本文

私は熱い恋愛中だ。
マッチングアプリで出会った男の子と気が合って、デートを重ねている。
こんな熱い恋愛は初めてだ！

しかし。問題が1つ。
彼はどうやらもう1人、候補者がいるようだ。

私はこっそり尾行した。
どうやら彼女は高圧的らしい。
彼は彼女に支配される関係のようだ。

こうなったら、私が助け出すしかない！

「巡（めぐる）くん！」
「熱海（あたみ）さん…」
「今大丈夫？調子はどう？病院行ったほうがいいんじゃない？」

思わずまくし立ててしまう。
彼が心配しすぎて先回りしてしまう。

「ちょっと、巡。あの女は？」

女性の声が聞こえた。
高圧的な彼女だ。

「お、お嬢様…彼女はですね……」
「見損なったわ」

「！捨てないでください！お嬢様！付き人は続けますから！熱海さんだけは…」

「問答無用。殺菌しないとね」

「いい、お前は熱海…だったわね。お前は我が軽井沢財閥の顔をつぶす真似をした。初犯だから見逃すけど、次回この行動を発見次第、殺菌するわよ」

あとがき

ごきげんよう。月ノ宮闇と申しますわ。

さて、語り手は「魅力的な主人公」と言えるのでしょうか……。
魅力的の定義は人それぞれ故、難しいですわね。

恋愛は難しいですわ……。
熱すぎる女の子と高圧的な女の子のトラバサミになる男の子のイメージですわ。解釈違いでしたら申し訳ありません。

巡くんがどうなったのか？ご想像にお任せしますわ。

長話が過ぎましたわね。
それではごきげんよう。
また次の記事でお会いしましょう。