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【考察】なぜ2年に渡る停滞期から脱出できたのか


2年間1kgも減らなかった体重

 2年前に心身ともにだいぶ無理をして、その後一気に10kg以上増えて以降何をしても減らなかった体重。もちろん日々の1-2kg程度の振れ幅はあるけれど、平均値で見れば2年間1kgどころか100gほども変わってないのではないかという調子だった。2年間でローファット、ローカーボ、そのどちらでもなくPFCバランス重視、置き換えダイエット、16h断食、ファスティング、有酸素運動の量を増やす・抑える、筋トレの量を増やす・抑える、主食を米にする・芋にする、グルテンフリーetc…ありとあらゆる方法を試してなんとか痩せられないかと必死だったけど、完全にダメだった。「努力しても意味ないならもう何もしたくない」という気持ちと、「どうにかして元の体形に戻りたい」という気持ちが毎日何度もぐるぐる入れ替わって、悩みすぎた挙句イライラが爆発して過食に走って自己嫌悪で泣いたり、他人にも会えなくなって社交性を失って、本当に太っていることに人生のすべてを支配されてた。
 でも4ヶ月前、あまりにも二日酔いの日に「内臓をリセットしたい!」という気持ちに駆られてファスティングを試したらびっくりするくらい体重がストンと落ちて、そこから和食中心、タンパク質ほどほどの食生活に切り替えて、何度かファスティングも取り入れて、5,6kg痩せられた。
 痩せられない2年間でファスティングを何度か試したことがあるけど、一切効果がなかった。なのに何でいきなり体重が減るようになったのか?自分でも理由が突き止められていないのだけど、いくつか思いつく原因はあるので今後のために考察を残しておきたいと思う。

体調面:代謝が元通りになったから

 これが一番に思いつく原因。カロリーメイト生活→主食抜き→自己流のケト→ローカロリーで多分代謝がボロボロになっていたはず。ここ半年は痩せることを殆どあきらめて食べたいものを適当に食べる、言ってみるなら「人間らしい我慢しない食生活」だったので自然と代謝が戻ってきたのかな、と。そこにファスティングで内臓に休養を与えてあげて、一気に好転したのかな?

食事面:和食中心の生活に切り替えたから

 なんとなく和食って調味料が複雑でカロリー計算には不向きだし、味の濃いものが好きだったので実家出て以降は避けてきた。どちらかというと和食なんて食べたくない、というレベルで避けてたかも。(海鮮丼とかは好きだったけど。)
 ファスティング明けに変なもの食べて体重戻したくないな、と思ってあれこれ調べるうちに「人間(特に日本人)って玄米とお味噌汁で十分栄養摂れるんだよ」みたいな情報を見つけて、最初はタンパク質少なすぎて抵抗あったけど思い切って試してみることにした。結果私も日本人だったんだなという感じで、大幅な体重減とかはないけど、ちゃんと消化されているからおなかの調子もいいし、筋肉が落ちた感じもないし、何粒飲むの?!って感じのサプリも飲まなくて平気になった。

生活面:過剰な朝活をやめたから

 仕事が忙しかった時期に、どうしても運動する時間を取りたくて無理して4時とか5時台に起きてジムに行っていた名残で「運動は絶対に朝!!!」と思い込んでいる節があった。ただ朝ジムに行くと夜やることなくてゆっくりしながらダラダラと食べてしまったり、謎の過食欲に襲われたりとか失敗することも多かった。
 めっちゃ今更な気付きだけど、夜にジムに行けば仕事終わり→ジム→風呂→寝る、で無駄な時間を過ごさなくて済むなと思い、過剰な朝活をやめることにした。朝起きて活動できる自分えらいとか、空いてる時間は有効活用しなきゃ、みたいな謎の焦りもあって、朝ジムに行かないとソワソワしちゃうこともあったけど、夜ジム行く方が今は調子いい。

精神面:「こうじゃなきゃいけない」という執着を捨てることができたから

 たんぱく質は最低でも〇g、1日5食に分割、ジムは朝、炭水化物は太る、PFC管理しないと太る、必要な栄養素はサプリで必ず摂取、などなど、長年意識して勉強してきたことを実践しているつもりだったけどそれが自分に対して悪影響を及ぼしていることに気が付いた。「私はみんなに褒められる体形じゃないといけない」というのがそもそも最大の執着だったかな。
 もちろん今も痩せたくて痩せたくて仕方ないけど、そのために極端なことをしようという気持ちはあまりないので、執着というほどではなくなったと思ってる。

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