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写真というメディアを考える

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イメージ・コンテンツを制作する事は、視覚を通過して、人の心に問いかけることが一番のポイントだ。 人の心に問いかける事は、感性の同一性を得るということで、国境、時間という領域を超え… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

(今日の一枚)Battlefield(戦場)-ダーガーイズム

(今日の一枚)Battlefield(戦場)-ダーガーイズム

(今日の一枚)Battlefield(戦場)-ダーガーイズム
ジャスティン・カーランド(Justine Kurland,1969- /New York-写真家)

Battlefield by Battlefield 2001/カラー写真/30 × 40インチ

カーランドの視点は、粗野、ロマンテック、理想的、反ユートピア的な要素を平等に扱っているところだろう。

ダーガーイズム:現代アーティスト

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書評:明るい部屋-写真についての覚書-ロラン バルト

書評:明るい部屋-写真についての覚書-ロラン バルト

明るい部屋―写真についての覚書 単行本 – 1997/6/7
ロラン バルト (著), Roland Barthes (原著), 花輪 光 (翻訳)「写真:それは、かつて、あった。」
このエッセイ的な覚書は、前言を否定するところは、パーツの記号論的な視点であり、哲学的な展開だろう。

以下、抜粋の概要と評1)写真の特殊性:写真の存在論、写真、それ自体が何であるか?
そこから、この覚書は始まる。2

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「南アジアの女性のクリエイティブ・コレクティブ」(SAWCC)とは

「南アジアの女性のクリエイティブ・コレクティブ」(SAWCC)とは

南アジアの女性のクリエイティブ・コレクティブ(South Asian Women's Creative Collective)

「SAWCCの役割は、南アジアの1997年から女性を、ジェンダーや文化的表現の問題とインテリジェントのやり取り、という最先端の仕事を紹介して、評判を得ている。非営利で新々(アーティスト)、及び、確立された南アジアの女性アーティストとクリエイティブな専門家の進歩、可視性、

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(今日の一句)海近く....

(今日の一句)海近く....


















このBlueのお花は、ボリジ or ルリジサ (英-Borage / 瑠璃苣 / 学名 Borago officinalis)

* 陽気の不安定な六月ですね、どうぞ、ご自愛くださいませ。

カルメン・マキさんの歌う「六月の詩」(8min以上ありますので・・)

(註)縦書き・・・この文字組み、ムーンサイクルさんの影響で・・やってみまし

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ART:ゾーイ・レオナルド(Zoe Leonard)の伝えたいことは・・・

ART:ゾーイ・レオナルド(Zoe Leonard)の伝えたいことは・・・

ゾーイ・レオナルド(Zoe Leonard)の伝えたいことは・・・

ゾーイ・レオナルド(Zoe Leonard,1961- /NY在住アーティスト-写真・彫刻/そして、活動家)

ゾーイ・レオナルドは、その詩「大統領が欲しい」- I want a president
が、あまりに著名だが、フェミニストとしてのアートでの表現(表象)も大きな極だろう。

ゾーイ・レオナルドの表象を、もう少し、ご紹介

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女性作家:ゾーイ・レオナルドの「大統領が欲しい」-アートパフォーマンス

女性作家:ゾーイ・レオナルドの「大統領が欲しい」-アートパフォーマンス

ゾーイ・レオナルドの詩「大統領が欲しい」- I want a president
ゾーイ・レオナルド(Zoe Leonard,1961- /NY在住アーティスト-写真・彫刻/そして、活動家)

ニューヨークと言う情報の発信地を拠点とするアーティストであり、活動家でもある。
ゾーイ・レオナルドは、写真、彫刻、インスタレーションを融合させた作品で、厳格な概念論と明確に個人的なビジョンを訴える作家だ。

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