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【第6話】夫の世話を止めたら、夫の症状が改善した話①



「アスカさんは
困っている誰かを
お世話する生き方を
無意識に選んでいませんか?」


「まずその"良い子ちゃん"を
やめましょう!」



良い子ちゃんを…やめる……?



不眠症の夫を持つ、

自分を変えたい!!



という思いから、
受けることにした
電話カウンセリング。

数時間にわたるセッションの末
いただいたのは

"良い子ちゃんをやめましょう"


という衝撃のアドバイスでした。


どーゆーこと?




私「良い子ちゃんをやめる…

というと?」


先生「とりあえず

一度ちゃんと

眠った方が良いでしょう」


私「…例えば実家に帰るとか?」


先生「それも良いかもしれませんね」






ーー実家に帰省するーー



当時の私には
正直考えてもみなかったことでした。


なぜなら、

目の前に

眠れなくて困っている人(夫)が

居るのに、

そんな、困っている人を

家に置き去りにして

(世話を放棄して)


実家に帰るなんて

ありえない!


と、思っていたからです。

病気の人を置き去りにして大丈夫なのか?


けれども
思ってもみない
アドバイスに戸惑いながらも

(たしかに睡眠不足で
私も具合が悪いしな……)

(このままいったら
夫と私で共倒れになるかも……)

(共倒れだけは
なんとしてでも避けたい……)





という思いから、

とりあえず
一週間だけ帰省することに決め、

この電話カウンセリングが終わった後
そのまま義母へ連絡しました。



私「○△□…というわけで、
一度まとまった睡眠を
とりたいので
実家に帰省しても
よろしいでしょうか?」

義母「大変だったわね…
眠れなくなって
パニックになるだなんて…
(夫を)こっちに連れ戻すかい!?」

私「いや……その必要はないかと…」

義母「とにかくあなたは寝てちょうだい!」

私「ありがとうございます。」



これで眠れるぞ!!

こうして義理の両親からも
許可をもらい、

私は一週間
帰省することにしました。




病気で困っている亭主を

一人置いて帰省する


当時の私にとってみては、

フツーーーに
薄情で無責任と感じる
大胆な行動でしたが


結果的には

この行動こそが

後に私自身を変え、



そして夫の不調が改善する

大きなきっかけとなったのです。






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