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【たーぼうの教育ニュース①】 2023年11月25日(土)

 こんにちは!たーぼうです!
 
 先日、専修大学附属高校の授業を見学に行っておりました。マイプロジェクトやチームづくり取り組んでいる授業だったので、関心ど真ん中でした。とても勉強になりました。

 今日は教育新聞が多いので、有料で見られない方もいると思いますが、雰囲気を感じてもらえたら良いかなと思います。そして教育新聞はめっちゃ勉強になるから、やっぱり良いなーと思います。

 このニュースは、以下の3本立てで進めています。自身の勉強の一環で実験的にやっています。もし良ければテキトーにご覧ください!

・第1弾(土曜日):教育関連のニュース
・第2弾(日曜日):インタビュー・イベントの紹介
・※第3弾(不定期):SVPの活動紹介

 ということで、本日は第1弾:教育関連ニュースです!よろしくお願いします!



■1:教育ニュース

11/25 gooニュース(朝日新聞デジタル)
麴町中「標準服」復活に異議 PTA有志アンケート

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 色々とニュースになっている麹町中学校のニュースです。工藤勇一校長が改革で有名になりましたが、その後また変わっていっているようです。

 個人的にはこれを「戻った」と批判する人がいますが、戻ったのではなく「次に進んだ」と捉えたいなと思っています。

 工藤先生の改革の痕跡がなくなったわけではなく、それを一度経験したことは重要だと感じます。その経験を経て、次に何が必要なのかを今の当事者たちが判断したんだろうと私は捉えています。(内情は分かりませんし、出ている資料などにもそれなりに目を通しました。ツッコミどころや、残念な気持ちもあるのは事実なのですが、まぁ色々あるんだろうなーと思います。あんまり現場の人たちを批判したくないなーというのが心情です。内側の人にしかわからない現状はあると思いますし、私もまだわかっていないところが多いです。)

 ただ、これまでの麹町中学校の改革を契機として、学校の様々な慣習を見直す動きがそれなりに全国的に広がってきています。(SNSでも固定担任制の廃止を目にすることが増えてきました。)そういった意味で、選択肢が増えたことはとても価値のあることだと思います。

 上記のニュースでは、PTAとのアンケートで意見が割れているようなので、丁寧な対話が進んでいくと良いなと思っています。今後も麹町中学校やチーム担任制などの実態など、継続して追いかけていきたいと思います。



■2:生徒指導ニュース

11/22 教育新聞
「子どもの権利」の理解度 保育士が学校の教員より高く

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 保育士よりも学校教員の方が理解度が低いという結果がでているようです。個人的には、子どもの権利をよく理解はしていないけど、体感的にはわかっている人たちは結構いるんじゃないかなと思う部分もあります。(知識的にはわかっていないけど、できているという人って、割といたりすると思うので。知識もある方が良いですけどね。)

 私も、子どもが産まれて、SNSなどで様々な写真を見ますが、どうも子どもたちに関して人権を保障する感覚が薄いな〜と思うような投稿を見ることがあります。子どもたちに「ごめんなさい」とか、「ありがとう」とか言えない大人だったり、「〇〇をやらしておけば良い」のような発言を聞くことがたまにあるので、そういう些細な部分もなんとかなったりすると良いなと思います。
 
 日本でも法整備が進んだので、これからきっと広がってくると思います。子ども家庭庁はかなり良い方向に進んでいると思うので、そちらも期待しています。

※参考
11/22 教育新聞
こども大綱策定へ答申案を取りまとめ こども家庭審 



■3:探究・キャリア教育ニュース

1/24 教育新聞
小規模高校の未来は? メタバースで各地の実践を共有

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 カタリバの取り組みは本当に素晴らしいですね。小規模校を横断的に支援して、探究のプログラムを進めています。zoomも良いですが、メタバースはさらにできることが増えるので、今後はこういった取り組みが増えていくと感じます。

 埼玉県でも高校同士の連携で探究や研究の報告会を合同でやる動きなどがあります。理系でアライグマの研究を合同でしている「チームアライグマ」(かなり昔からやっている)があったり、様々な取り組みがあります。また県の事業として、学際プロジェクトである「学・SAITAMAプロジェクト」なども動いているので、探究が高校単独の枠組みを超えていく雰囲気が広がってきていると感じます。他県でもきっと増えているんだろうなと思います。

※参考

学・SAITAMA事業 12/26にイベントもあります

チームアライグマのX(ツイッター)←あったんだ!すげー!笑



■4:働き方改革関連ニュース

(1)11/16 教育新聞 

【どうなる部活動改革③】 コロナで「時短」へ向かった強豪野球部

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 部活動の改革についてのニュースです。この東京都江戸川区立上一色中学校の監督は、長時間練習から、質の向上を目指して転換を図った方です。

 そこで印象的だったのは、部活動の顧問をする若手の先生たちが子どもが産まれたばかりというケースが多いとのことです。団塊の世代が定年を迎え、20-30代の教員が増えているため、部活動のために家庭に時間を割けないケースが増加しています。(当然、離職も増えると思います。)

 まさにそうだよな・・という感じです。もちろんやりたい先生たちもいますが、全体として負担になっているケースが頻発していると感じます。

 また、部活動の顧問に初めてなった人への対応が手厚くないケースが多いと感じます。学校で多くの部活動を抱えている場合、自分がやってきたものでない部活動の顧問となる人も多いです。

 大会の手続きや、運営サイドの問題など、慣例的に行われていることが多く、引き継ぎの不十分さや、説明不足などのケースも多いです。(部活によっては初めて顧問になる人向けの講習会をするケースもあるので、それはとても良いと思いますが。)

 私も手続きミスでの大会出場ができないチームなど、多く目にすることがありました。それを「まぁあるよね」で片付けるのではなく、運営サイドとしてはかなり真剣に捉えていく必要があると感じています。特に顧問が変わりたての4月の大会とか泣ける感じがしますね。

 ただ、運営サイドもかなりの数の学校へ対処するのも負担が大きいので、とても大変なのも事実です。だからと言って、このままにしていくのも負担増に拍車をかけることになるので、どうにか対応は必要だと感じます。(その点で、初顧問の人への説明会などは大事だと感じます。)

 部活動はまだ、当事者間の同意で動いていることが多いので、とても難しいですが、やっぱり苦しむ人が減っていくことを望みます。

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(2)11/20 教育新聞
産育休の取得を見越した教員の事前配置の拡充を 指定都市市長会

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 以前に広島県知事が文部副大臣に提言していましたが、それを追随する形で、政令指定都市市長会からも産育休の代替に関して配慮要望などが出たようです!

 とても良い傾向だなと思うので、ぜひ進んでほしいなと思います。




 第2弾:インタビュー・イベント紹介はこちらです!


 またお時間があればご覧ください〜!



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