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【究極のエビデンス2】「こんなに変わるんだ」睡眠障害を克服できた女性の実録。

昨日、あなたは、何時間眠りましたか?

いまや現代病となりつつある睡眠障害、その原因は、仕事や育児のストレス、更年期、食生活、生活習慣など多岐にわたります。
 
先日、半年ほど前から眠りや疲れのお悩みをサポートさせていただいた患者さんから、症状が改善した旨を報告いただきましたので、ご本人のご承諾のもと、そのポイントをご紹介したいと思います。

~患者さんカルテ~
◆山口なつこさん(仮名)・シンガポール在住
◆女性・48歳
◆お仕事は事務/週2回出勤、週3回在宅勤務
◆お子様は高校生・中学生の2人
◆睡眠障害・慢性的な疲労が悩み

1.眠れない日々…

●岡野:山口さんの一番のお悩みは、睡眠障害ということでした。
どのような状況でしたか?

●山口さん:最初の寝つきは悪くないのですが…夜中に何度も目が覚めてしまい、一度目覚めるとなかなか眠れませんでした。また、寝ているつもりでも、ふと目覚めては「まだ朝じゃない、まだ寝なくては」と瞼を閉じ、睡眠と覚醒のギリギリのところを漂っている感覚で…。
 
隣で寝息を立てている息子の寝返りで、眼が覚めてしまうこともよくありました。でもそれも、母としての喜びとすら思っていたので…、こうした悩みは “改善できるもの・改善すべきもの”という意識がなかったのです。
 
仕事は待ってくれないし、家事もある。でも目覚めは悪く、身体もメンタルも思うように動いてはくれず、パフォーマンスも次第に落ちていきました。
 
それで気づいたのです…「もしかして、これって睡眠障害?」と。
それが半年ほど前のことでした。

●岡野:それを機に、山口さんがご自身で改善するためにやってみたことはありましたか?

●山口さん:運動量を増やしました。それまでは、週1回テニスをするくらいでしたので、テニスを週2回、1時間程度のウォーキングを週3~4回。でも、大きな効果は感じられず…。

●岡野:山口さんは事務系のお仕事をされていますので、身体を動かす頻度と時間を増やしたことは、睡眠に大きな効果を感じなくても、身体にとっては確実に良い試みだったと思います。昼間の活動で溜まった脳や体の疲れを取ることは、人の睡眠欲求に繋がります。

2.功を奏した高濃度サプリ。2週間で効果を実感。

●山口さん:また、運動に加えて、日本に住んでいた時に摂っていたサプリメント「高濃度ビタミンC・D」がシンガポールでも入手できることを知って、再開しました。 
また、サプリメントで体の中を整えていく意味で、高配合のミネラル・水溶性ビタミン・脂溶性ビタミン(下写真参考)も始めてみたところ、摂取を始めて2週間で、倦怠感が抜け、疲れを感じにくくなったのを体感できました。

分子生理化学研究所Webより作成
Wakasapri for Pro.シリーズ

●岡野;お使いになったサプリの栄養素はとても的確な選択だったと思います。一体なぜでしょうか?

睡眠不足でお悩みの方は、「単なる疲れ」や「気持ちの問題」ではなく、
実は「副腎疲労」を起こしていることが多いのです。山口さんには、それを回復させる栄養素が必要でした。
 
まずは、この副腎疲労について少し解説しましょう。
 
副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、ホルモンを産生する大切な場所です。
この副腎が分泌するホルモンのうち、私たちの体にとって大変重要なのが、「コルチゾール」という物質です。

【コルチゾールのはたらき】
・抗ストレス、抗炎症作用
・血糖を正常値に上げ、エネルギーを作る
・血圧を正常に維持する
・免疫の抑制作用

このコルチゾールの分泌が低下、または不十分な状態を「副腎疲労」と言います。
 
副腎疲労が起こると
✅コルチゾールが正常に分泌しない
➡エネルギー不足で朝起きれない。
 
✅血糖値が下がり
➡脳のエネルギーが不足し
➡集中力やパフォーマンスの低下が起こってしまいます。
 
私が着目したのは、山口さんの「栄養状態」でした。どのような食事を摂られていましたか?

山口さん:朝はコーヒー、昼は和食中心、夜は子どもが好きなメニュー中心という感じです。

●岡野:実は副腎疲労を患っている人は、1日の中で、長時間きちんとした食事をされないことが多い傾向があります。

朝食は飲み物だけ、という方は少なくないのでは?
その代償が不眠の原因にも。

山口さんの場合、朝食がコーヒーのみでしたので、夕食を召し上がった後の食事は、翌日の昼食でした。翌日のお昼まで血糖値が低い状態が続くわけです。
すると、身体は血糖値を正常に維持するため、より多くのコルチゾールが必要になり、副腎にますます負担をかけるようになります。 そして、副腎疲労が進むと、夜間の血糖を正常に維持できなくなり、「夜間低血糖」が起こります。それを回復させるために、今度は興奮系のホルモンが分泌され、入眠や熟睡が難しくなるのです。

 そこで、山口さんの副腎をサポートする栄養素を、サプリメントで補助的に入れるアドバイスをさせていただきました。まずは「高濃度のビタミンC」です。 下の表をご覧ください。人の組織の中で最もビタミンC濃度が高い場所のひとつに、「副腎」があります。つまり、副腎はビタミンCを非常に多く必要としているということです。

そして、同じく摂取されたミネラルとビタミンですが、例えば、5大脳内ホルモンのGABA(γアミノ酪酸)、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、メラトニンが生成されるために必要になります。

特に、リラックス感を得るのに大事な物質、GABAは、アミノ酸であるL―グルタミンから作られますが、その時に、B3やB6などのビタミン、マンガン、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが必須となります。

また、眠りのホルモン「メラトニン」を作るためにも、同じくビタミンB群、鉄、マグネシウムや亜鉛などのミネラル、葉酸など、実は多くの栄養素を材料としているのです。

ミネラルやビタミンB群は、通常の食事で充分な量を摂ることは難しい栄養素なので、サプリメントでの補助は功を奏したと思います。
 
また、今回はいずれも高濃度・高配合のサプリメントを摂られました。様々なサプリメントが市販されていますが、分量が見落とされがち。実は少量を摂っていても、健康な方は良いですが、「何かの症状を改善したい」と思う場合、細胞に働きかけるだけの高濃度・高配合であることが、非常に重要なポイントなのです。

3.不眠解消に、「水素」が後押し。なぜ?

山口さん:サプリを始めて2週間で「こんなに変わるんだ!」と思うほど、日増しに身体が軽く感じられました。そしてそれを機に、以前から興味があった「水素ガス吸入」を追加で始めることにしました。

●岡野:サプリと併用して水素ガス吸入、理想的です。その効果はいかがでしたか?

山口さん:継続するにつれ、以下のような経過で効果を体感しました。今まで朝に感じていた負の感情もなく、モチベーションも上がるので、メンタルも改善しています。

2カ月目以降、中途覚醒もなく良質な睡眠を取れるまでに改善。

●岡野:素晴らしい改善が見られたようですね。
水素ガス吸入は私自身も長年行っていますが、確かに入眠も早く睡眠の質が上がり、日中の集中力が上がっています。その理由を解説しましょう。

身体はストレスや食事内容、外的環境など様々な影響で、体内に「悪玉活性酸素」を産出します。様々な疾患の原因となる物質です。水素はこれを除去し、肉体疲労を軽減し、睡眠の質を上げてくれます。

悪玉活性酸素は脳の細胞にも到達しますが、水素は究極に小さな分子(抗酸化物質)のため、吸入後、普通の抗酸化物質は通れない脳の関所を軽く通過し、脳の悪玉活性酸素を除去してくれるのです。これも快眠の鍵となります。
 
さらに、水素吸入は自律神経のバランスを整える効果があることも研究結果として発表されており(慶応大学医学部 佐野元昭准教授)、これも眠りの質を上げてくれた要因のひとつです。

500mlのペットボトル程の大きさ。カニューレで鼻から直接水素ガスを吸入する。
普通に息を吸っているだけなので、仕事や家事をしながらの吸入が可能。

 ●山口さん睡眠剤などに頼ることなく、栄養の補充と水素の力でここまで変わったことに驚きました。改善方法も分からぬまま途方にくれていた頃もありましたが、今は1日の始まりをスムーズに感じられるようになり、本当にうれしく思います。
同じような症状で悩んでいらっしゃる方がいたら、ぜひ試していただきたいと思います。

*********

「良質な睡眠」のためには、体に整えておくべき栄養素、それによって作られる正常な体内のコンディションが必要です。たかが不眠と思わず、お悩みの方は積極的に医師にご相談ください。


~最後にひとつ、豆知識を。
不眠の悩みをお抱えの方は、記事内で解説したとおり「夜間低血糖」を起こしている可能性が考えられます。「寝る前は何も食べないが吉」という考え方が従来ありましたが、就寝の少し前に、果物・小さなおにぎり・スープ・はちみつなど良質な糖質を体に入れてあげると、夜間低血糖を予防し、快眠に繋げることが可能となります。今日からできます、ぜひお試しを。

「よき眠り」に、もっと、こだわってみませんか。

🌟記事でご紹介したサプリメントや水素ガス吸入について、もしご質問やご相談などがありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
okanonote20210717★gmail.com
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◆◆ 水素ガス吸入についての過去記事はこちら ◆◆

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