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異性の性別行動「ジェンダーバリアンス」についてと脳の性分化

至らぬ所が多いですので、専門家からの指摘大歓迎です。念を入れますと、「インターセックス」「半陰陽」タグは性分化疾患とは関りがなく、単に多くの方に読んでいただくための物であることは前置きしておきます。

2022/6/23 国際水泳連盟の動きなど加筆。

ピルとのつきあい方氏のツイートで、興味深いリンクが張られていたのでメモメモ。

公益社団法人 日本小児保健協会 小児保健協会オンラインジャーナル(隔月刊) (med-all.net)

こちらの『脳の性分化, 性差の研究について』って論文みたい。興味深いですね。

0310-0318.pdf (med-all.net)

読み進めていくと興味深い興味深い……CAH(21水酸化酵素欠損による先天性副腎皮質過形成症)の小児は伝統的なジェンダーロールで「男性的」とされる振る舞いをするとか、完全型アンドロゲン不応症の患者の性同一性(性自認って元のテクストでは書いてるけど、性同一性とした方が良さげ)は完全に女性で、性的指向は男性だとか。先ほどのツイートの方も言っていますけど、研究の進歩でホルモンによる脳の分化ってのがだんだんと解明されつつあって(性同一性障害は脳が反対方向に分化するとされている)、段々とTGismは退潮していくだろう(実際にイギリスではそうなりつつある。「生物学的性別での区分は合法」ーイギリスの新しいスポーツガイドライン - What is transgender? (what-is-trans.hacca.jp)ってのが、るりこさんの立場(私この人に手紙送ったはず。この方の中の人の名前を実は知っています)。

私自身の考えを述べると、ジェンダーだっていうけど、男はサッカー⚽だったりかっこいいとか、女は可愛いとかっていうのを古典的なジェンダーだという人いるけど(実際に行政なんかはそう)、この論文でもあるように「性的指向」と「性自認(原文ママとする)」は振れ幅が大きいけど、子供の遊び、男児・女児ごとの玩具への関心(男の子は車とか、女の子は人形とかそういうやつね)は性的指向と性自認と比べると振れ幅は少ない。
ここら辺は世界各国どこに行っても大体同じなのと(サッカーファンってどこの国でも大体男性だしね。念の為言っておくと料理や洗濯が「女性のもの」となったのは近代以後)、あと椎名のツイッターなんかを見た人は、私のことをTERFじゃないかと思った人もいるだろうけど、実際はそういうツイートも参考の為にRTするけど、全然違ってて、私はこの手の人たちの「売春反対」の主張には賛同できない上に、自分の体験談のみで物事言ってると思っているから嫌い。かといって、TRAの人たちも「彼らは男らしさが残る体のまま、女湯に入れろとか言うけれども、それ、ただ単にスケベな男性の願望じゃないの?」「どう見てもたちの悪い女好きの男です。本当にありがとうございました。」って思うし、「男は女子トイレ入るな」ってのもまあそうなんだけど、あれも一般的な女性にしたら不快でたまらないし、恐怖だろうなー、とは感じます。私?元々私は、女性であるにもかかわらず解剖学的女性の恐怖は解りにくいので……。これも現時点では未知の、ある種の性分化疾患なんだろうなぁ。


ところでこの論文のジェンダーバリアンス/バライアンスって概念が気になった。

思春期前小児の数パーセントが,正常な発達過程で
ある性同一性や性的役割に対する探求の一環として,
一時的に異性になりたいと望むことがあり,これは
ジェンダーバリアンスと呼ばれるが,思春期になると
その頻度が減少し成人期まで続くことは少ない。

小児保健研究77(4):314 2018

ウィキさんで調べると「男性または女性の性役割(Gender Roll)に一致しない個人の性別表現や行動である。」って書かれていますね。Gender variance - Wikipedia

トランスジェンダーについての基礎知識 | 江口某の不如意研究室 (yonosuke.net)
椎名がよく参照している、こちらのサイトにも「ジェンダーバリアンス」って言葉こそ出てこないものの似たようなこと書いていますね。

性別に応じた典型とちがうふるまいをする子供は多い(男児の3%、女児の5%程度)が、これは生まれの性別に対する違和感とはまたちがったもの。
1〜2%の子供が異性になりたいと語ることがあるが、これもトランスジェンダーとはちがう。このなかの85%程度は、思春期から青年期には異性になりたいと望むことがなくなる。一部は生まれの性別にとどまりつつホモセクシュアル・バイセクシュアルと自認するようになる。

https://yonosuke.net/eguchi/archives/12397

箇条書きですが、元の本を見てみたい。取り敢えず図書館にはリクエストしておいた。
性分化疾患についてはまだわからないことが多いけれど、この論文を読むと、私の行動に合点がいくような。ニキビ出来たり声が低めで体大きくて(172cm)、趣味が変わったり(幼女の頃はピンクに固執していたが、中学生ぐらいから好みが変わって青や緑が好きになったり、他にもサッカーや鉄道に興味を持ち始めたり)、「ネイマールやメッシをどうこうしたい」とか「女子高生をなんとかしたい」とか性欲の現れ方がもはや男だったり(ネットでも似たようなこと言ってる人いるけど)。
性分化疾患やら脳の分化は、これから解明されるだろうね。トランスジェンダー狂乱の顛末が楽しみでたまらない。
今夜は🐯騒ぎ。

(2022/6/23追記)

一次資料

PRESS RELEASE | FINA announces new policy on gender inclusion

二次資料

(水泳)水泳連盟が新カテゴリー検討 トランス選手出場巡り: 日本経済新聞 (nikkei.com)
国際水連、トランスジェンダー選手の女子競技への出場を禁止 - BBCニュース

ちょっとジェンダーバリアンスからはずれるかもだが、重要なことですので
国際水泳連盟が、女子及び男子スポーツに関する方針を発表したそうですね。この中には、トランスジェンダーや、46 XY DSD(性分化疾患。トランスジェンダーと混同する方がおられるようなので言っておきますが、それぞれは全くの別もんです)もそれぞれ個別に入っていると。
脳の性分化やら身体の発達から見ても、妥当な判断だと思います。リア・トーマスの件は露骨としても。
これについてはまた書けそうかな。解らないけれど、TGismが退潮しつつあるというのは肌感覚ですら感じます。
それだけ。

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