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あなたは何度でも無価値になり得る|すぐに陳腐化する社会で価値を創造する戦略思考

本日も皆さま、おつかれさまです!

人生企画コンサルタントの望月レナです。

今はまさに大流転時代です。


その理由は世界の市場環境が
劇的に変化しているからです。

疫病の大流行、
戦争によるグローバル経済の崩壊、
大きな政府による規制や販売促進の制定、
同時多発的な技術革新を進めるGAFAらの
ゲームチェンジによって
市場環境が劇的に変わり続けています。

読者の皆さんは、
明日も価値を生み出す、
不変で普遍的なセンスやスキルを
持っていますか?

大流転時代では
これまで積み上げてきた、
センスやスキルが
いきなり無価値になり、
誰もが無価値感
苦しむ可能性があります。

例えば、
AIによるイラストの登場によって
イラストレーターの市場価値は
一瞬で暴落しました。

無価値化問題は、
芸能人が自殺する遠因
なっている気がしていて、

自分という商品が消費されていく中で
人気のピークが訪れてしまい、
人気が減衰し、誰からも求められず
無価値になる未来を想像すると
消えてしまいたいくらいの深淵な絶望感
味わってしまったのではないかと
想像してしまいます。

ただ、生きる喜びまで
手放す必要はないですし、
自殺するという決断は
孤独で希望を失ってしまっていて
自分が無価値であるという錯覚
陥っているだけです。

無価値だという錯覚に陥るのは
認知バイアスが働いているからだと
考えられます。

「トロッコ問題」の盲点

誰もが陥りやすい認知バイアスの一例
トロッコ問題を用いて説明します。

トロッコ問題とは
人間が道徳心から生まれる
ジレンマ
にどう対処するのか」
を見るための倫理学の思考実験です。

線路上を走るトロッコが制御不能になり
そのまま進むと5人の作業員が確実に死ぬ

5人を救うために
ポイント(分岐点)を切り替えると
1人の作業員が確実に死ぬ
という状況下で
線路の分岐器にすぐ側に
立っていたA氏(自分)は
どう行動すべきかを問うものです。

トロッコ問題に対して、
あなたならどちらを選択しますか?

◆1人を犠牲にして5人を救う
◆何もせずに5人を見殺しにして1人を救う

この問題を単純化すれば
「5人を助けるために
他の1人を殺してもよいか」
という問題であり、

☑功利主義に基づく場合
➥1人を犠牲にして5人を救う

☑義務論に基づく場合
➥誰かを他の目的のためだけに
 利用すべきではなく
 何もするべきではない。

という結論に至ります。

但し、この問題には
どちらも救うという
第三の案があります。

それは
「ポイントを半分だけ切り替えて
トロッコを脱線させる。」

という方法です。

なぜそのような方法が
思い付いたのでしょうか?

それは選択肢が2択しかないという
思い込みを捨てられたからです。

つまり、思い込みという
無意識の前提条件を否定しないと
合理的な最適解を見落としてしまう。

前提条件は、
思考のガードレールとして
優秀な働きをしますが、
ガードレールの先に
何があるのか考えない。

したがって、
思考が停止してしまうのです。

人生は「認知のゲーム」
と言われます。

認知できない世界は、
自分にとっては無いことと同じ。

「盲目の国では片目の男が王様」


視界で認知できない範囲を
「盲点」と言います。

盲目的に前に進むと
地続きの道しかいけませんが、
目を開いて視野を広げると
人生には無限の選択があることに
気付きます。

認知視野が広く、認知視力の良い人
2択ではなく、10択以上ある
オプションの中から
一番合理的な行動を選ぶことが
可能になります。

私は人生を自分で
選択してきた自負がありましたが、
その選択肢は本当に最良の選択だったのか
というとまったく盲目的で
合理的な判断では無かったなぁと
今、振り返ると判ります。

人生のプライオリティを決める戦略思考


戦略は「コンパス」です。
行くべき方向を決める為にあります。

戦略思考力を高めることで
社会と価値あるつながりを
選べるようになります。

未来のことは誰にも分かりませんが、
未来視力を持つ、精度の良い未来
予測、予報して発信してくれる方々がいます。

なので、確信のない未来ですが、
自分の意思で前提を置きながら
思考を進めていきましょう。

情報クリーニング


まずは情報のフラッシングを
していきましょう。
フラッシングとは
汚れを取り除くことです。

情報には、質の高い情報と
質の低いジャンクな情報、
つまり嘘で間違った情報があります。

質の高い情報とは、
意思決定に使える
価値の高い事実かどうか
が大切です。

まずは、現場現物の1次情報
収集することが基本です。

1次情報を取りに行けない場合、
エビデンスがある情報を事実として
受け入れていきましょう。

情報処理で重要なことは、
認知のズレ、歪みを無くしながら
認知の解像度を上げることです。

そして、もし必要な情報が
手元になければ
自分で取りに行きます。
できるだけ加工されていない
1次情報を取りにいくことで
鮮度の良い、質の高い情報
得ることができます。

価値のある情報は
知識に昇格させましょう。

知識とは○○の積み重ね


知識とは「過去あった事実の積み重ね」
意思決定の材料に使える情報のことです。
価値のあるモノとして
知識の棚に入れていきます。

戦略を考える上で
必要な知識を抜けなく漏れなく
整理していきます。

親和性の高い知識をつなげていく。
マインドマップロジックツリー
用いて物事の関係性を整理する。

大きな概念はカスケードさせて
小さい概念に分けて整理します。

知恵は知識の結晶


最後に知識を体系化、構造化して、
意思決定に使える状態にすることを
クリスタライズ(知識の結晶化)
といいます。

IPOという型で知識を
体系化していきます。
複数あるIPOを連結させて
得られる結果をシュミレーションさせます。

最優先事項ヘッドピンの決定

KGIとKPIで判断基準を明確する。

KGIは「Key Goal Indicator」の頭字語で
日本語では「重要目標達成指標」とも
訳されており、ビジネスのゴールを
定量的に示したものです。

KPIは「Key Performance Indicator」の
頭字語で日本語に訳すと
「重要業績評価指標」となります。

クライテリアを設けて定量的に判断する。
KGI、KPIに優先順位を設けて
戦略を評価していきます。

ボーリングのヘッドピンを狙うように
行動の最優先事項を決め、計画を立てます。
ここで初めて戦略が策定され、
人生をデザインできるようになります。

このように筋の良い戦略を立てて
実行することで効率的に価値につながる行動を
取れるようになります。

また、戦略オプションとして
バックアップ案を常に準備にしておくことで
悩むことも少なくなります。

真の覚醒は自分のYESから


精度の良い未来予知
体感的には現実と変わりません。

将棋の手筋のように網羅的に想像する中で
すでに失敗する未来も味わっていて
成功したとしても、それ以上の苦痛を
味わっているから正しい行動を
取れるのでは無いのかなと思うのです。

そういう意味では
大変な苦痛と向き合う必要がある
思考法と言えます。

戦略思考で得られる感覚は、
人生というサーキットを
何周もする体験そのもの
です。

なので、戦略的に生きている人は
「人生何週目ですか?」って
聞きたくなる人が多い気がしますね。

それでも戦略を立てるのは
社会とつながりたい本能があるからです。

惰眠に溺れた真の私を
キングベットから
覚醒させることができるのは
私次第だと思っています。

自分にYesと言わせることが上手い人だけが
行動に移すことができます。

自分が納得できる最適解
求めていきましょう。

レナ流の戦略思考
新しい価値を創造する人生を
一緒につくりませんか?

最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました🌈

See you later🧡

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