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3月は、1996年度のまとめの時期でもある その1

《3月5日(火)》 焼き物に釉薬を塗る

 長く続けている焼き物が、完全に乾燥したみたいだ。2月に作った箸置きやマグカップが、板とブロックの棚にたくさん並んでいる。動物や葉っぱのお皿もある。朝から、釉薬の濃度の調整をしたので、今日から釉薬を塗り 始めることにした。

 「好きなもの遊び」をやめて、皆で釉薬を塗った。始めは「どうなることやら」と心配した。つけ過ぎたり、バケツの中に作品を落としたりと色々あった。しかし、 どんなことでも そうだが、 何回もすると上手になるもんだ。

 益田君は、乾燥の途中で作品が沢山割れてしまっていた。たたらを作るときに、空気が入ったのだろうか?作品をゴミ箱に捨てながら、涙ぐんでいた。陶芸家、気分。

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【解説】1995年度の12月から、堀克己さんの本(下記を【参考】)などを参考にして、取り組んだ焼き物工作が、今年度になってもまだ流行っていました。
 1995年度は七輪と炭で焼いたいましたが、今年度は釉薬を使うことにし。ました。そこで、近所の公民館に併設されていた陶芸クラブの電気釜を借してもらうことにしました。

 およその作り方は、次のようです。詳しくは、当時、西北先生が書いてくれた記事をコピーして載せておきます。

  ・信楽粘土を板の上で、砂袋で叩く
  ・空気の山ができたら、針で空気を抜く
  ・たたら板を使って綿棒で「たたら」を作る
  ・その上に型紙をおいて、針で部品を切り抜く
  ・それを、針で筋を付け水で張り合わせて完成
  ・風当たりのいいところで乾燥
  ・釉薬を塗る
  ・電気釜で焼く

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焼き物の作り方










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