まつむらnote

アメリカ人と国際結婚し、アメリカ在住8年。7歳と5歳の二児の母。家族と一緒に暮らすこと…

まつむらnote

アメリカ人と国際結婚し、アメリカ在住8年。7歳と5歳の二児の母。家族と一緒に暮らすことを優先し、2020年に国家公務員を辞め、フリーランス(ライター)へ転向。昔から海外志向で、アメリカ以外には中国滞在歴7年。趣味:ピアノ、ブラジリアン柔術。ものキャン7期受講。

マガジン

  • 66日ライティング×ランニング

    • 2,678本

    書く習慣をつけたい、何かあたらしいことに挑戦したいみなさん、66日間、毎日投稿をしてみませんか? ※ 参加はいつでも可能です。その日から66日連続で投稿しましょう。   300字以上を目安に。字数のハードルは強制的にもうけません。   今すでに毎日投稿をしている人でも、これから始める人も、不定期投稿な人でも、もちろん、放課後ライティング倶楽部に入っていない人でも、だれでも参加可能です。文章力をつけたい人はぜひ。   ただし! 1日でも書けなかったら追放します。

  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

    • 28,890本

    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

  • 育児note

    育児の中で得た気付きや、日々の出来事などを書いた記事を集めました。

  • 紹介してもらって嬉しかった記事

    誰かに記事を紹介してもらうのは、いつだって嬉しい。後で何回も読み返したいので、マガジンにまとめておきます。

  • アメリカ生活note

最近の記事

  • 固定された記事

子どもにビジネスのイロハを授けたら、息子が学校で起業した話

最初に断っておくと、わたしはビジネス初心者です。 新卒以来働いていたのは政府機関。ビジネスとは縁遠い世界で生きてきました。 そんなわたしが、少し前に、子どもたち(7歳、5歳)にビジネスについて話をしたことがありました。 どうしてそんな話をしたかというと、我が家の子どもたちは、パパとママがOKさえすれば、ほしいものは無限に手に入ると思っている節があって。それが気になったのです。 アメリカでは、ほぼキャッシュレスで買い物をするので、子どもたちは、お金のやりとりを目にする機

    • 歯の妖精の来訪を断ることにした話

      周りの友達が一人また一人と歯が抜けて、大人の歯に生え変わっていくのに、ボクの歯はまだ一本も抜けない。 7歳の息子は、この数年にわたり、こんな心のつっかえを抱え続けてきた。そうとはっきり口にしていたわけではない。でも、息子の言葉の端々や、ふとした表情の翳りから、わたしは息子の心のうちにある影を何度も垣間見てきた。 息子は同年齢の子どもと並ぶと、際立つほどに小柄である。クラスで一番大きいこと隣り合わせに立つと、背が頭一個分ほど違う。 成長がゆっくりな分、歯が抜けるタイミング

      • たまごの黄身発射事件

        人生には、事件がつきもの――。 先日、ライラン仲間である彩夏さんが、「うどん発射未遂」なる記事を発表されました。 (ライランとは、「66日ライティング×ランニング」。ヤスさん主催の66日間毎日投稿をする企画です。) もうタイトルからして気になります。 いちゃいちゃする高校生カップルに、最高レベルのすすりを見せつけようと意気込んだ彩夏さん。でも、最初の一すすりで、天かすがのどにヒットするという痛恨のミス。でも、すんでのところでうどんの発射は食い止められました。 まるで

        • これまでの引越しの回数を数えてみた

          あなたは、人生で何回引越しをしたことがありますか。 わたしは、いまはここアメリカで、終の棲家のつもりで購入した一軒家に腰を据えて住んでいます。でも、振り返ってみると、これまで引っ越しの多い半生を生きてきました。 この家に引っ越してきたときに、ふと思いついて数えてみたのです。今回が何回目の引越しだったのだろう、と。 引越しをテーマに、人生を早回しで振り返りながら、あの時、この時…と指折り数えてみました。すると、19回目の引越しだったことがわかりました。40代で19回。移動

        • 固定された記事

        子どもにビジネスのイロハを授けたら、息子が学校で起業した話

        マガジン

        • 66日ライティング×ランニング
          2,678本
        • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン
          28,890本
        • 育児note
          46本
        • 紹介してもらって嬉しかった記事
          10本
        • アメリカ生活note
          40本
        • 書くnote
          18本

        記事

          ディズニーの歌に、思わず泣きそうになった理由

          「この歌、柔術のことを言ってるね」 娘が、不意にわたしを振り返って言った。アレクサからは、ディズニー・ヒット曲のプレイリストがかかっていた。娘は、アレクサの画面に映る歌詞を目で追いながら、その曲を熱心に聴いていた。 ディズニーの曲が柔術のことを歌ってる?? わたしの耳にも馴染みのある曲だけど、そんな歌詞だったけと思いながら、食事の片付けをする手を止めて、娘と一緒にスクリーンに目を凝らした。 ディズニー映画『ズートピア』の主題歌である『Try Everything』。日

          ディズニーの歌に、思わず泣きそうになった理由

          書くときの悩みーー構成力

          今日はもう書けない気がしている。 さっきから書いては下書きに入れ、書いては下書きに入れ(消すのがもったいない)、という作業を繰り返している。文字数だけでいうと、もう3日分くらい書いているんだけど。 わたしが一人で右往左往している間に、ざあっと豪雨がやってきて、しばらく降り続いた後にぴたりと止み、いまはさんさんと陽が差している。窓の外では、こんなちょっとした起承転結のストーリーが一巡したというのに、わたしのnoteはいっこうに形にならない。誰か助けて。 書けない日にどうや

          書くときの悩みーー構成力

          ふつつか者の概念を捨てた日

          わたしの人生では、大事な日はいつも雨が降ります。降らないときももちろんありますが、雨が降って「やっぱり雨だ」と思うことがよくあります。 夫にプロポーズされた日も、雨が降っていました。六本木ヒルズの階段でした。プロポーズするなら雨の日にしてね、なんて申し合わせたわけでは、もちろんありません。結果として雨が降っていました。二人で傘をさして歩いている途中の、階段の踊り場でした。 書きながら気づいたのですが、もしかしたら、夫も雨の種族なのかもしれません。今度聞いてみます。もし彼も

          ふつつか者の概念を捨てた日

          海外在住者の目に映った日本 ここが気になった

          我が家はアメリカに住んでいるのですが、今年の夏は、子どもたちを連れて日本へ帰る予定にしています。ちょっと気が早いですが、いまからワクワクしています。 昨年の夏も、日本へ帰省しました。コロナ禍以来、実に4年ぶりの日本でした。海外生活は、通算すると15年くらいになりますが、4年も日本を離れたのは、このときだけです。 4年というのは、日々慌ただしく過ごすうちにあっという間に過ぎますが、そこそこまとまった時間でもあります。 実は、今日は何を書こうかと下書きを物色していたら、昨年

          海外在住者の目に映った日本 ここが気になった

          大事な日はいつも雨が降る

          朝から雨が降っている。しとしとと一日中降っている。最近は、すっかり半袖で過ごしていたのに、また長袖の上にもう一枚はおりたいような肌寒さが戻ってきた。 最近、週末に限って雨が降ることが多い。数時間ざあっと降ってピタリと止むような一時雨ならいいけれど、一日中降られると、どうしても家の中で過ごす時間が多くなってしまうので、ちょっとがっかりする。 振り返ってみれば、わたしのこれまでの人生において、大事なときに雨が降ることが多かった。 小学校の林間学校、卒業旅行、卒業式はことごと

          大事な日はいつも雨が降る

          大人げなく、5歳に本気でツッコんでしまった話

          子どもたちが寝る前、我が家では、夫が本を読み聞かせることになっている。 以前は、息子と娘に同じ本を一緒に読んでいたが、いつからか、一人ずつそれぞれに本を読むようになった。息子と娘の読む本のレベルが変わってきたし、物語の嗜好にも違いが出てきたからである。 息子は冒険ものが好きだ。ドラゴンやナイトが出てきて、戦いながら問題を解決していくような話。娘は、やはり女の子が主人公のものや、ネコやウサギのようなかわいい動物が出てくる物語が好きらしい。 読む順番は、寝る支度が早くできた

          大人げなく、5歳に本気でツッコんでしまった話

          【アメリカ飯】サンドイッチは軽食なのか?

          勝手にシリーズ化しているアメリカ飯です。 初回はチーズバーガーについて書きました。わたしが、アメリカに来て最も衝撃を受けた食べもの。アメリカが誇る、得意料理中の得意料理。 今日はそのチーズバーガーのいとこ的存在である、サンドイッチについて紹介します。食文化という切り口から、アメリカの一面を知って楽しんでいただけると本望です。 はじめにわたしは日本生まれ、日本育ちです。 サンドイッチといえば、こういう常識あるサイズで、片手でつまんではむっと口にするものだと思っていました

          【アメリカ飯】サンドイッチは軽食なのか?

          【インタビュー記事】やり抜く力をもつために必要なこと

          いい習慣を身につけたいのに、なかなか定着しない。 自分で決めた目標なのに、途中で挫折してしまう。 最初は頑張れるのに、やり抜く力が足りない。 こんな悩みを抱えている人は、世の中にどれくらいいるでしょうか。 これは、最近のわたしにも当てはまります。決めたことでちゃんと続けられているのは、毎日投稿くらいです。これは、ちょっと大変ですが、好きだから続いています。 いまも、目標にしていたあることが、自らの手で破られつつあります。やり抜く力が足りないと感じます。わたしは、自分で決

          【インタビュー記事】やり抜く力をもつために必要なこと

          わたしだからこそできること

          いま、わたしは子どもにピアノを教える仕事をしています。 ピアノを習い始めたのは4歳のときでした。仲の良かった友達が始めたのを聞いて、「わたしもやりたい」と言ったのが始まりでした。 最初は楽しかったのです。赤バイエルをやって黄バイエルをやって。少しずつパワーアップしていくゲームのようでした。 でも、次第に難易度が上がってくると、孤独な修行になってきます。毎日の練習が苦になり、だんだんレッスンに通うのも嫌になっていきました。年端のいかない子どもに、歯を食いしばるタイプの修行

          わたしだからこそできること

          春はあけぼの。そしてタケノコ。

          昨日、夜7時を過ぎたころ、玄関のチャイムが鳴りました。 こんな時間に人が来るのは珍しい。誰だろうと思って出ると、お隣の奥さんがにこにこ顔で立っていました。 「これ、おすそ分けしようと思って。」 と言って、持っていた紙袋をぐいと差し出しました。ずしりと重みのあるその袋の中には、タケノコが入っていました。たくさん。ざっと見積もって、20本くらいはあるかという量です。 「あ、ありがとう!でも、これはさすがに多すぎるわ」 わたしはタケノコが好きです。それに、アジア系スーパー

          春はあけぼの。そしてタケノコ。

          振り込め詐欺に遭った話

          先日、この記事を拝見して、ものすごく同情してしまいました。それと同時に、わたしの恥ずべき過去を思い出しました。 振り込め詐欺。他人の話を聞くと、騙す側の手口があからさまなほどはっきり見えるから、なぜそんなのにひっかかちゃうんだろう?と疑問に思う人もいるかもしれません。でも、自分が当事者になったとき、驚くほど自然に相手の世界に引きずり込まれてしまうものです。 もうずいぶん前の話です。わたしは海外赴任をして中国にいました。 ある日、体調を崩して仕事を休み、家で静かに寝ていま

          振り込め詐欺に遭った話

          ペットを飼うことになってしまった

          数日前、学校から帰ってきた息子が、近所に住むケイトのところへ遊びに行きたかったと言い出した。しょんぼりした様子で、ちょっと恨めしそうな目をしてわたしを見ている。 息子がケイトの家に遊びに行きたかった理由は、聞かなくてもわかる。ケイトが飼っているウサギの赤ちゃんを触らせてほしかったからだ。 ケイトは、2週間ほど前に、おばあちゃんからサプライズでウサギの赤ちゃんを譲ってもらったとか。よっぽど嬉しかったのだろう。ケイトは、会う人みんなに、新しくウサギが家族に加わったことを話して

          ペットを飼うことになってしまった