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宝石のようなもの

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宝石の原石…自分の思いの核 宝石箱の中身…フィクション
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いちばんだいじなもの

いちばんだいじなもの

ついつい自分の体調や心身を後回しにして疲れ果てる、そういうことの繰り返しの中にいる人は少なくないと思う。でも、自分を見失ってはいけない。

私にとって、自分(あえて一番に書く)、家族、一緒に暮らしている家、仕事、友人。だいじなものはたくさんある。

で、個人的な次元でだけ言うなら、「考えること」がとても大事だという気がする。
考えるために学ぶこと、学ぶための道具である文房具、考えるきっかけになる、

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祈りながら進むしかない〜私たちは循環のなかに在る〜  

祈りながら進むしかない〜私たちは循環のなかに在る〜  

 私はどちらかというと、いわゆるスピリチュアル的な考えをすんなり受け入れられるし、いわゆる陰謀論的なものも「たぶんそういうのは伝わっているイメージ通りでないにしても、なんらかの形で在るんだろう」と思っている。

 ここ数年、身近な人たちが、若くして大病で何人もこの世を去ったり、あるいは重いうつ病になったりした。亡くなった人の中には本当に大好きだった、かつての同僚もいた。子どもが大きくなって、そろそ

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忘れ物を取りに戻るのが 旅

忘れ物を取りに戻るのが 旅

 1日フルで休みをとれない夫には申し訳ないけど、もう予定を合わせるのをやめて、娘2人と一緒にちょっとした旅に出た。プリキュアマニア、というほどでもないけど、まあまあプリキュアについて語れる娘と、そこまででもないけどコリラックマをこよなく愛する娘を連れて、全プリキュア展とリラックマアンサンブルツアーのための遠征。日程的な厳しさから、私の物欲は封印。。。

JRでの移動と、とっても楽しそうな2人を見る

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ただ笑い合いたい

ただ笑い合いたい

昨日気づいたこと。「ただ、笑い合えるということを望んでいるのか、私はもちろん、あの人も、その人も」

仕事でもプライベートでも、10代の人たちの声を聞く機会があるが、「ただ、私の話を聞いてくれるだけでいいのに。大人は、親は、すぐに評価をするんだ」と悲しそうな顔で言う人によく出会う。「悩みを相談しても、『こうすればいいのに、こうすべき』など、評価や否定が返ってくると、ショックだ」と。

子にとって、

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何もかも真実

何もかも真実

ある時「あの人が言っていることは捏造ではないか」というような話になった。犯罪、ではないが、周囲がそれに振り回されていると思い、疲れていた。その人自身が困難な状況に置かれているとはいえ、「話を盛ってるよね」って周囲は感じていた。

その場にいた人の多くがこの説に同意する中、ある人が「それが、今のあの人にとっての真実なのだ。あの人は今そういう世界に生きるしかない、そういう状況なのだ」と言った。

「そ

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言葉は魂にそっと寄り添う

言葉は魂にそっと寄り添う

noteに書くことは、もうなくなってきたかもしれない、と思うたび、単に忙し過ぎて書けなかっただけだったと気づく、というのを繰り返していた。

そして、自画自賛だけど、消そうと思って読み返した自分の言葉から新たな気づきがあって、「自分、いいこと書いてるーー」って思うこともあった。

何より、何度も「スキ」を残してくださる人への感謝も大きくなっていて、今自分はここにいる。

以前の自分と今の自分は 別

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どこの世界で生きるか

 最近、「今日までなんとかやって来れてよかったな」と毎日のように思っていた。そんな中、今朝方の夢で、以前私にひどい言動で八つ当たりや嫌がらせをしてきた人が出てきて、目覚めた直後の気分は 明るいといえるものではなかった。でも、もうその人と場を共有することはないと思う。そう思って、少しずつ落ち着いた。

私は今から10数年前、急に自分の生きづらさとその要因が根深いものだと気づいた。大きな要因は、親との

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鎮魂

鎮魂

20代の頃、1年間同じ職場にいて よく一緒に遊びに行っていた人がいた。子育てが忙しくて会えずにいたけど そろそろ会えるかなって思ってた。独身だった私たちは、職場で毎日一緒にいるのに、休みの日も山に登ったり、買い物に行ったりした。とっても明るい人だった。いっぱい笑った。

でも、その人が少し前に他界していたことを知った。「久しぶり!最近どう?」ってメールをやりとりした頃ではないかという気がした。その

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祈り

祈り

 ここ2年ほど、忙しさとかで 自分の心がちょっと麻痺していた気がする。去年の夏とかは人間が嫌いになりそうだった。表情は険しくなるし、これはヤバいぞと思った。

 小5の娘と買い物に行っていたとき、ふとしたことから「なんか年取った気がするわー」と言ったら、「そうは思わないけど、でも変わったよな」「ふわっとした感じやで、最近」と返された。子どもって鋭い、というか、大人、特に親のことをよく見てるなと思っ

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あなたはどんなふうに生きていきたい?

あなたはどんなふうに生きていきたい?

とても尊敬している方が、実は生死を彷徨う経験をしていたことがあると、つい最近知った。しかも、それは以前 私がその方と同じ建物で働いていた時。私はその頃本当に若くて、そして、職場でも ほんの一部の方しか彼女のご病気のことを知らなくて、しかも その方が職場に復帰する前に転勤してしまった私が なぜ入院したのかなどの具体的な事情を察する機会はなかった。

奇跡的な生還を果たした後 その方は たくさんのこと

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そう、あなたは美しい

そう、あなたは美しい

10年以上前、我が家に赤ちゃんがやってきたとき、もにょもにょと動く姿を見て、私は何度「かわいいな かわいいな」と言ったことだろう。かわいいなって言いながら 近づくと さらに にっこり笑ってくれる、宝物だーーーーー!って思った。もちろん、家事や子育ては楽ではなくて 気持ちに余裕がないことの方が多かったけど、あの嬉しさは忘れられない。

美しさとは、共鳴だと思う。
誰かと微笑み合うこと、何かに打ち込む

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ありがとう~日々いろいろ思うけど~

ありがとう~日々いろいろ思うけど~

Twitterのアカウントを閉じた。
ほっとした。
最近のタイムラインが以前と違っていて、見ていて落ち着かなかった。
最近のTwitter事情に疎くて、とりあえずリセットするしかないと思った。

最近あったいいことは、家の整理整頓が進んだこと。
疑問に思ってた、人のある生き方について、ちょっと答えが出たこと、だろうか。

「あなたの今後の働き方はもう定まったのだね、いいな」と最近言われた。
「もう

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そばにいるよ

そばにいるよ

娘の数少ない仲良しの子が、心身のバランスを崩したらしいと聞いてから まあまあの時間が経過した。

家に遊びに行ったり、お出かけしたりしているときは とても楽しそうに見えるらしいけど、学校ではしんどそうとのこと。

買い物に行くとき、うちの子はいろいろ気遣いつつ、食べたいものは食べて、疲れたら疲れたと言って マイペースに過ごしているのだけど、それが相手にとっては気楽らしい。したいことしてるだけで 相

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正直者は馬鹿をみるが きっと人生は素晴らしい

正直者は馬鹿をみるが きっと人生は素晴らしい

back numberの『ベルベットの詩』の歌詞のような 
まっすぐな言葉とメロディが、何歳になっても 好きだ。

今日の文章のタイトルは この歌の歌詞の一部。
この言葉を 贈りたいと思う人たちの顔を思い浮かべた。
仕事でかかわった 優しい心の人たち。
わが子。
そして 、自分にも。

正直者が生きるのは やっぱり難しい、大変なことも多い。
そう思うけど、でも、正直者でいたいという気持ちは捨てずに

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