免許証の更新をするべく、休暇を頂いていました。そんな訳で、免許センターから最寄りのスタバで自分の「在りたい姿」についてノートにまとめていたのですが、とんでもないことになりました。

途中から「傷つきたくない」を中心とした内容に。在りたい姿を目指した願望ではなくて、今の自分にある願望の方が優先度が高いみたいです。

実際にさらに深掘りしてみたのですが、やはり自分はこの「傷つきたくない」にかなり支配された生き方をしていたなと、改めて思うところです。その整理した内容を備忘録としてここに残すことにしました。

傷つきたくないという思想

すでに何度も登場している「傷つきたくない」と思う理由は、過去の学生時代のイジメが原因です。高専時代はイジリに相当していましたが、実態はイジメに近いところだと思います。

このイジメの経験から、自分の身は自分で守るしかないということが刷り込まれました。そして、自分が傷つかないことを絶対条件として、自らの行動を選択するようなりました。

自分が傷つかないために周りに気を遣うようになり、自分が傷つかないために頑張るようになりました（例えばコミュニケーション能力を上げること）。

実際に書き出すまで意識していませんでしたが、私の行動の軸にあるのは「自分が傷つかないこと」でした。これが達成されれば、私の人生は十分とさえ考えていたようです。

自分が傷つかないために、周りに気を遣う。これを書いた時に、これまでの私が下してきた選択は大きな問題があったことに気づきました。相手を満足させることが絶対にあり、自分の意思に関係なく相手の提案を呑んできたのです。

それは必ずしも不利益にはなりませんでしたが、本当にこれが私のしたいことなのかというモヤモヤが常に脳裏をかすめていました。

人生の目的について

人生の目的などこれまで考えてきませんでしたが、確かにその通りでした。自分が傷つかないことが人生の全てでしたので、人生の目的などを考えるのはまさに二の次でした。

自分が傷つかないためにコミュニケーションを頑張りました。自分が傷つかないために常に周りに迎合してきました。これを書き続けて思い出したのは、自分は本当は周りに左右されずに、自分の時間を生きたいということでした。

周りの意見や提案を素直に聞いて取り入れるのは良いこと。ですが、周りの空気を壊さないために、何でも鵜呑みにするのは違うということ。

周りの人たちを満足させるためなら、いくらでも自己を犠牲にする。それは自分が傷つかないための私なりの人生戦略でした。そのために私は自分の時間を放棄してきたのです。

正直に言うと、私は自分のことが好きではありませんでした。それは、私の時間を生きていないということに対する反動でした。

おわりに

私の人生において「傷つきたくない」というのが、ここまで侵食していたとは。自分の人生観を考えるために書き出しをしてみたのが出発点でしたが、どうやらそれ以前の問題のようでした。

私の人生は「傷つきたくない」を達成するための選択と行動の結果でした。ならばそれを覆していく必要がこれからはあります。

全ては自分の時間を生きるために。これは今年度の総括と反省です。一度これまでの選択を振り返り、リセットをかけていく必要性を感じました。その時間を暫くください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな１ページに寄り添えたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

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