- 運営しているクリエイター
#ヘミングウェイ
Ernest Hemingway “For Whom the Bell Tolls” / ヘミングウェイ 『誰がために鐘は鳴る』
★★★☆☆
言わずと知れたノーベル賞作家ヘミングウェイの古典作品です。訳者は大久保康雄氏。
新潮文庫から高見浩訳の新訳版も出ているようですが、僕は旧訳版で読みました。どうしてなのか? 自分でもわかりません(購入したときは出てなかったのかも?)。
1973年の訳なので、ところどころちょっと古いかな、と感じるところがありました。高見浩訳ヘミングウェイが好きなので、新訳版で読めばよかった……か
ERNEST HEMINGWAY 『A FAREWELL TO ARMS』
★★★★☆
Random Houseから出ているVintage Classicsシリーズで読みました。新潮文庫『武器よさらば』(高見浩訳)も同時に読んだので、読み終えるのにけっこう時間がかかりました。
具体的には片手に一冊ずつ持ち、英文を何行か読んだあとで日本語訳を確認するという読み方です。最初は立ったまま電車で読むのが大変でしたけど、慣れるとなんとかなるものです。
高見浩訳のヘミングウ
アーネスト・ヘミングウェイ 『日はまた昇る』
★★★★☆
言わずとしれたヘミングウェイの長篇デビュー作。2012年にハヤカワepi文庫から出た新訳版で読みました。訳者は土屋政雄。いま話題のカズオ・イシグロの『日の名残り』や『わたしを離さないで』などの翻訳をしている方です。ううむ、タイムリー。
とはいえ、同じノーベル文学賞受賞者の作品といえども、ヘミングウェイは1954年受賞なので、63年も前のことです。カズオ・イシグロと関連づけるのは
アーネスト・ヘミングウェイ 『こころ朗らなれ、誰もみな』
★★★★☆
ヘミングウェイの短編を集めた選書です。19篇収録。柴田元幸翻訳叢書のシリーズです。
全集を読んでしまったので、当然、読んだことのある作品しか収録されていませんでした。
なんで読んだの? バカなの?という声が聞こえてきそうですが、訳者が変わるとどうなるのかな?という好奇心が湧いてきて手に取った次第です、はい。
選んだ作品は概ねよいと思いますが、『キリマンジャロの雪』と『フラ