最近はよく本を読んでいる。 先日、『アーモンド』という小説を読んだ。 韓国の作家さんによる、失感情症の少年の物語だ。 ここに「イス」と「ゴニ」という名前が出てくる。 ゴニは暴力的で荒々しい性格なのだが、ゴニという名前は〝ゴニらしい〟と表現されており、 一方でイスという名前については「弱々しく聞こえる」と書かれている。 韓国のお名前だが、この感覚はとても納得できる。サ行のやさしく聞こえるイメージとか、濁音の持つ力強さとか。 日本と韓国では言語も名前の文化も異なるのに、そうい
17歳の誕生日からはじめたnoteが、今日、4年目を迎える。 当初はその辺の高校生として匿名でやっていたが、なんやかんやで人力舎所属の芸人という肩書きになってしまった。 まあでも、こそこそ密かにやっていることに変わりはない。 芸人らしいことにまるで触れないのはどうかと思うけれど、好き勝手に書ける場所だから、これからもすきなことを書いていきたい。 お笑いにしても名前にしても趣味にしても、たのしい、とか、すき、でいたいなあと思う。 できるだけ、それを軸に生きていけたら良い。
最近、とても久しぶりに体調を崩した。 小学生の頃なんかはわりとよく熱を出していた気がするのだが、ここ数年全然そういうことがなかったので、ほんとうに久々だった。 きつかったけれど、インフルエンザでもなんでもなかったし、幸いかつ悲しいことに暇で、仕事に穴をあけるようなこともなく済んだ。 まだまだ寒い時期は続くので体調には気をつけましょう、という定型文で、本題に入る。 昨年末のnote(#33)で、置き字を用いた男子名について調査した記事を書いた。 今回はその女子名バージョン
明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 元日から事務所ライブ『バカ爆走!』があり 芸人がそれぞれお客様へのプレゼントを持ち寄ったのだが、私はこんなものを作った。 スマホの裏に入るサイズのステッカー。 このサンプルは黒だが、ほかにも何色かある。 我々は人力舎の養成所JCAの31期生なので、 その31期16組のコンビ名を組み合わせて “2024”という文字を表すデザインにした。 ibis Paint というお絵描き用のアプリを使って 一文字
12月。年末である。 2023年は私にとってどう考えてもすごい年で とにかくいろんな環境の変化があり、日常が大きく動いた一年だった。 時間の流れは早いんだか遅いんだかわからないし、忙しい日々を送ったわけでもないけれど でも、たぶん、充実していたんじゃないかなあと思う。楽しかった。 好きがたくさん増えて、それだけで、良い年だった。 来年は20歳になる。 18歳で成人とはいえ、今の環境的にも全然まだまだ余裕で子どもなので、20歳ってなんだかすごい数字だ。当然のように実感はな
最近、名前集めをしていない。 ──いや、していないというのは語弊がある。 私の名前収集は、ネットやテレビなどで見つけた名前を写真に撮るなりメモに書くなりして記録する、というのが第一段階の作業で、次にそれらの名前を表を作れるアプリでジャンルごとにまとめたり、別アプリで50音順に並べたりする。 万が一どこかのデータが消えても対処できるように、複数の場所で保存しているのだ。 しかし、この50音順に並べるために使っているアプリがどうも情報量に耐えられないらしく、 入力の最中に落ち
この、noteのはじまり。 すぐに決まってすらすら書けるときもあれば、 なーにを書こうかな……と全く進まないときもあって、今日は完全に後者。 ぐるぐる考えて思いついたことを 書いては消してを何度か繰り返したものの、 どれもしっくりこなかったので 今回は諦めて、本題に入ってしまうことにする。 さて。 人の名前によく使われる人気の漢字といえば、 何を思い浮かべるだろう。 男の子なら、「太」とか「翔」とか。 女の子なら、「花」とか「美」とか。 時代や性別など、括り方によ
世界陸上が終わった。 ……さすがに前回と始まり方が同じすぎる。 でも仕方ない、家にいて観られる競技は全部観たのだから。 やり投げ・北口榛花選手の金メダルはもうとんでもなくかっこいい大逆転で素晴らしかったし 日本勢の入賞も11で過去最多ということで、そのほとんどをリアルタイムで観られたのも嬉しかった。 やはりこういうアスリートたちを見て思うのは 負けず嫌いって凄いな、ということ。 もちろんアスリートに限らずだとは思うが 勝負に勝ちたいとか、負けて悔しいとか、誰かに負けた
世界水泳が終わった。 福岡での自国開催というのも相まって 毎日楽しみにテレビ中継を観ていた。 私は小1から中1まで水泳を習っていて、 「水泳をやったら体力がつくから持久走もできるようになる」と聞いていたのだが 持久走の順位は小学校低学年の頃、学年の真ん中あたりだったのが年々悪化していって、 小6の結果はビリから4番目くらいという、散々な有り様だった。 一応、100メートル個人メドレーなんかもやっていたけれど、まあタイムが出なかった。 得意なのはクイックターンと、水の中で
最近、4冊ほど本を読んだ。 幼い頃は絵本が大好きで 小中学生の頃──"名前"という趣味に出会うまでは、ほんとうに毎日のように読書をしていた。 子ども向けの小説みたいなものも通ったが、 主に読んでいたのはミステリーだ。 夜寝る前、その小説に書かれた人の殺し方をリアルに想像してしまって目が冴えたりするのに、懲りずにミステリーばかり読み漁っていた。 その後、名前集めが趣味になったあたりの時期から一気に本を読まなくなり、 誰かが作ったフィクションよりもノンフィクションやドキュメ
芸人になって最初の1ヶ月が過ぎた。 事務所のホームページにも宣材写真が載って、 いよいよほんとうにプロの芸人になってしまった。 結局のところこれといった実感はないのだが、 とても楽しい日々を送れているのは確かである。 さて、そんなわけで今日のnote。 前々回の記事(#25)で書いた漢字1文字ネームのお話の、続きをやっていきたいと思う。 #25では、同じ漢字1文字で様々な読ませ方があったものをランキング形式で紹介したが、 今回フォーカスしたいのは "漢字に外国語の読み
TwitterもInstagramもTikTokもやらず ただひたすら、noteだけに出現してきた私が この度、プロダクション人力舎のHPに載ることになった。 確かに私はこの1年、JCAという人力舎の養成所に31期生として通い、"人力舎所属芸人"になることを目指して活動してきた。 JCAから人力舎所属に選ばれるのは一部なので、 その枠に入ることができたということだ(詳細は相方のnoteを読んで頂きたい)。 それでも、去年の3月までただの高校生で、過去に舞台経験があるわけ
この度、芸人になりました。✌︎ プロダクション人力舎所属、凪(なぎ)という名の男女コンビです。 noteは名義を変えましたが、今後も変わらぬスタンス及び内容で続けていく予定です。 なお、#25までの記事内の発言は、すべて名も無き一般人としての言葉たちですので、悪しからず。
4月。春は忌々しい花粉の季節。 ……否、清々しい新年度である。 この1年間で感じたことと言えば 自分は本当に人見知りなのだ、ということだ。 確かに幼少期からそうだったらしいし、 学校のクラス替えで自分から友達を作りにいけた経験などほとんどないし、 基本的に人間関係は狭く浅くでやってきたし、 いわゆる"気の置けない友人"なんてものが人生で存在したこともないのだけれど。 それにしても、「あ、ほんとに全然自分、話しかけにいけねえじゃん」と改めて思い知って 流石にちょっとどうに
今日でnote2周年。 よく続いている。偉い偉い。 1周年のときはまさか1年も続けられるとは思っておらず、ハイテンションな記事をお送りしたが、2周年ともなれば慣れたものである。 3年目もこの調子でやっていきたい。 そんな今日は、前回の続きをやっていく。 というわけで、 私が見つけた熟字訓を使った名前を どんどん紹介していこうと思う。 続・熟字訓ぶった切りいろいろ▼雪崩【なだれ】 🚹桃雪(とな) ▼海苔【のり】 🚹海亜(のあ) 琉海(るの) 🚺海愛(のあ) 海
遅い。とにかく遅い。 今月のnoteに何を書くのか、 最近、決まるのが本当に遅い。 名前集めは日々、狂ったようにしているのだが これというトピックがなかなか思いつかない。 そのくせ、トピックが決まったらどんどん書きたいことが浮かんで、長くなるのだ。 まあそんなわけで、過去の記事を見返して 何か題材はないかと探していたのだが、 数日かけてようやく内容が固まったので こうしてnoteを書き始めている。 また今日も、なんだかんだ長くなりそうだ。 あ、そういえば。 "よう