43-o

神社巡りがとーーーーっても大好きになりました。 一宮じゃなくてもいい。 神主さんが居な…

43-o

神社巡りがとーーーーっても大好きになりました。 一宮じゃなくてもいい。 神主さんが居なくてもいい。 ご祭神が分からなくてもいい。(ちょっと困るけど) ボロボロだって構わない(むしろ歓迎) 地元に根ざした社だからこそ、大切にしたい。 そんなところをご紹介します。

最近の記事

厳島の神 考察②

 ■厳島の歴史 続き 厳島神は「日本書紀」に初めてその存在が確認され、「伊都岐嶋神」 に対して、811年には名神とされ、供物を奉るとなっていることから、 朝廷から崇敬されていたことが伺えます。 ただ「厳島信神」ではなく、「伊都岐嶋神」なんですね。 その後、祭祀権をもった佐伯氏によって社格が向上し、祭神も次第に 自然神から海の神としての性格が付与されていきます。 「日本三大実録」によると、867年には 「伊都岐嶋”宗形”小専神」が合祀されていることが分かります。

    • 厳島の神 考察①

      厳島神社は御存じでしょうか? 広島県廿日市市の宮島にある世界遺産、厳島神社です。 海中にある鳥居が有名ですが、古くは「伊都岐島神社」とも記されました。 その鳥居に飾られた扁額ですが、神社側は「伊都岐島神社」、 反対側には「厳島神社」と書かれています。 古くは、宮島自体が神域とされ、上陸することすらも禁忌とされてきた 神聖な島なのです。 またその後、人々が住み着いてからも、 ・島にはお墓がなく、亡くなった後は島を渡ったところのお墓に入る ・昔は血の禁忌から、女性

      • 大曽根 山田天満宮の八大龍神社

        ちょっと用事があって、名古屋市北区大曽根 に行きました。 そこに山田天満宮があり、境内には 八大龍神様も祀られていました。 意外と有名な神社なのかもしれません。 住宅街の中にあり、学校も近いので、 昔から崇敬されてきたことが分かります。 天満宮ですので、 御祭神は 菅原道真様(天神様) ですね。 時期でもあり、神社の近くに来ただけで、 梅の香りが漂っていました。 天神様を祀っているので、当然 撫で牛 男千木で鰹木が奇数 神紋は「梅」 完璧です

        • 伊奈波神社の黒龍様

          岐阜市で龍神様といえば、 伊奈波神社にある、黒龍神社が有名です。 まず伊奈波神社のご紹介から。 ご祭神は 垂仁天皇の第一皇子で、この地の開拓神である 五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)様 以前、考察をしていますので 詳細は省きます。 2回目の参拝でしたが、とても 岐阜市内とは思えない程、清々しい場所です。 この日は雪が降った後でしたので、 まだまだ寒い🥶 丁寧にご挨拶をさせていただきました。 私はパワースポットには特に興味は ありませんし、

        厳島の神 考察②

          八百富神社の八大龍神

          寒い、寒すぎて誰も来ないと思っていましたが、 意外と竹島に足を運ぶ人が多いことに 驚きました。 ここは愛知県蒲郡市にある竹島。 ここに八百富神社があるのですが、 島全体が八百富神社の神域となっています。 風が吹き荒ぶ中、島に到着。 島を歩いて一周できるのですが、 とりあえず左手の方に行きます。 何度も言いますが、今日はとにかく寒い! 宇賀神様 大黒様 こちらは男千木で鰹木が三本。 典型的な男性神を祀る形体ですね。 次にこの島の最重要神 市杵島姫様

          八百富神社の八大龍神

          めずらしい白金龍を祀る神社

          愛知県一宮市にある 若宮神明社。 御祭神は 天照大神と素戔嗚様です。 鰹木は8本で、女千木ですので 女神をお祀りする形体になっています。 本殿の横には 白金龍様を祀っており 鳥居の色が「白金色」になっています。 カッコいい! 白金龍は珍しく、確かにあまり聞いたこと がないですね。 字が細かいですが、読んでみると 合祀されたことになっていますが、 正式名称が「神宮荒御魂」 別名が「天照大神荒魂」!!!!! ということは・・・つまり・・・・ 瀬織

          めずらしい白金龍を祀る神社

          今年は辰年なので龍神様に会いに行きます

          今年は龍神様を巡りたいと思っています。 龍神様と一口に言っても 結構広いんですね。 龍神様は 龍自身はもちろん 蛇、滝、川、なんかにも龍神を 見出す場合もありますし、同一視される 場合もあります。 龍神様を巡るにあたって 「龍神祝詞」も覚えたので、 是非、多くの龍神様に奏上したいと思います。 龍神祝詞 高天原に坐し坐して 天と地に御働きを現し給う 龍王は大宇宙根元の 御祖の御使いにして 一切を産み一切を育て 萬物を御支配あらせ給う 王神なれ

          今年は辰年なので龍神様に会いに行きます

          【新説】かごめかごめ(金神社バ-ジョン)

          今回で五十瓊敷入彦命にまつわる話は終わりです。 五十瓊敷入彦命の妻である渟熨斗姫命が主祭神とされている 金神社ですが、「かごめかごめの唄」に被せてみました。 まず、かごめかごめの唄は御存じでしょうか。 鬼は目を隠して中央に座り、その周りを他の子が輪になって 歌を歌いながら回る。 歌が終わった時に鬼は自分の真後ろ(つまり後ろの正面)に 誰がいるのかを当てる遊びです。 唄が謎に満ちているため、埋蔵金伝説などもささやかれ 都市伝説としてさまざまなバ-ジョンがあるそうです。

          【新説】かごめかごめ(金神社バ-ジョン)

          渟熨斗姫命の謎②(金神社)

          渟熨斗姫命の謎①では、神社の伝承や記紀からの 記述から、以下の事が推察できました。 ・渟熨斗姫命は政略結婚で五十瓊敷入彦命に嫁いだ。 ・夫である五十瓊敷入彦命が殺された後、美濃国で過ごした。 ・その際自分の財産は八坂入彦命に搾取され、町の発展に使われた。 ・美濃国で亡くなってから後、「金大神」として金神社に祀られた。 ・祀ったのは物部臣賀夫良命(もののべのおみかぶらのみこと)。 五十瓊敷入彦命は伊奈波神社に 渟熨斗姫命は金神社に 息子の市隼雄命は橿森神社に 主祭神

          渟熨斗姫命の謎②(金神社)

          渟熨斗姫命の謎①(金神社) 

          前回は五十瓊敷入彦命の謎でしたが、 今回はその妻、渟熨斗姫命(ぬのしひめ)の謎と、 渟熨斗姫命が主祭神となっている、岐阜の金神社に ついてお話します。 今回ももちろん私の勝手な妄想ですので、 文句とかはご遠慮ください。 ■渟熨斗姫命について まずは渟熨斗姫命についての情報をまとめてみます。 【Wikipediaからの抜粋】 景行天皇との八坂入媛命との間に産まれた第6皇女で 五十瓊敷入彦命の妃、市隼雄命は両命の間の子とされる。 八坂入媛命は景行天皇の叔父にあた

          渟熨斗姫命の謎①(金神社) 

          五十瓊敷入彦命の謎②

          五十瓊敷入彦命を考察してみます。 前回もお話しした通り、五十瓊敷入彦命は第11代垂仁天皇と日葉酢媛命の 皇子であり、12代景行天皇の兄にあたります。 父の垂仁天皇は皇子二人に望むものを聞いたところ、 *五十瓊敷入彦命は「弓と矢」(つまり武力を望んだ) *大足彦尊(景行天皇)は「皇位」(つまり天皇の位を望んだ) とされています。 ここはまぁいいでしょう。 「弓と矢」を与えられた五十瓊敷入彦命の行動を見てみましょう。 ①五十瓊敷命は河内に遣わされ、高石池・茅渟池

          五十瓊敷入彦命の謎②

          五十瓊敷入彦命の謎①

          五十瓊敷入彦命をご存じでしょうか? 記紀に伝わる古代日本の皇族で、 垂仁天皇の子で、景行天皇の同母兄です。 岐阜県岐阜市にある伊奈波神社の御祭神で、 近くの金神社(こがねじんじゃ)には妻であり景行天皇の 第6皇女の渟熨斗姫命(ぬのしひめ)や、子供の市隼雄命が 伊奈波神社と金神社の間に橿森神社の御祭神として 祀られています。 伊奈波神社も金神社も「金運」がご神徳ですが、 それは五十瓊敷入彦命も渟熨斗姫命も財産を搾取されて(奪われて)、 亡くなられたからだと私

          五十瓊敷入彦命の謎①

          犬山の神社に行ってきました32(宮浦神明社)

          犬山市で一番大きな樹齢300年の クスノキがある神明社です。 写真ではしっかり伝わらないですが、 かなり大きいです。 鳥居を潜ったすぐ左に、おそらく社務所として 使われていた建物がありました。 建物は今は使われていない様ですが、 宮司さんもいたのでしょうか? 狛犬がカッコいいですね。 子供の狛犬がちょこんと乗っています。 拝殿の屋根の上には、シャチホコも 乗っています♪ 社格は「村社」ですが、昔は結構立派な神社 だったんだろうなぁ、(今も素敵です)

          犬山の神社に行ってきました32(宮浦神明社)

          犬山の神社に行ってきました31(三明神社)

          暑い🥵 暑いが神社は木陰が多いし、風も通りやすく、 お詣りしている時に一風吹く様なら、 なんか神様と繋がったみたいで、 嬉しいんですよね。 今回は三明神社です。 変な写真になりましたが、神社名が入った 石柱がありませんでした。 この辺りは小牧・長久手の戦いで、 秀吉が陣を構えたとか。 でも犬山市ですからね。 階段を上がっていくと 御祭神は 豊斟渟尊(とよくむぬ)様 原初の神様で、 豊(豊かな) 斟(雲) 渟(沼) んーー、クニトコタチノミコ

          犬山の神社に行ってきました31(三明神社)

          犬山の神社に行ってきました30(西古券の水神社、吉野神社、御縣神社、神明社、稲荷神社)

          西古券には神社がたくさんあります。 城下町で、木曽川と隣合わせなので 神社も祀る神様も多くなったのでしょうか? まずは ■水神社 志津及衆(しずくしゅう) でいいと思いますが、「しずく」となって消えた つまり溺れた人のことでしょうか? 恐ろしい限りです。 木津用水土地改良によって 建てられた神社なんでしょう。 ■御縣神社(みあがたじんじゃ) 御祭神は 国狭槌尊 建御雷之男神 天児屋命 斎主神(經津主神) 比売神 タケミカヅチ様とフツヌシ様、

          犬山の神社に行ってきました30(西古券の水神社、吉野神社、御縣神社、神明社、稲荷神社)

          犬山の神社に行ってきました29(秋葉三尺大士堂)

          神社なのか? 神社の形態ですが、なんか神仏習合のような 感じがしますが、車を停めて行ってみました。 秋葉様・・・ 三尺? 90cmくらいですか? 大士・・仏教の偉い人、戒名などでよく見る 程度しか知識が無くてスミマセン。 調べて見ると 「秋葉三尺坊」は、人間が厳しい修行を経て変化した「天狗」です。 天狗ですか! 生まれは信州(長野)で、越後(新潟)で修行をし三尺坊になります。 そのさい現れた白ギツネが乗せられ、降り立った場所を収めるという流れで静岡の

          犬山の神社に行ってきました29(秋葉三尺大士堂)