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中谷美紀さんの『オーストリア滞在記』に共感が止まらない

ドイツ国内で引っ越したばかりなので、家でWiFiを新しく契約するため、今日はずっと、プロバイダーのエンジニアが来るのを待っていた。12時から17時までの間に来る、ということだったので、午前中に外出の用を済ませて、11時からずっと部屋で待機した。すると14時過ぎに夫からメッセージあり。「今エンジニアが来たみたいだけど、不在だから帰ったらしい。次のアポは2週間後」。。。

そんなわけない。ずっと家にいたし、11時過ぎに郵便配達が来たときはインターフォンはちゃんと大きい音で鳴った。インターフォンが壊れてるとか聞き逃したなんてはずはない。2週間待ってやっと取れたアポだったのに、次のアポがまた2週間後なんてありえない。。不在だから帰ったとか、なんで嘘つく?!?!

もう、こういう事態はドイツにいるとわりと頻繁に起こるので、まあまあ免疫はついたつもりだけど、やっぱり怒りが収まらない。。「お客様をなんだと思ってるんだ。」笑

こういうとき、読むと癒される本がある。
数年前にドイツ人ヴィオラ奏者とご結婚された女優・中谷美紀さんの、『オーストリア滞在記』。

中谷美紀さんが去年オーストリアで過ごした3か月間の、毎日の出来事が丁寧に描かれているのだが、大女優が自分と同じようなところで文化や言語の壁にぶつかったり、コロナ渦で同じようにロックダウン生活をしていたり、同じドイツ語サイトDWで勉強していたり、なんでもDIYしてしまう家族に驚いたり、頑固な夫に呆れたり、、とにかく、大女優・中谷美紀様とこんなに共感ポイントがあることが嬉しすぎて、描写されてる感情がわかりみすぎて。つい前書きの段階でうるっときてしまった。

そして、毎日の手料理の描写がおいしそうすぎ、レベル高すぎ(※)で、次は『中谷美紀の、ヨーロッパの食材で作る毎日のレシピ本』を、ぜひ出していただきたい。

※例えば、ある日は、「夕食の前菜は鹿のレバーパテをディンケルの極薄クラッカーDinkelsとともに。続いてれんこんのきんぴらと山芋のソテー。ズッキーニとえのき茸、庄内麩の赤だし。メインは豚肩ロースとタマネギの生姜焼きに千切りキャベツを添えて。」とか。また別の日は、「夕食はAuernigのホワイトアスパラガスのズルツェにて始まり、スミイカのアヒージョに、お昼のメンチカツのタネを用いたビュレッテを食す。付け合わせは、エリンギのガーリックソテーにいんげんの塩ゆで、山芋のソテー。」とか。

心がちょっとささくれたときに読むと癒されて自然に笑顔になれる、この本。キンドルにダウンロードしておいてよかった。WiFiも使えないし、今日はページが進みそう。

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