記事一覧

【短編小説】嘘をついてもいい日なら

 春の日の、目の奥にちらちらとした刺激を与えてくる夕日に向かって歩いている。大通りから横道に入って歩道のない住宅街の中の道まで来たけど、あたしの家はまだ遠い。 …

zakuro9715
1か月前
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Cities skylines II: 開発者モード

開発者モードの有効化とか便利な使い方とか。 Getting Started使用は自己責任で 開発者モードや Unity の特性を考えると致命的なデータ破損は起こらないと思われるが、当…

zakuro9715
5か月前
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Cities skylines II: 攻略Tips

Cities Sktlines II の個人的メモです。 リンク集 立体交差・IC wikipedia が参考になる。ドイツ語は図付きで異常に詳しい。 交差の高さについて 道路: 8.75m 鉄道: …

zakuro9715
5か月前
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「君たちはどう生きるか」

この映画を観終わった私は、もやもやとした得体のしれない気持ちにさせられていた。 そのときは、感想を書ける気がしないと思った。 だけど、少し経って、感想を書きたい…

zakuro9715
9か月前
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『Based on a True Story』

自分のことを好きなだけ話す Advent Calendar 2022の22日目の記事です。 この文章は小説の『Based on a true story』と対になるものとして書かれています。小説として書い…

zakuro9715
1年前
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未踏に採択されるための戦略

2021年度未踏事業に「シェルスクリプトへのコンパイルを行う静的型付けスクリプト言語の開発」というテーマで採択されました。 未踏は若手のIT人材の登竜門であり、憧れの…

zakuro9715
2年前
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創作と黒歴史の話

作詞少女という本には、主人公が詩を綴ったノートをクラスメートに馬鹿にされ、ゴミ箱に捨ててしまうというエピソードがある。 創作をしたことがあれば、誰もが少しは思い…

zakuro9715
6年前
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娯楽的プログラミングを夢見て

モノローグ「役に立たないプログラミングがしたい」 高専時代、親しい同年代のプログラマたちに、幾度となく口にしたことを覚えている。 インターネットで儲かった人がい…

zakuro9715
6年前
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【短編小説】嘘をついてもいい日なら

【短編小説】嘘をついてもいい日なら

 春の日の、目の奥にちらちらとした刺激を与えてくる夕日に向かって歩いている。大通りから横道に入って歩道のない住宅街の中の道まで来たけど、あたしの家はまだ遠い。

 あたしの隣、少し前をカレが歩いている。あたしよりずっと背の低いカレは小学生くらいの背格好の男の子で、あたしの通っていた小学校の制服とは違う真っ黒の姿。ランドセルを背負っていたりはしない。そんな小さなカレだけど、いつも少し前ここの場所であ

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Cities skylines II: 開発者モード

開発者モードの有効化とか便利な使い方とか。

Getting Started使用は自己責任で

開発者モードや Unity の特性を考えると致命的なデータ破損は起こらないと思われるが、当然 QA の範囲外なのでバグが出る可能性はそれなりにある。

-developerMode を起動オプションにつけると有効化(Steam の場合、設定アイコン→プロパティ→一般)

debug ui と addob

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Cities skylines II: 攻略Tips

Cities Sktlines II の個人的メモです。

リンク集

立体交差・IC

wikipedia が参考になる。ドイツ語は図付きで異常に詳しい。

交差の高さについて

道路: 8.75m

鉄道: 8.75m

水路: 40m+α。アップデートで橋脚間隔が狭くなったため、小は跨げるが中は吊り橋っぽい橋を使う櫃夜つあり。そして鉄道系にはそれがない

駐車場を探す挙動

駐車場が満車でも

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「君たちはどう生きるか」

この映画を観終わった私は、もやもやとした得体のしれない気持ちにさせられていた。

そのときは、感想を書ける気がしないと思った。

だけど、少し経って、感想を書きたいと思い始めていた。おそらく宮崎駿の人生の集大成としてこの作品を公開したことに対して、私は言語化できない感想を無理やり言語化して、下手で歪んで間違っていて全然違うっていうそんな感想を、書きたいと思った。

これから、感想を書いていく。具体

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『Based on a True Story』

自分のことを好きなだけ話す Advent Calendar 2022の22日目の記事です。

この文章は小説の『Based on a true story』と対になるものとして書かれています。小説として書いたものに対して、こちらは演出を減らした文章です。小説の方はシリーズとして今後も書いていくので、是非そちらも読んでください。

本文:

シリーズ:

ここのところ、ブログなどで自分の気持ちを書く

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未踏に採択されるための戦略

2021年度未踏事業に「シェルスクリプトへのコンパイルを行う静的型付けスクリプト言語の開発」というテーマで採択されました。

未踏は若手のIT人材の登竜門であり、憧れの対象の一つでもあります。私も未踏に憧れを持っていた一人でもあります。

もちろん、その分採択へのハードルは非常に高いものがあります。ただ、未踏には独特の採択傾向があり、そのための戦略というのが間違いなく存在すると考えています。

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創作と黒歴史の話

作詞少女という本には、主人公が詩を綴ったノートをクラスメートに馬鹿にされ、ゴミ箱に捨ててしまうというエピソードがある。

創作をしたことがあれば、誰もが少しは思い当たるところがあるだろう。

人は、過去の自分が創った作品を恥ずかしいと思ってしまう。それは、作品を通して過去の自分の考え方を思い出したり、技術的に稚拙だったりと、いろいろな理由があってのことだろう。恥ずかしいと思ってしまうことは仕方ない

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娯楽的プログラミングを夢見て

モノローグ「役に立たないプログラミングがしたい」

高専時代、親しい同年代のプログラマたちに、幾度となく口にしたことを覚えている。

インターネットで儲かった人がいる。彼らが開発したツールを使って儲かった人もいる。自動化で過重労働から開放された人もいれば、それで職を失う人がいる。プログラミング技術と、1つのアイデア。それだけで、世界を変えた人がいる。日本を少し変えて大儲けした人なら、たくさんいる。

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