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MLBのオークランド・アスレチックスのファン。主にMLBの話題を投稿していきます。

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マガジン

  • MLB30球団ファン合同note

    • 2,192本

    MLB30球団のファンのnoteが集まる場所です。各球団のファンがそれぞれのペース、それぞれのスタイルでMLBに関するnoteを更新していきます。

  • 考察系

    色々考察したり分析したりした記事

  • トレードレビュー

    トレードレビューの記事群をまとめました。FA補強のレビューもこれからたくさん書きたいな。

  • Prospect Watch

    プロスペクトについて扱った記事群です。ヘッダーはプロスペクトの未来は誰にも分からないことなのだということを知らしめる一枚となっています。

  • ファンタジーベースボール

最近の記事

  • 固定された記事

【OAK】オークランド、1979年。 250人の観客しか来なかった夜

目下、2023年ドラフト全体1位指名権に大きく近づく、シーズン勝率最下位争いの渦中にあるオークランド・アスレチックス。 その人智を超えた弱さが、オークランドのフランチャイズ史上で最悪と言われたチームに、何年もの時を越えて再びスポットライトを当てています。 4月17日1979年4月17日は、確かに4万人の観客を集めるには難しい日だったでしょう。 そもそも観客が集まりづらい火曜日のナイトゲーム。 午前中には激しい雨に見舞われ、4月だというの気温1桁台のひどく冷え込む日でした

    • 【OAK】アスレチックスが今年限りでオークランドを去る サクラメントで向こう3年プレーすることに

      from Oakland to Sactownオークランド・アスレチックスが来年2025年からサクラメントでプレーすることを決定した。アスレチックスは昨年にラスベガス移転を正式に発表し、2028年の新球場開場を目指していた。現本拠地オークランド・コロシアムのリース契約は今年2024年限りであり、アスレチックスが移転までの間にどこでプレーするのかは焦点となっていた。 交渉は3つの候補地との間で進んでいた。最終的に選ばれたサクラメント、そして最後まで交渉を行っていたオークランド

      • 【OAK】チームの命運を好転させた一発のパンチ

        不可解な乱闘2016年8月、地区最下位の球団のクラブハウスと、一人の不良債権の脳みそに激震が走った。 オークランド・アスレチックスのダニー・バレンシアが、同僚のビリー・バトラーを殴ったのである。バトラーは脳震盪を起こし、故障者リストに入った。 バレンシアは当時31歳。ツインズ、レッドソックス、オリオールズ、ロイヤルズ、ブルージェイズを6シーズンで渡り歩く、ジャーニーマンだった。 事件の前年の2015年はブルージェイズに所属し、打率.296 / OPS.838の好成績を残

        • 【OAK】2024戦力分析【月刊ポジアス3月号】

          お久しぶりです。今年は企画全体の流行りに乗り、自分で撮った写真を素材にサムネイルを自作するという試みをしてみました。なんかしっくりこないので、今度は違うサムネを持ってきたいと思います。 そして、定期的な記事は題して「月刊ポジアス」という形で、題名通り月1以上のペースでの記事更新を目指します。名前の由来はもちろん、「ポジティブ・アスレチックス(・ファン)」。 予想外に良い勝敗予測今回は企画のお題記事でもあります2024シーズンに向けた戦力分析を行おうと思います。 まずチェ

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        【OAK】オークランド、1979年。 250人の観客しか来なかった夜

        • 【OAK】アスレチックスが今年限りでオークランドを去る サクラメントで向こう3年プレーすることに

        • 【OAK】チームの命運を好転させた一発のパンチ

        • 【OAK】2024戦力分析【月刊ポジアス3月号】

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        記事

          【OAK】打球が遅い打者が生き残るには? ~ニック・アレン打撃開花の道を探る~

          ニック・アレンの苦戦が続いています。 デビューした昨年に引き続き、100試合以上に出場したものの、打率.221/出塁率.263/OPS.550とジリ貧の打撃成績に終始。一級品の守備力を持つといえど、fWARはマイナスに割り込みました。 過去2シーズン(600PA以上)の全打者の中で、wOBAはワースト1位・wRC+はワースト2位と、ほとんど”球界最悪の打者” といっても過言ではない醜態を晒しています。 もともと、将来のゴールドグラバーと持て囃される守備型プロスペクトだっ

          【OAK】打球が遅い打者が生き残るには? ~ニック・アレン打撃開花の道を探る~

          【OAK】ウッド&ストリップリング獲得

          ご無沙汰しております。もーです。スプリングトレーニング開始を目前に控え、チーム整備も仕上げの段階に入ってきました。 なかなか大きな補強には動けないアスレチックスですが、2月に入って2人のベテラン投手を獲得することに成功したようです。 アレックス・ウッドと1年契約ジャイアンツからFAとなっていた先発左腕アレックス・ウッドと1年契約を結びました。ベースサラリーは8.5Mで、出来高が1M付きます。 ブレーブス、ドジャースで変則のスターターとして活躍したウッドは、2021年から

          【OAK】ウッド&ストリップリング獲得

          【OAK】オフシーズンがんばるぞ ブルペン・控え捕手・三遊間編

          崩壊必至のブルペンに救いをブルペンは確実にプラスを出せる存在が昨年定着したルーカス・アーセグのみという状況です。 序列としては、それに健康ならばセットアップが務まるポテンシャルを持つザック・ジャクソンとダニー・ヒメネスが続くといった形。特にジャクソンは健康であれば、大きな戦力です。 そして、マイナーリーガー同士のトレードで8月に加入し、好投を見せたショーン・ニューカムとも調停を回避して契約しています。先発経験もありますし、スウィングマンとしてなんだかんだの貢献は残してくれ

          【OAK】オフシーズンがんばるぞ ブルペン・控え捕手・三遊間編

          【OAK】オフシーズンがんばるぞ+2023シーズン振り返り

          久しぶりの更新となってしまい、申し訳ないです。 もしかしたら史上最悪のシーズンを目撃したかもしれないもしかしたら我々は史上最悪のシーズンを目撃したのかもしれません。 シーズン112敗という成績もさることながら、今年のアスレチックスは移転問題に揺られました。 プロスポーツ最悪のオーナーとも言われているあの男、そしてコミッショナー主導で進んだ新球場問題のプロセスは、新しい報せが舞い込むたびにげんなりさせられるものでした。 もちろんアスレチックスファンになってからはや10年

          【OAK】オフシーズンがんばるぞ+2023シーズン振り返り

          メジャーリーグ観戦旅行記:サンディエゴ

          ヒューストンから向かった次なる目的地はサンディエゴ。 アメリカの国内線の洗礼を受け、機内が熱すぎること、機長が到着しないことを理由に飛行機が2時間遅れました。 横にいたお姉さんは陰謀論を振りかざして「彼らは本当のことを言いたくないだけなんだわ!」と激おこ。もし機内の熱さが本当に原因ならば、このお姉さんが搭乗したらまたしばらく飛行機が飛ばないのではないか、と心配になりました。 フライトはあっという間でした。同じような時間で日本だったら東京から札幌という大移動ができてしまう

          メジャーリーグ観戦旅行記:サンディエゴ

          メジャーリーグ観戦旅行記:ヒューストン

          アメリカに野球を見に行く旅行に出ていました。 これまでのメジャーリーグ観戦経験はといえば、2012年と2019年の日本開幕戦、2015年の日米野球ぐらいだったのですが、ついに念願叶い、ファン歴10何年目にして初めての現地観戦を味わうことができました。 最初の目的地、ヒューストンへ格安便での移動だからか、直通便が無いのかは分からないですが、まずは東京からシアトル・タコマ国際空港へ。 アメリカ本土上陸は初めてということで感慨もひとしお。シアトルからメジャーリーグに挑戦した多

          メジャーリーグ観戦旅行記:ヒューストン

          【OAK】藤浪晋太郎をトレードで放出

          アスレチックスは、藤浪晋太郎をボルティモア・オリオールズにトレードしたことを発表。見返りとしてリリーフ左腕のイーストン・ルーカスを獲得している。 アスレチックスの我慢が実り、転売に成功1年3.25Mという格安の契約で入団し、当初の起用通り先発投手としてではなかったにせよ、アスレチックスは藤浪を転売することに成功した。 格安の契約を転売に繋げたこと自体、再建球団としてお手本のムーブといえる。さらに藤浪が辿った道筋を考えれば、藤浪の契約は、フロントも現場の首脳陣も特大のガッツ

          【OAK】藤浪晋太郎をトレードで放出

          【OAK】後半戦とデッドライン展望

          前半戦振り返り3・4月と5月はともに6勝23敗で終え、メジャーリーグのチームとは到底思えない状況に。 5月末からの故障者の復帰と抜擢した若手の確かな前進もあって、6月には8連勝も記録するなどチーム状態は回復した。 しかし、6月の勝率も依然.385に過ぎず、まだ”死ぬほど弱いチーム”から”普通の弱いチーム”になった程度。 先発ローテ、打線、ブルペンのいずれもまだまだ小粒で実力不足であり、後半戦の成長に期待したい。 後半戦の展望ソダスト&ゲロフコンビに注目 後半戦に入って

          【OAK】後半戦とデッドライン展望

          【OAK】ドラフト全体の展望&A'sの指名展開予測

          投打の超逸材を含むトップ5今ドラフトの話題は、投打の超有望株によって独占されてきた。 いずれも10年に1人と叫ばれてきた2人の選手は、同じドラフトクラスに揃ったばかりか、同じ大学でプレーし、先日のカレッジワールドシリーズでは見事に所属するLSUを優勝に導いたばかりだ。 その2人、ディラン・クルーズ中堅手とポール・スキーンズ投手は、当然のことのように全体1位と2位で立て続けに消えることが予想されている。 この2人が抜きん出ているようにも思えるが、ドラフト全体としてはこのL

          【OAK】ドラフト全体の展望&A'sの指名展開予測

          【OAK】アスレチックスは良くなってきている

          もはや弱いことでお馴染みのオークランド・アスレチックスだが、最近好調である。 3,4月と5月はともに6勝23敗というびっくりスタッツで終え、ファンとしても泡を吹くほかなかったが、6月は7連勝にも助けられて7勝9敗。 内容を見ていても、死ぬほど弱いチームから普通の弱いチームぐらいにはなっており、未来に対して希望を抱かせる良い野球をしていると言わざるを得ない。 4月は途方もない投壊とルーカーの爆発の月。 5月は多少打線は湿ってきたものの、ルイズとノダの1,2番コンビの健闘と

          【OAK】アスレチックスは良くなってきている

          【OAK】7連勝、リバースボイコット、ラスベガス移転

          2023年6月13日、火曜日の夜に行われたレイズ戦は、オークランドの野球の歴史に刻まれる最高の試合のひとつであり、その最後だったかもしれない。 成功に終わったリバースボイコット13日のコロシアムは異様な熱気に包まれていた。 春先の平日に行われるレイズ戦は、お互いに不人気球団ということもあって、まず人は集まらない。 事実、昨年の5月の火曜日に行われた同カードはわずか2800人の動員にとどまっている。 しかし、その日は約28000人の観客が集まった。その目的はオークランド・

          【OAK】7連勝、リバースボイコット、ラスベガス移転

          【OAK】打線を牽引する新たなマネーボールの申し子たち【4月振り返り】

          目標は.450と言ったな?あれは嘘だ。ある意味で記憶と記録に残る開幕1ヶ月でした。 アスレチックスは4月を6勝23敗の戦績で終えました。 驚くべきは、6勝しかできなかったことで驚くのはまだ早いということです。 アスレチックスは体感で、”歴代ワースト”という枕詞の付く記録の全てを更新しました。 中でも先発投手の暴れっぷりは凄まじく、先発ローテのERA8.51は29位のCINに2.5ポイントもの大差を付けての圧倒的最下位。 規模と期間的に山火事に匹敵するレベルで燃え続け

          【OAK】打線を牽引する新たなマネーボールの申し子たち【4月振り返り】