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「ただひたすらに繰り返すその作業は、まるで想いを紡ぐかの様に。」
憧れの先にあるものが、いつまでも憧れた日のままではないかもしれない。
それでも、あの時感じた美しさと儚さと煌めきがいつまでも忘れられなくて、
何度も密かに思い出しては心の中で愛でてしまう。
卒業作品展に並んだ8点のブローチ、
1年かけて向き合った気持ちと、忘れてしまいたくはない私の中の高揚をここに。
卒業作品展にご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
風の噂で1日に来場者数が1万人
『ガラスの心の胸飾り』
傷つくのが怖い誰かのお守りのように。
暖かい言葉やキラキラした思い出に包まれて、
大切に守られた心を胸に抱いて前を向いて歩いていけますように。
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ガラスの心の胸飾り、制作後記を改めてきちんと書くことにしました。
今まではこういう長い文章的なものを出すのに恥ずかしさの方が勝っていて、
書いても自分の中だけで収めておいたり、どこかに載せたとしても私の作品をいつも見てくださってる方しか
「私は私になりたい」
誰かではなく私になりたいと思う夜があります。
月明かりの中で子供の様に泣きじゃくる私も、
その夜が明けたら朝日の下
一輪の花をもって誰からも愛される主人公になれると信じて耐えるんです。
可愛いあの子、
頭のいいあの子、
才能のあるあの子、
あの子あの子あの子、
いくら憧れはしても、
私は他の誰でもないたった1人の私になりたい。
2020.12
DAZZ-mor コンセプト文
「息苦しささえも飲みこむティータイム」
政治や社会を語れるほど大人じゃなくてもわかるような息苦しさの中で必死に前だけを向いて生きてる。
テレビから流れてくる冷たい声に乗せられたニュースにいくら私が胸を痛めようと何も変わらない事ももう知っている。
嫌なことがあってもめんどくさくて笑って済ませることがほとんどだ、
大人になりきれてはいない癖に諦める事は覚えたらしい。
だからって別に毎日が楽しくない訳でもとりわけ不幸な訳でもない。
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