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【つぶやき】私の居場所の話
(まだまだ稚拙な物とはいえ)「非難と要求を綴った社会理論を提唱している」と言えば聞こえがいいかもしれないですけど、その実、自分の願望を財的・精神的に貧しい人に投影して「自己弁護してるだけ」なのかもしれないですね。
社会理論の中において私は、帝国主義や権威主義の闘争の時代の果てに手に入れた「資本主義という比較的安寧の時代」を叩き壊そうとしている。
そして企業や政府の構成要素として虐げられていた個
【エッセイ】荼毘に付す
浄土宗・南無阿弥陀仏を唱えたお坊さんが祖父を送って行った。
極楽浄土のその音に「果たして祖父は逝った先でどんな極楽を享受するのか」、失礼にも疑問に思われてしまった。
晩年、それもつい5日前まで生きていたその体はそのところどころに悲鳴が上がっていただけに病院を行ったり来たり、親族はその心のどこかに準備ができていたのは言葉にするまでもないのかもしれない。
その子供、私の父が首都圏に出てきてしばら
【自分の話】「捨てるべき惜別」の話
微睡みから覚めてしまったので、もどかしさをひとつ。
もうじき残高的な兼ね合いもあって、週平均3日ほどを労働に充てねばならなくなってきて、就労を目的としたカウンセリングが一つ役目を終えようとしてます。
言ってしまえばそこに通わずとも再就職なぞいくらでもできたのですが、それは客観的な視点のない「独りよがりな自暴自棄な働き方」だった訳で、それを脱却すべく医師に勧められた相談所だったのです。
しかし
【エッセイ】エッセンシャルワーカーへの尊敬と(傲慢にも抱かれた)慈しみの話
私は広義で言う革命を起こしたいんじゃないんですよ。
「誤った常識を払拭して、形骸化した慣習や宗教で運営される非合理な社会を是正する」という狭義的なニュアンスでいう革命を起こしたいんですよ。
暴力を伴ったクーデターとかああいうのではなく、諸個人の認識を改めさせ、既成観念や常識・慣習をぶっ壊して本来あるべき認識にされるべきなんです。
今持って産業の多くに労働家が動員され、姿の見えない利己主義者に
「あるべき者にあるべき物が渡らない不愉快さ」と「歪な愛に身を浸す愚かさ」の話
才能や先天的なセンスに由来した「本質的に実力のある人」が、小手先の狡い技とか表面的に良い風に見える様に偽装するとかの「本質的に実力のない人」に力負けして排斥されるのをみるのはもう嫌なんですよ。
もちろん競争に勝つのも実力のうちですが、貶めるつもりで負けを強いる者は私は許しません。
誰もに希望した選択を全うさせてあげたいけど数に限りのある世の中ではやはり優先順位という相対化がされてしまって、だか
コロナワクチンが「人口統制に用いられているのではないか」という話
最近の一般的な認識では、今世界を掻きまわしている元凶は「何者かの手によって作られた人工物」であるというのが広く浸透していて、私自身もその認識を持っている。
その作られた目的のついては多くの推論が飛び交い、ひょっとしたら核心を突いた「芯を食った明察」が存在しているのかもしれないが、私の知るところでは確かな情報はなく、メディアでも取りざたされている様子はない。
昨年の年明けから猛威を振るったコロナ
「作品の面白さ」の話
本格的にお話の中身について考えるようになって、いくつかの個性系能力を題材にした作品に目を通した。
本当に純粋なゲームが舞台の死の狂気が関わらないお気楽なものから、生死に直結した命のやり取りが課されたサバイバルモードなものから、スキルとかステータスとか一部ゲームテイストなんだけど、やっぱり死が付きまとう半々なんだけど死と隣り合わせなものとか、その作品のベースなだけに似通ったものはあれど、そっくり同
「満開の桜の見納め」に殺到する人に思うことの話
一昨日が桜の見納めだとか春の嵐の前夜だからと、一回目の宣言時から見たら顰蹙ものの人だかりでも解除されたからって人混みが多く見られるようになりましたねぇ。
しかしこんな中でも前線でコロナと戦ってて離れられない人がいる中で「罹患者が増えるようなところ」に進んでいく様子が増えたのは、コロナ前と同じ感じでその人たちを眺められなくさせるものがありますねぇ。
Cocoaだったか、そんなものよりも罹患者に陽
「誰しもが勘違いをしている」という話
時に、人は勘違いをしますね。
こんなにも愛しているのだから他の誰かも同じように愛することができるとか、世の中を理解しようと頑張っているのだから世の中も私を理解してくれるはずだとか、こんなに酷い孤独は他にはないだとか。
勘違いは悪いことではなくて、勘違いしないとやってけない人の弱さが、仕方ない。
他の誰かが同じはずないし、世の中は見てくれないし、そんな孤独はまだ序の口で。
誰もが自分の定規で
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野監督 特集」を見て抱いた「強い感情」の話
庵野さんのアンチは多くて、彼の作品の何がいいのか具体的によくわからない人たちによる「信者」が多くいることも事実ですが、私はその信者に足を入れつつも、人格を含めた彼自身ではなく「彼の作る作品の奥行き・作り込み」に特に惚れているんです。
(いえ、もちろん彼が自分のことを「かわいい」と思ってるところは茶目っ気があって嫌いじゃないですけど)
考察すればするほど奥行きがすごくて、リアル知識がないとわから
何もしない休日は「有意義なオフの時間」の話
夜遅くまで映画見てたってのもあるけど、なかなか寝付けなくて4時ごろ寝て12時ごろに起きて、なんとなーく時間が経って1日が終わりに近づいている様です。
それに関しては特に悲観してませんがね。
はたから見れば機会費用的にもそこで得られた成果物的にも損失になるかもですが、日頃詰めてるクリエイティビティの醸成のために、こうした退屈な時間とか無心になれる時間、いわば「オフの時間」を作らねばいけないんじゃ
歓楽街から見えてきた「性への嫌悪感」の話
歌舞伎町に引けを取らないディープカルチャーストリート 横浜 伊勢佐木長者町。
もっとも私が見ているのは裏通りのピンク色な通りのことですが(いや私は利用したことはないのですが)。
客引きの強面のお兄さんや魅惑的な看板、仕事終わりのお姉さんを見てて、ニーズに応じて"特殊な形の資本"を提供して対価を得ている「彼らの多様性」も一つの文化なのだなぁと見てて思いました。
無論私も男ですから、そういうのを