吉村ジョナサン(作家)

教育や心理学を中心に、日々の雑感を綴っていきます。 【連載中】「こころの処方箋」を読む…

吉村ジョナサン(作家)

教育や心理学を中心に、日々の雑感を綴っていきます。 【連載中】「こころの処方箋」を読む【公式LINE】https://lin.ee/QmxvVkS 【公式サイト】https://sites.google.com/yoshimuraart.com/home

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宮嶋勲「最後はなぜかうまくいくイタリア人」一言感想文

本屋でふと見かけて、直観的に選んだ本である。 イタリアにもイタリア人にも、これといった縁はない。イタリア料理にもイタリアのオペラにもそれほど関心はない。それなのに、なぜ興味を持ったのか。 帯には「人生の醍醐味は、寄り道にあり」「いつも仕事し、いつもサボる」 「空気は読んだことがない」とあり、これらに惹かれたのかもしれない。 「仕事の時間」と「私の時間」は幸せに溶け合っているフルタイムで働いてきた中で大事だと学んだのは、「仕事の時間」と「私の時間」を切り分けることだった。

    • ラ・フォル・ジュルネ東京2024

      ラ・フォル・ジュルネ東京は、毎年GWの3日間に東京の丸の内で開かれる音楽イベントである。東京国際フォーラムを中心に、丸の内のさまざまな場所でクラシックの演奏を楽しむことができる。 僕はずっとこのイベントに憧れて、いつか行きたいと思っていた。そして、ようやく昨年度から参加することができている。 今年はこんな日程で楽しんだ。 5月5日(日)最終日 10:15-11:00 「キッズのためのオーケストラ・コンサート 踊れや日本の心、オーケストラと共に!」群馬交響楽団、横山奏、

      • 積極的昼夜逆転

        はたしてどこまでが病理なのか。 フルタイムの中、休日をひたすら寝て過ごすことが多かった。それが、今は週に数日訪れている。当然それは不快感をともなうものだが、比較的深夜に気持ちが和らぐのを感じる。それは今に始まったことではないけれど、もう少し深夜の時間を肯定してはどうだろうか。 とにかく寝床から起きられない日はあるものの、それで明確に不都合は生じていない。フルタイムの中では休日に、それ以外では用事のないときに、それは発動されていた。生活上に明確に不利益が生じていないという点

        • 夢分析

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        宮嶋勲「最後はなぜかうまくいくイタリア人」一言感想文

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          R.I.P.の前に

          有名な人が亡くなるたびに、もやもやすることがある。 僕はつねづね、「推しは推せるうちに推せ」という姿勢を取っている。 自分が応援したい人がいるときに、その人のためになることを表立ってしていこう、そしてできる限り本人に応援の気持ちを伝えよう、という姿勢である。 人の命は短い。そして、アーティストやクリエイターの活動時期はそれよりも短い。だから、その活動をリアルタイムに応援できる時期は限られている。その少ない時期に、できる限りの応援をすることが大切だと思っている。 もちろ

          白い髭

          アラフォーということもあり、もちろん白髪は少しずつ出てきているのだが、最近新たに発見したのが、髭の白髪だった。 基本的に髭がほとんど生えない体質なのだが、たまに気まぐれに髭を伸ばしてみることがある。 最近もちょっと伸ばてみているのだが、気がつくと口元の一部が白くなっていた。ぱっと見ると肌がそこだけ白くなったようにも見えるのだが、そうではなかった。その一区画、ほんの一平方センチメートルに過ぎないひと区画が、白くなっていた。それは、白い髭だった。 これは伸ばしていなければ、

          通崎睦美さんの「木琴」

          通崎睦美さんの『今、甦る!木琴デイズ』が20回を迎える。 通崎睦美さんは、「木琴奏者」である。 今の時代、木琴といえば「マリンバ」を指す。木琴には大きく、主に高い音で硬い音で響く「シロフォン」と、主に低い音で柔らかい音で響く「マリンバ」とがある。 今の芸大・音大の打楽器専攻で、鍵盤を専門とするといったら、基本的に「マリンバ」が思い浮かぶ。マリンバは音域が広く、同時に鳴らせる音も4~6と多いため、編曲もオリジナルも独奏で演奏しやすい。また、アンサンブルで演奏するにも、他の

          通崎睦美さんの「木琴」

          夜景写真

          僕はどうやら夜景に惹かれるようで、夜景の写真をよく撮っている。 わざわざ撮りに行くことはないのだけれど、どこかに向かう途中に、魅力的な光景があると、そこでシャッターを切る(スマホの)。 魅力的な光景というのは刹那的なもので、一歩その場から動いただけで、全く違ったものになってしまう。 もちろん、太陽や雲が動いて、光の当たり方が変わってしまうこともある。 だから、なるべく美しいと思った瞬間に、即シャッターを切るようにしている。なるべく動かず、その構図を切り取ろうとする。

          筋肉痛

          久しぶりに筋肉痛というものを味わっている。 一応、チョコザップを利用して3週目くらいにはなっているのだけれど、毎回毎回ゆるゆるとしているので、筋肉痛にはなりようがないと思っていた。ときにはマッサージチェアくらいしか利用していないような日もあるのだ。 しかし、先日は初めて足の筋トレをした。アブなんちゃらというやつで、腰を内ももを鍛えた。鍛えたといっても、ちょっと動かしただけだ。重量をかけて歯を食いしばってやったわけではない。 その筋肉痛がきている。内ももがちゃんと痛い。

          チョコレート

          ガトーショコラ専門店に行ってきた。端的に言えば、チョコレート専門店である。 僕はチョコレートパフェを頼んだのだけれど、一つひとつが複雑な味をしていて、ひとくちでいろんな風味を感じることができた。 小さいころから甘いものは好きだったけれど、どちらかというとフルーツの甘みが好きで、メロンを皮のギリギリまで食べていた。 今思うと、水分を欲していたのではないかとも思う。幼い頃から熟した甘い蜜の詰まったリンゴに慣れていたからかもしれない。おいしい果物に恵まれていた。 それが、大

          Google広告の「コンバージョンID・コンバージョンラベル」はどこで確認できるの?(2024年5月現在)

          1.記事の目的とてもピンポイントな記事ですが、記録として残しておきます。 Google広告を利用する上で、Googleタグを利用することが多いと思います。 そのときに必要になるのが、「コンバージョンID・コンバージョンラベル」です。 仕様が変わり、これをどこで確認できるのかがわかりにくくなっているようです。(2024年5月現在) そこで、その場所についてご紹介します。 2.確認できる場所確認できる場所は以下の通りです。 ① Google広告の左端のアイコン「目標」

          Google広告の「コンバージョンID・コンバージョンラベル」はどこで確認できるの?(2024年5月現在)

          柔軟剤の香り

          うちの父は、柔軟剤を使っていなかった。 最近でこそ、柔軟剤を導入しているようだが、ずっと使っていなかったらしい。我が家では小さいころから家事は主に父親がやっていたのだが、おそらく私が幼いころから柔軟剤は使っていなかったのだろう。 田中(2015)によると、柔軟剤の歴史は意外に古く、1960年代には登場して いたらしい。 しかし、香りに注目されてきたのは2000年以降のことのようである。確かに、子どもの頃はあまり柔軟剤を意識したことはなかった。 私が一人暮らしを始めたの

          耳掃除

          やめたほうがいいのにやめられないランキング第一位が、「耳掃除」です。 耳掃除って、どうやら必要ないらしくて、そのまま放っておいても自然と外に出ていくんだとか。だから、せめて外耳を拭くくらいで、少なくとも穴の中に綿棒を突っ込んだりする必要はないらしい。 耳の中を負傷したときに、耳鼻科に行ったら、それこそ「絶対に耳掃除をするな」と言われた。そう、これが正解なのだ。 しかし、どうにもやめられない。わかっているのだ。そんなに頻繁にしなくても問題ないし、むしろしない方がいいのだと

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          「社会を変える」と「生きる」の両立

          なんで自分が思い通りに生きられないのか。その原因を社会に求めることは健全だと思う。 自分の過失を認めず、自分の至らなさを反省しないことを恐れ、自分の辛さを社会のせいにすることは、はばかられるかもしれない。しかし、たぶん社会のせいなのだ。多くの辛さは、社会のせいなのだ。だんだんと、そう思えるようになってきた。 僕だって、十分な収入と健康的な生活の中で、企業の中で一生懸命働くという道があるのであれば、それほど良いことはなかったと思う。しかし残念ながら、そのようなご縁はなかった

          「社会を変える」と「生きる」の両立