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トラブルと決断の《甲州街道日記》 その1

  いつもの「6歳までの子育て」の話をお休みして、個人の話を書きます。旅行を沢山する(日帰りも合わせると年に30回は、旅に出ます)のですが、記録したことがないので一度書いてみようと思い立ちました。

 普通の街道歩きの記事は、整然としています。歩いた順に記事があり、出てくる歴史的建造物等の詳しい解説があり、著者が撮ってきた素晴らしい写真があるからです。これから書く私の街道歩きの記事は、雑然としています。歩いた順に自分がぶち当たったとトラブルについて書き、歴史的建造物など見ている暇もなく解決にを追われ、写真など数枚しか撮っていないからです(使っている写真は、ほとんどネットからの借用ということです)。

 それでも、記録して残しておこうという気になったので、何回に分けて連載します(年末に閑話旅題と書いた、あの旅行です。その時、歩いたのは、下諏訪から甲府まです)但し、半年も前のことで忘れていることもあるので、そこは想像で補っています(出てくる場所や施設は100%本物ですが、書かれている内容は限りなく真実に近い100%作りものだと考えて下さい)。つまり、一部架空の街道歩きなので『土佐日記』に倣って《甲州街道日記》としています。(そんなこと、誰が気付くか!ということですよね。ちなみに、土佐日記は、紀貫之が女のフリをして書いた架空の日記と習いました。本当???)

土佐日記 国宝です!

Ⅰ. 12月26日(月)-1

 初日は、朝大阪の家を8時に出発。去年、スバル・インプレッサ・スポーツSTIに買い替えたので、高速道路の運転が格段に楽になりました。自動運転がついているからです。アクセルは100%、ハンドルは60%ほど車に任せっきりです。
 12時頃には、諏訪湖に到着しました。ここまでは、順調です。トラブルの気配はありません。昼ご飯は、前もって調べていたので、次の3つから選びます。
 ・腹を満たすための『トンカツ丸』
 ・天竜川からうなぎが多く渡って来る諏訪湖なので『うな富』   
 ・長野といえばやはり蕎麦処なので『蕎麦屋 みのり』
 
 甲州街道を歩くのだから、江戸情緒を出すため『うな富』に決定(うなぎで江戸情緒が出るエビデンス馬ありませんが…)。早速、ナビを入れて店へ。すると、本日初めてのトラブルです。店の向かいの駐車場が3台分しかなく、すでに満車でした。
 決断です。違法駐車のまま食べるか、それか駐車場を探しに行くか?駐車場を探すことに決定しましたが、有名店なので込む店のが心配。そこで、整理券を配っている店員さん頼んで先に、整理券をもらった。7番だった。店員さん曰く「呼んでもおられませんでしたら、無効になります」ええ。それは焦る。早速、駐車場探し。

知らないおばさんが映り込んだ、うな富

 車で駐車場を探したことがある人なら分かるが、普段はたくさん見る駐車場だが、いざ探すとなかなかない。焦る。右に曲がり、まっすぐ行くがない。汗が出てくる。大通りに出た。あった。何もない未舗装の広場に、汚い看板が出ていた。「駐車料金1時間500円。料金は、隣のイマイ理容美容室へ」と書いてある。
 とにかく、整理券は7番目だ。「なんじゃこれ」と思いながらも理髪店に飛び込む。客の散髪の仕事をこなしてもらいながら、料金の説明を受けた。うわの空で聞いて、駐車券を奥さんから受けて取り「うな富」へ。なんと、知らない間に1キロくらい離れていた(車って便利だが、恐ろしい)。少し走ったので「うな富」に着いたら汗だくで、やや吐き気が…。まだ、整理番号6番の人が待っていた。助かった。一番最後の人は整理番号17番だった。やはり、整理券をもらっておく決断は、成功した。

 汗と動悸が収まった頃、やっとうな重を食べることができた。「ご飯に汁をかけないでください」とお願いしたら、快くお願いを聞いてくださった(私は、白ごはんにうなぎのタレがかかっているのが嫌いなんです)。

うな重。汁少なめ!

 うなぎを食べ終わって、イマイ理容美容室で料金を払って出発。すると、出発して100メール程行った左手に、立派な観光駐車場があった。料金は、ほぼ同じだが、なんとなく嫌な気分になった。 

昔は無料だったが、現在は有料!

 その2に続く(記事ができたら、時々掲載します)

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