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時代が変わるうねり。小手先ではごまかせなくなる気がする。

今年は特に「時代の変わり目」を感じずにはいられない。
私自身も変わり目にいるけれど、個人レベルではない、何か大きな宇宙的な変化を感じている。

これまでの「当たり前」や「暗黙」の瓦解

今まで覆い隠されていた「社会的に都合の悪いこと」が一気に噴き出し、あからさまにされている問題が、ここのところ多発中。

オリンピックの汚職、旧統一教会と政治、旧ジャニーズ事務所、タカラヅカ、日大アメフト部、そしてここに来て自民党…。

共通しているのは、いみじくも、その分野で長らく君臨してきたビッグモンスターばかり。
それぞれ、スポーツ界、大手広告代理店業界、エンタメ界、メディア界、学生競技界、政界。
各分野のトップにおいての「君臨ぶり」を、私たちも当たり前のように認めてしまってきた。

これまでは、多少の抵抗感があっても、その組織の大きさの前に埋もれ、いつの間にか「暗黙のルール」化し、思考停止や、あきらめのようになっていたと思う。

私自身も、エンタメ界、スポーツ界、メディア界の端くれとして関わってきた一人として、これまで疑問を感じることはあった。
オリンピック等のスポーツイベントが電通(広告業界)とのタッグによって過度な商業主義に傾いていることは、実はアスリートへの弊害も生んでいると現場でも感じていた。

旧ジャニーズ事務所への「忖度」はメディア側の末端でも確実にあり、私自身も、当時の意識は過剰な配慮だったけれど、今思えば忖度。
表面化した発端は性加害問題ではあったものの、その背景にはメディアとの癒着や忖度があったという問題に発展したことも大きい。
タカラヅカも、なかなかの特殊性ある壁の対応に苦慮した経験がある。

私自身は、ヘンだよ、と内心は疑問を抱きながらも、巨大な組織の前には「仕方がないこと」として飲み込まないと、成立しない仕事も多かった。
そこで生業する身として「暗黙」の了解をせざるを得なかった。

厳密には「了解」なわけではないけれど、私一人が疑問を呈したって変わらないし、やっかいものとして退場させられるだけ。
そんな風にあきらめているうちに、いつの間にかそれが「当たり前」になってしまっていた。

たまたま私が携わってきた業界で「ヘンだよ」と思ってきた問題が、ここへ来て一気に表面化してきている。
私にとっては、驚きではなく、やっと。

どの問題も、キッカケは、おそらくたった一人の勇気。
私のように疑問を感じながらもあきらめたり、自己保身を優先してしまう人が多い中で、その勇気は、本当に称えたい。
いや、
実際はそんな美談ではなく、私なんぞの疑問とかいうレベルでは語れないほどの、「声を上げざるを得ない」憤怒とか苦しさだったかもしれない。

これまでも絶対にあったはずなのにずっと埋もれてきた声が、今は顕在化してきて、風穴を開けていることに、大きな時代の変化を感じている。

単なるスキャンダルで済まされないような次元。

小手先ではごまかしできない変革なのでは

「絶対的」と言っていいほどの象徴的な巨大で閉鎖的な組織が根本から崩されるような現象がこんなに続くのは、さすがに人間の力だけではない「なにか」の力のような気がしている。

もちろん、SNSという文明の利器によって、一人ひとりが力を持てる時代になったことも大きい。

たまたま見える事象としては、「たった一人」から始まっているかもしれないけれど、宇宙規模でのエネルギーの影響が意識を変えて、行動させているのではないかという気がしている。

私自身はスピリチュアルや霊的な能力はないけれど、なんとなく「目に見えない力」は信じている、というか無視はできない、と思っている。
なんだかんだ、私たち人間は宇宙の中にいるわけだし、宇宙のエネルギーと無縁ではないはずだから。

3年くらい前から「風の時代」とか言われていて、その道の専門家が「2024年頃には本格的に変わる」と口をそろえて言っている。
私自身は「風の時代の申し子」のような人らしいので(笑)、風の時代は歓迎だけど、実際にその変化を感じられるのかは半信半疑でもあった。

こういうのってたいてい「わかりやすく」見えないものだから。

でも今回は、本当に変わるのかもしれない。
"
風の時代"とか名称はさておき。
大きな組織がねじ伏せるような論理やピラミッド的な在り方は根こそぎ崩れていく…そんな時代の予兆を感じる。

裏を返せば、大きな組織が絶対的ではなくなる。

寄らば大樹の陰的な発想では通用しなくなる。

そうなると、「個」としての土台が大切。
拠り所は「自分」

他人との比較や人の顔色を基準にしていては、変化に振り回されてしまう。
自分がどうありたいか、自分の心にウソをつかず向き合って、自分の本質や財産をきちんと知り、自分を活かすマインドが必要になってくる、と確信している今日この頃。

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