夜はない〜

          一睡もしなかった。 横になり、目をつぶっても泣き叫ぶ子どもの姿が浮かんでくる。 どんどん目が冴えてきてしまう。 現実逃避に撮りためていたVIVANTを鑑賞する。 ベキと乃木の過去に涙がとまらない。 子どものためになりふり構わず、ここまで自分に出来るか? 何より世間体や周囲の目を気にする自分がどこまで子どものために全て投げ売ってでも必死になれるか? ドラマの感動と先ほど起こった出来事、情けなさに涙がどんどん溢れてくる。 そんなことを思う内に外は明るくなってくる。 眠気な

          不安と喜び。〜明けない夜はない〜

          不安と喜び。〜パパとしての自信をなくした日〜

          今朝は寝坊から始まる。 妻から起こしてもらい、慌てて飛び起きる。 今日は妻は休み。 子どもも保育園を休ませ、一緒に過ごすとのこと。 大丈夫?率直な気持ちを尋ねる。 アンパンマン見せてるから大丈夫。 それを大丈夫と言うのか… その時の不安をすっかり忘れて、マッハで用意をして仕事に向かう。 だんだん仕事の終わる時間が近づくにつれて帰ってからの不安が大きくなっていく。 帰ってもご飯は用意してるわけないよな… 子どものお風呂くらい済ませてたらいいな… つい求めてしまう。 妻はツラ

          不安と喜び。〜パパとしての自信をなくした日〜

          不安と喜び。〜産まれる前から子育ては始まっている〜

          今朝も妻のつわりは酷かった。 眠い目をこすりながら起きてきた子どもの後ろで辛そうな表情。 数秒こすると子どもは目覚めバッチリ。 すぐにご飯の用意。 朝のメニューは子どもの気まぐれ。 あれはヤダ。 これはイヤ。 ヨイショと持ち上げ、冷蔵庫の前で取り出してもらう。 (朝一のこれがしんどい…) だいたい相場は決まっている。 本命、フルーツゼリー。 対抗、ヨーグルト。 大穴、ミニトマト。 この日は違った。 まさかのアンパンマンキャンディ。 飴を手にとった子どもの口から、 「ペロペ

          不安と喜び。〜産まれる前から子育ては始まっている〜

          喜びと不安。〜まずは知ること〜

          家に帰ると扉が閉まり、ガチャンと鍵の音とほぼ同時に 「パパ〜、パパおかえり〜」 と、お風呂場から聞こえてくる。 ゴメンよ、わが子よ。 やらねばならないことがある。 そう、ブリの下処理。 手を洗い、すぐに冷蔵庫から取りだすと塩をふる。 しっかり手についた水気を拭き取らないといけないのがもどかしい。 そうこうしてる間に素っ裸の子どもが突入。 忙しくなるぞ… (その間の裏側) 妻曰く、おかえりの言葉に反応がなかったので もしや聞こえなかった? と思い、急いで上がって駆けだしたみ

          喜びと不安。〜まずは知ること〜

          不安と喜び。〜思いやりののさじ加減〜

          敬老の日。 特に予定もなく、子どもと散歩しながらゆっくりとした時間を過ごす。 妻の体調は良くない。 ずっとスマホを見ながらキツそうにしている。 リビングで横たわる姿に子どもが構って構ってとちょっかい掛ける。 どんどんイラ立つ妻の姿に見ていて苦しい。 そんなところで寝てたら、そうなるよ。 頼むからそっとしてあげて。 妻と子への理不尽なイラ立ちが自分の中にも湧いてくる。 ダメだ。どんどん抑えきれない。 余計なことを言ってしまいそう。 態度にでてしまう。 やっとの思いで振り絞る

          不安と喜び。〜思いやりののさじ加減〜

          不安と喜び。

          3連休も中日、生憎の雨模様。  子どもの元気に天気なんて関係ない。 思いっきり遊べる屋内遊園地へ。 どこも考えることは一緒。 子どもたちで溢れかえっていた。 子どものお気にいりはままごとコーナー。 昔は女の子の遊びなんて言われてたけど、今のおもちゃのクオリティの前では男も女も関係ないよな。 ただ、どの遊び場も子どもたちが集まり元気いっぱい遊んでいる。 小さなお家に入っていくと、すでに台所には遊ぶ姿が。 さっきまでの笑顔がスンッと無へ。 そして子どもの表情がみるみる歪んでい

          不安と喜び。~掃除は人の本質を映しだす〜

          仕事は休み。 自分だけの時間。 珍しくズボラな自分がキッチンの水まわりの掃除をしようと思い、動きだす。 独りの頃は、ほとんど掃除をしてこなかったダメな私。 まず、何で掃除すればいいのだろう? 初手でつまずくが、何となくでやろうとする無計画さ。 シンクやコンロ周りをフキフキ。 キッチンスペースに置かれた物も片付けることなく、その間を拭う。 誰も見ていないからこその所業。 そんな私でもこれはやらなきゃダメなヤツと分かる排水口へ手を伸ばす。 パカッと開けるとゴミ受けがヤバい

          不安と喜び。~掃除は人の本質を映しだす〜

          喜びと不安。~初めは、みな天才と言うけど〜

          家に帰ると入浴中の妻と子ども。 手を洗ってるとお風呂から呼び出しが。 迎えにいくと、いつものアヒルのジョウロでお湯をバシャバシャ。 うん、今日も楽しかったんだな。 着替えは最近、“着替えさせる”から“着替える”に。 ただ、シャツを足から通そうとする困ったちゃん。 しかも、わざと。 注意しても面白がるので、たちが悪い。 あれだけ自分で、自分で、と言いながらもズボンだけ履くと飽きて大人しくシャツを着替える。 子どもあるある。 夕飯の用意をする間、妻が子どもと2歳児向けの問題

          喜びと不安。~初めは、みな天才と言うけど〜

          喜びと不安。〜10日目〜

          まだ子どもは微熱気味。 元々、妻は休みだったが午後から産婦人科の予定のため、朝一で職場に相談し午後から休みを貰う。 こういうときは今の職場に感謝です。 仕事が終わり自宅に着くとオムツ1丁でワァーとお出迎え。 よかった、元気だ。 熱も午前中はなかったみたい。 いきなり帰ってきた私に「何で!?」という顔からの遊ぼ、遊ぼ、とハイテンション。 一緒にお絵描き。 アンパンマン、バイキンマンと交互にリクエスト。 書いては消されるアンパンマン、書いては消されるバイキンマン。 ここは賽の

          喜びと不安。〜10日目〜

          喜びと不安〜9日目〜

          仕事が終わり妻からラインが。 「○○ちゃん、熱でた」 最近、お腹の調子が悪かったり、朝も微熱が続いていた。 仕方ないよな。頑張ったね。 夕飯の材料とゼリーを買って急いで帰る。 扉を開けた途端、 「パパ〜、パパだ~」いつもの1.3倍増しのテンションで目をパチクリさせた、お風呂上がりの半裸の子どもがひょっこり目に入る。 大体、熱が出るときはテンションがハイになるか、不機嫌になる。 妻へ大丈夫か聞くと「38,6℃」 キツい中、よく頑張ったね。 急いでご飯の用意。 するとハイだっ

          喜びと不安〜9日目〜