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シャーマニズム 他

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部族シャーマニズムや、天皇制に弾圧される以前のこの島の信仰について。
上記テーマについて「魂の螺旋ダンス」に漏れている原稿を新規執筆したり、採掘したときに、追加していき… もっと詳しく
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記事一覧

シャーマンズボディと肉体のフュージョン

(このレポートは3日後の2月4日に以下の有料マガジン「シャーマニズム他」に移行します。それまでの間のみ、無料でお読みになれます。)

(シャーマニズム他では、シャーマニズムに関するフィールドワークやジャーニー体験のレポートをまとめてごらんになれます。お題はたったの200円ですのでぜひご購入をオススメいたします。)

ネオシャーマニズムの日本最初の公認の導き手である濱田秀樹氏のワークショップに初めて

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年末シャーマニズムワーク(3)百年後の世界

年末シャーマニズムワーク(3)百年後の世界

承前

さて、濱田氏は今日の3つ目は全員同じジャーニーをしようと思うと語った。
ミドルワールドで百年後の社会を見に行こうというのである。
見てきた世界を参加者でシェアすることで、これからどうしていけばいいかを考える契機にしようということだった。

アンダーワールドへ行くには何らかの地下への入り口を見つけて下りていった。
アッパーワールドへ行くには人工物ではない何らかの手段で(ジャックと豆の木の雲へ

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年末シャーマニズムワーク(2)植物、草食動物、肉食動物になる

年末シャーマニズムワーク(2)植物、草食動物、肉食動物になる

承前

二つ目のジャーニーは、ほかの三人の参加者はまだ経験したことのない「水滴の旅」をすることになった。
僕はその旅はもう経験済だったので(マガジン「シャーマニズム他」参照)、濱田氏がアメリカで指導者に習ったのとは別に創作した次のようなワークをすることになった。

まず最初に植物になってください。そして土の中の水や養分、空気、日光を摂取してそれが自分自身を形づくっていくのを感じてください。
次に草

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年末シャーマニズムワーク(1)恋愛編

年末シャーマニズムワーク(1)恋愛編

(3日間全公開。3日後に有料マガジン「シャーマニズム他」に追加するため、下記のマガジン購入者しか読めなくなります。同マガジンではこのワークの長澤による過去のレポートをいくつも読めます。)

(濱田秀樹氏のシャーマニズムのワークショップを2004年に日本で最初に紹介した拙著『魂の螺旋ダンス』書籍版は絶版、アマゾンで古本は高騰しているため、次のnote版がオススメです。)

2020年12月27日のワ

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ネオ・シャーマニズムの体系

マガジン『魂の螺旋ダンス 改訂増補版 読みやすい版』の(5)に以下の文章を加筆しました。既に購読されている方は、加筆部分も随時読めます。

またマガジン「シャーマニズム 他」にも掲載したので、それをご購入の方は全文読めます。

シャーマニズム他をご購読の方は、途中でレポートが有料化している部分以下が読めない場合は同マガジン掲載のこちらでご覧ください。

単独で読みたい方は、無料部分は公開、有料部分

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このつぶやきを見るにはマガジン購入する必要があります。

マサイ族と性別

 本当はマサイへの疑問はいっぱいある。まずは女性の成人式としての割礼という習慣。日本人でマサイの戦士と結婚した人はこれを拒否できたのか。
 次に男性の成人式としてのライオンとの闘いという習慣。性同一性障害があれば、これを拒否できるのか。あるいはそうでなくても男性性と女性性というのは、いやあらゆる性格、性向性は虹色のグラデーションを成しているはずだ。
 それを無理やり、男と女に二分割して、男であれば

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三光「寺」 保存されたわずかな石仏

 日秀上人の興した元の三光院(寺)が、明治の廃仏毀釈によって廃寺となり、日秀神社となった。

 石仏は全て廃すよう命じられたが、信仰の厚い村人はできるだけ隠しておいた。
戦後またそれを並べ直した。が、心ないマニアに一部は持っていかれ、また減ってしまった。

 そのような由来を歴史的に記さず、ただ旧社格を「無格社」とする鹿児島県神社庁の由来書記述は、欺瞞的であり、不誠実である。

隼風(はやち)神社のこと

鹿児島神社の境内社である隼風(はやち)神社には、祭神が日本武尊であると書いてある。
これでは、征服された側の隼人を祭っているのか、征服した側の日本武尊を祭っているのか、混乱する。

あとで隼人塚史跡館にたどり着いたときに、この点について、学芸員みたいな人に尋ねたところ次のような事情ではないかとその人は考えているということだった。

廃仏毀釈の傷跡

薩摩藩の廃仏毀釈は全国一ひどい。

写真は隼人塚史跡館で撮影した正国寺石仏。

単なる廃止ではなく暴力的にたたき割られているのが痛々しい。

死と再生のワーク  シャーマニックジャーニー

 友人のNPOの機関誌のゲラを送ってきたので、改めて今夏のシャーマニズムのワークショップについて、シャーマンの濱田さんと、あびのレポート部分を掲載します。

 他の人の体験レポートは転載を控えます。

 もともと、男女共同参画、子育て支援のNPOですが、そのためには、まず自分たちが自然とチャンネルを繋げて、パワーアップしようという研修は、大変迂遠なようでいて、実は基礎の部分の涵養だと思っています。

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水滴の旅 シャーマニックジャーニー

 拙著『魂の螺旋ダンス』書籍版(2004年 第三書館)に私はこのように濱田秀樹を紹介している。

・ 私のシャーマニズム体験

 『シャーマンへの道 ~力と癒しの入門書~』(邦訳 高岡よし子 平河出版社)などの著作で日本でもよく知られるマイケル・ハーナーは、南米において聖なる植物を用いたシャーマニズムの伝統に出会い、大変な衝撃を受ける。

 その後、北米において太鼓の連打という技法を用いたシャーマ

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光と風と波と シャーマニックジャーニー

濱田秀樹さんのシャーマニズムワークショップを西暦二〇〇〇年頃、初めてコーディネイトして参加したときの話は拙著『魂の螺旋ダンス』にも書いてある。

あのときはとにかく第一章部族シャーマニズムを書くのに、部族シャーマニズムを「体験」してなかったら書けないでしょ、そのためにまたアメリカ行く?と悩んでいた。すると、日本にひとりだけ、できる人がいると、Eiboさんに教えてもらって、コーディネイトしたのでした

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