繋がりを、、、、<短歌>



○繋がりを 運を縁(えにし)を 珈琲に 糸は茶色も 今に未だに<短歌 なかむら>

※4歳の時から、わたしの愛する1つに、珈琲がある。
3歳の終りだったかも知れないが、夏。群馬の社宅。居間のちゃぶ台の上。長いガラスのコップの中に、氷が4,5個。母親が作り、途中まで飲んだままにしてあるアイス・コーヒーをわたしは飲んだ。何となくだ。

瞬時に「ビビッ!」(あっ)(美味しい)(好きだわ)。3つの感情が、同時に沸いた。湧いて出た。「運命」「縁(えん)」。深い所で、繋がっている、とも言えようか。男女であれば「赤い糸」。いや、飲んでいるのは薄茶色い液体であるから、実際には「茶色い糸(?)」だけど。

小学校へあがる頃から、母親に作って貰い、次第に自分で作るようになった。粉珈琲・砂糖・牛乳・氷。
配分がうまくゆかず、或る時は苦み走り、或る時は甘すぎ、又、或る時は、、、。まるでアニメ「キューティーハニー」のキメ台詞を、四六時中、コーヒーで廻していたけど、楽しい。増々「赤い糸」である。
冬にはホット珈琲を作る。アイス版に比べ失敗は少なかった。

ウィンナー・コーヒーを知ったのは、中学1年。家庭科の時間だと思う。
ホイップ・クリームが大好きなわたしは、何年ものめり込んだが、「えっ!?」初めて耳にした時は、ビックリしましたなぁ。
「ウインナー・コーヒー!?コーヒーにウインナーが浮かんでるの?炒めたりする?油っぽくない?」大真面目に掠れたボイスを張りに張り上げ、聞きまくった。「ンな訳ないじゃん」笑いながら友人たちは教えてくれたが、「バカだ」心では繰り返し思っただろう。

粉珈琲で充分なのに、今ではボトル珈琲を用いている。

あんなに「好き」。「運命」や「縁(えにし)」を感じた飲み物もない。
同じぐらいに「深い所で、繋がっている」。思えるのは、未だに米国ドラマ「奥さまは魔女」と、グリコの「ポッキー」だけ。
わたしに取って珈琲とは、そういう飲み物だ。欠片でもいいから、コレが少しでも学校のお勉強にあったらなば。ねぇ?いや、余談です。



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