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演劇や舞台俳優について

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大好きな舞台のお話と、応援している役者さんのお話などなど。
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おとぎ裁判 第4審 メモ

おとぎ裁判 第4審 メモ

ネタバレパラダイス だぉ♪見た人が、あのシーンね〜てなるしかないわたしのためのメモ

ジュード様相変わらずのユニークさとオンオフの切り替え!

観劇日うろ覚えレポ

○25マ
ピアノ アケチをピアノのようにして弾く。ここがド!レ!言うて

後のシーンのゴースト
どさくさにまぎれてケて言うてた

○25ソ 鼻と口から呼吸してない!?鰓呼吸!?いやどこだ??・・・膝だ!この人膝から呼吸してる!!・・・

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けむりの肌に

けむりの肌に

以前より気になっていたものの、タイミングの合わなかったキ上の空論さんの舞台。

今回は、安西慎太郎さん、谷佳樹さんの名前が並ぶのを見て観に行きたい!とまた思い、ついに観劇が叶いました。

結論から言うと、大好きな演劇を見つけることができました。

暗転はほとんどなく、入れ替わり立ち替わり人物たちが出てきてはシーンを演じる。それらはある世界の一角で、交わりそうで交わらない。近くにいる人の出来事だけれ

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桜姫東文章

桜姫東文章

これは予習が必要だった!というのが正直なところで、でもそれはこちらの落ち度であって、舞台上で繰り広げられる全てはとても素晴らしく、魅力的なものでした。

知識不足ゆえ、言葉をすべて拾いきれない分、景色を目に焼き付けなくては!と、必死になっていたというか、半ば目を奪われていたわけですが、大変幸せな時間でした。演劇の要素として第一に物語を優先する私が演劇はそれだけではないと、心から感じることになりまし

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コンボ・イ・ランドって最高すぎて訳が分からない!?

コンボ・イ・ランドって最高すぎて訳が分からない!?

私の人生の中でも最大級の喜び、コンボイとの出会いを経て、今回はコンボ・イ・ランド再演に立ち会うことができました。

ちなみに、よく書けたかもしれない初演の思い出はこちら↓

再演であり新作!とは聞いていたものの、しっかりアップデートされて進化もしている。

いつだって今を生きているコンボイが、今だから伝わるエンターテイメントを届けている。

初演の時代には、初演が最高の形。
今観るならば、再演が最

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役者の選択

役者の選択

過去は美化されるものであるから、たまたま大人気コンテンツになって、「記録に残る」ことができたものを見て新たな感情を得て、あれこれ言うのが果たして正しいのか分からないけれど、少し。

MANKAI STAGE『A3!』ACT2!
WINTER 2023

の映像が手元に届きました。
見た人向けに書きます(メイキングを含む)。

メイキングを見ていると、表には出ていない情報を得る。裏側を見なきゃ届かな

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セプロミ

これは1週目に観劇した時の、パッションだけの感想。真面目編はまた。

めーーーっちゃ最高楽しい。
始めに、コンボイでしか見てなかった健流さんがバッチバチ自分の振り付けで生き生きとナルシストダンスしてるの最っ高。笑

古谷大和さんのエンタメ力、全て使ってくれている。
人を言葉で笑かすし言い回しで笑かすし空間で笑かすし泣かすしいい人だってわかるし背中で語るし泣くし悔しがるし悩むし、人を目で愛す。
とー

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コンボ・イ・ランドの旅

コンボ・イ・ランドの旅

前回は、興奮のあまり本編の感想に全くなりませんでした。コンボイショウそのものへの気持ちが熱すぎて、それで一本になってしまいました。笑

でも結果的に鉄は熱いうちにってことで、熱い時に書いた文が、結構気に入っていたりする。

今回は、しっかり内容について触れていきたい訳なのですが、私は大きな問題を抱えているので前置きします。

コンボイショウが好きすぎると言っておきながら、本公演はONE!しか観れて

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コンボ・イ・ランドの旅II

コンボ・イ・ランドの旅II

ショータイムはほーーんと、全員のパフォーマンスも、オリメンさんだけ、若手だけのパフォーマンスも全部、最高、そして全部、コンボイ。

かっこいい曲も楽しい曲も、オリジナル曲に変わって、そりゃ世間からしたら最初から知ってる曲の方がとっつきやすいとかそんなことはあると思うけれど、オリジナル曲のメロディも歌詞もめちゃくちゃ良いしキャッチーで覚えやすいし、ええすごい!すごいねコンボイ!

とは言えさすがにこ

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オセロー追記(メモ)

裁判のシーンだけでも後に繋がるセリフが多すぎる、伏線を散りばめすぎている
伯爵の格言が心に傷がついたブラバンショーに届かない、というシーン

シェイクスピアはどうやってこの話を、どのセリフから書き始めて繋げたのかしら!

完全な丸が、板の上をこちらに向けて転がり始めたと分かった瞬間から、明らかに饒舌になるイアーゴーが本当に怖い

完全に狂い果てたオセローが隣においで、私の顔をごらん、という時、デズ

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オセロー

オセロー

Casual Meets Shakespeare
『OTHERO SC』

観劇しました。

オセローという物語に初めて触れた身として、純粋に主軸を追う、シリアス寄りの感想になりました。ご承知ください。

今まで、オマージュ的なものは見てきたけれど、シェイクスピアの物語をしっかりと浴びたことはなかったので、セリフひとつひとつの素晴らしさから、圧倒される日々でした。

観劇数こそ少ないけれど、感動は

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ナイコンエイド

ナイコンエイド

震える手が台本を開き、
拝啓から始まる母への手紙

あらすじだけ読んで挑んだ初めての朗読劇「ナイスコンプレックス」は、主観で見ざるを得ない物語でした。

見た人それぞれに感じ方が違うだろうと思います。
似た境遇の人もいれば、
まったく縁のない人もいる。
身近でないと思いながら、
もしかしたら自分にも起こりうる。
もう終わった人もいれば、
これ以上に悲しい運命を辿った人もいたかもしれない。

誰にと

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キ上の空論 けむりの肌に 観劇しました。素晴らしかった。自信を持ってお勧めします。新たに良い演劇に出会えました。気になっていた劇団さんでもあり、嬉しかったです。

おとぎ裁判は自信を持っておすすめできる舞台オリジナルシリーズになります。配信もあるので、おとぎの国へ一度行ってみて。分からない単語は後から追えば大丈夫、まずはショーを楽しんで!

永遠なんてない(卒業のお話)

永遠なんてない(卒業のお話)

MANKAI STAGE『A3!』ACT2!
〜WINTER 2023〜

ついに終焉ですね。

寂しいです。

凱旋が始まる前に感想を書き殴って記事にしました。

そして凱旋、新たなシーンが加わり、芝居はどんどんブラッシュアップされていきました。

ロングラン公演ならではですね。

それにしてもやっぱり名役者揃い。こんなに見足りないことがかつてあっただろうかと思っています。劇中劇も、心を交わすシ

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