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♡今日のひと言♡遠藤周作

♡今日のひと言♡遠藤周作

遠藤周作(1923‐1996~東京・作家)
幼少時代に父の転勤で旧満州に移るが、1933年日本に戻り神戸に住む。翌年に叔母の影響からカトリックの洗礼を受ける。「カトリック作家の問題」を「三田文学」に発表(1947)。その後フランスへ留学し、リヨン大で現代カトリック文学を研究した。1955年「白い人」で芥川賞、1966年に「沈黙」で谷崎潤一郎賞受賞。「海と毒薬」(1958)「イエスの生涯」(1973

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そこはかとなく(ほんとうに優しいひと)

そこはかとなく(ほんとうに優しいひと)

深い。
このひとのことを想う時
わたしは 高知の黒潮の蒼さを想う。

荒い波の間に間に光る粒
深くたたえた海原に果てしなく
詮無く そして愛しい
過ぎたときを思う。

初めてここに来た時
声をかけてくださった。
思えば いつもそこに居られた。
まるで空気のように感じられた
大病と戦いながら 毎日
どれほどの困難があろうと 
定時には そこに居られた
記事の隙間に苦悩もなみだも見えた。
儚い時が見え

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別れの朝

別れの朝

美しい言葉に会うと、歌を作りたくなります。
フォローさせていただいているかたの、たおやかなうたに
触発されて、書きました。

「はつなつの花笑みてきみ想いたり 紫陽花の青しのぶ恋かな」

「朝曇り飛火野にみゆ面影よ遠き町にはなにがあるとて」

「元気でね。たった一言 言い置いて朝凪の浜汽笛聞き居り」

「寂寥のこころ追うなとボールペン楷書書きたし滲んでゆがみ」

「月あかり誰も居ぬ町鎮まりて恋蛍抱

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ママ~  ねえねえ、シーズーのおじちゃんが言ってたよ・・・今夜、流星が一杯見えるよーって!ほんとかなあ。。
ママ。。ぼくも起きてられるかなあ。ねえ ママ。。お月様が居ないうちにだよ。。っていってたね。お願いもするの。いっぱい。

ママー、出ては落ちるよ。流れてく。たくさんだねえ、すごい星の数。こんなに、あったっけ。。ママ、あ、また出た、出ては消えるよ。何度も何度も流れてくよ。お星さまのお話を聴きたいねえ。もう一度。聴きたいよ。。ママー!見て!また光ったよ。忘れない、ぼく、忘れないから。。。おやすみなさい。

ママ~ねえねえ、ママ~学校始まったねえ。。小さなおねえさん 制服着て、ランドセルしょってママと学校行ったよー。広場のさくらの下で お写真撮ってるひともいる。ママ~嬉しいねえ。お空が青いねえ。ここのお兄ちゃんたちのこと、思い出す?。小さかったんだよねえ。。

ぼうやが読むうたひとつ。ライラック杯ぽん②

ぼうやが読むうたひとつ。ライラック杯ぽん②

ライラック杯ぽん②です。
ぼうやが ぼくも読みたいというので書きました。
またまた変哲のないものですが 少しだけお付き合いくだされば
しあわせです。ねこもぼうやもnoteのかたのこの分野については、なにひとつ知りません。いや、noteの人たちの誰も知らないの。
知ってるのは、ねこ大好きな小太郎ちゃんとりんちゃんちのおかあさんか奈々ちゃんちのももおねえさんだけ。。
だから、こどものことで目に入ったう

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希望

明けない夜はない

きっとそのたびに思ってきた

カーテンを開けてみた空が白みゆくとき
群青から薄灰いろに変り
やがて 薄水色になるとき
夕べ
疲れ果てた街の空が
木々の梢が夜明けの風にそよぐ時

きみは見るだろう
儚くとも そこにある希望
希ったその姿
ああ
こんなに明るかったんだと
曇りの日でさえ 
こんなに懐かしい匂いだった
すくんだ足のその先のひかり

あの時の挫折のやるせなさが
昏い底で

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ママ~。。どーんって!わあ ママ~あれなあに?
今朝、目を覚まし 雨の中 木のうろに入って休んでたぼうやが叫びました、春のご挨拶、近くの小学校のPTAが「元気だしましょ」って初めて花火大会をしています。お庭からも見えます。近所のぼうやもそのたびに笑ってます。

曲から一句~時代~

曲から一句~時代~



中島みゆきの「時代」も またカラオケで よく歌いました。
ここまで来てみれば いろんな思い出たちが 笑いながら
手を振ります。
母になり、このこの未来を穏やかにと願い、育てたことも
ひたむきだった日々も 微笑んでいます。
未来は、今」というひとの ほんとにそうだと思いつつ
どうか この先、茫々とした荒野でなく、このこたちには
笑顔輝く日でありますよう、、、時代を聴く度思います。
透き通ったこの

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あさぼらけ

あさぼらけ

おはようございます。
昨日の仕事の休み時間。
耐えきれず すがるように スマホのnoteを開いて読んだ
懐かしい母に逢うような あの先輩に逢うような思い。
あの気持ちが くすぶらないわけではないが 
やはりこの夜明けの変わりゆく空を見ると
ああ 生きてるなと しみじみ思う
おおげさだけど この一瞬が 透明で清らかに見える。
ひんやりした空気さえ滲みわたる。
天気予報は 今日のお天気は下り坂ですと

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花冷えの夜に

花冷えの夜に

「ただいまと不意に声してきみが居りおかえりよりも駆け寄りており」

「なんやねんなんて笑って無邪気な日顔いっぱいにきみが弾けり」