森下 綾

東京で主に杉を使った木工作品を制作しています。 iichiにて企画などで制作した1点も…

森下 綾

東京で主に杉を使った木工作品を制作しています。 iichiにて企画などで制作した1点ものも取り扱っています。 森のことを知るためのnote。 ※全記事(森林贔屓) instagram ayamorishita_woodwork

ストア

  • 商品の画像

    高坏_漆色

    サイズ:幅17cm 奥行き17cm 高さ7.5cm素材:鹿児島県産 杉、漆※木目が一つ一つ異なるため、写真と全く同じ表情のものは完成しません。ご理解の上、ご購入をお願いいたします。※在庫以上の数量をご希望の場合はお問い合わせください。<漆器を長くご使用いただくために>現代の生活で便利に使えるものは基本的に漆はまだまだついていけません。長くご使用いただけるために下記内容に注意してご使用いただけますと幸いです。”使えないもの”・食器洗浄機×・電子レンジ×・オーブン×・冷蔵庫×・熱湯を急に注ぐ×※熱いものを急に入れると漆が変色することがあります。一度ぬるま湯などに通して、急激な温度変化を避けることをお勧めいたします。・水につけっぱなしにする※漆を塗ってもまだ木が呼吸をしているため、木そのものが傷んでしまいます。”使えるもの”・中性洗剤※ざらざらの強いスポンジで洗うと傷がつく場合がありますが、通常のネットスポンジなどは強い力で擦らない限り基本的に大丈夫です。その他ご質問がございましたらお気軽にご連絡ください。
    ¥16,500
    Aya Morishita Woodwork
  • 商品の画像

    平皿_4×7_黒色

    サイズ:幅24.5cm 奥行き14cm 高さ約1.3cm素材:鹿児島県産 杉、漆※木目が一つ一つ異なるため、写真と全く同じ表情のものは完成しません。ご理解の上、ご購入をお願いいたします。※在庫以上の数量をご希望の場合はお問い合わせください。<漆器を長くご使用いただくために>現代の生活で便利に使えるものは基本的に漆はまだまだついていけません。長くご使用いただけるために下記内容に注意してご使用いただけますと幸いです。”使えないもの”・食器洗浄機×・電子レンジ×・オーブン×・冷蔵庫×・熱湯を急に注ぐ×※熱いものを急に入れると漆が変色することがあります。一度ぬるま湯などに通して、急激な温度変化を避けることをお勧めいたします。・水につけっぱなしにする※漆を塗ってもまだ木が呼吸をしているため、木そのものが傷んでしまいます。”使えるもの”・中性洗剤※ざらざらの強いスポンジで洗うと傷がつく場合がありますが、通常のネットスポンジなどは強い力で擦らない限り基本的に大丈夫です。その他ご質問がございましたらお気軽にご連絡ください。
    ¥6,050
    Aya Morishita Woodwork
  • 商品の画像

    平皿_4×7_燻金色

    サイズ:幅24.5cm 奥行き14cm 高さ約1.3cm素材:鹿児島県産 杉、漆、真鍮※木目が一つ一つ異なるため、写真と全く同じ表情のものは完成しません。ご理解の上、ご購入をお願いいたします。※在庫以上の数量をご希望の場合はお問い合わせください。<漆器を長くご使用いただくために>現代の生活で便利に使えるものは基本的に漆はまだまだついていけません。長くご使用いただけるために下記内容に注意してご使用いただけますと幸いです。”使えないもの”・食器洗浄機×・電子レンジ×・オーブン×・冷蔵庫×・熱湯を急に注ぐ×※熱いものを急に入れると漆が変色することがあります。一度ぬるま湯などに通して、急激な温度変化を避けることをお勧めいたします。・水につけっぱなしにする※漆を塗ってもまだ木が呼吸をしているため、木そのものが傷んでしまいます。”使えるもの”・中性洗剤※ざらざらの強いスポンジで洗うと傷がつく場合がありますが、通常のネットスポンジなどは強い力で擦らない限り基本的に大丈夫です。その他ご質問がございましたらお気軽にご連絡ください。
    ¥7,150
    Aya Morishita Woodwork

記事一覧

出展記録

展示 2022.12.10-11 くらしのこと市(静岡 護國神社) 2022.12.3-17 ヤマトナデシコ展_mist∞(東京 吉祥寺) 2022.10.19-25 集合展_三越(東京 日本橋) 2022.10.3-23 イ…

森下 綾
1年前

作品について④

これは作品について、直接的に、というよりは 私のモノづくりの根っこについて、30歳になった今、 ようやく共通の考え方が見えてきたのでまとめておこうと思う。 結論、私…

森下 綾
2年前
1

ボンド_素敵な人に出会った話

働いているバイト先の常連さんがその日は貸切で予約をしてくれたようだった。 同い年(学年は一つ下)で最近結婚した女の子で、 とても明るく可愛らしい子だったけれど、 …

森下 綾
2年前
1

作品について_3

前から私の作品はよく、男性が作っているものと思われることが多く、 またご興味いただけるお客様の割合も男性の比率が高いように思われた。 もちろん大変光栄で嬉しいこと…

森下 綾
2年前
2

作品について_2

・杉の木の寄木で漆器を作るようになったきっかけを教えていただけますか? ホームページプロフィール欄に記載していることが最も簡潔な理由です。 https://ayamorishitaw

森下 綾
2年前
3

作品について_1

漆器のこと <木材> 鹿児島県産 杉 特に産地こだわりはなく、たまたまご縁があったので鹿児島県のものを現在は使っています。 さまざまな産地のものを今後は使っていき…

森下 綾
2年前
2

天然の真珠について

そもそも真珠とは?一般的に日本での真珠は「あこや貝」によって養殖で作られている。 ではあこや貝は体の中でどうやって真珠を作っているのか? 海で生活していると虫や…

森下 綾
3年前
11

金属について

金属は何でできているのか? 木工作品に真鍮の粉や錫の粉、鉄などを一緒に使ったりしているので その素材についてもう少し深掘りして知っておこうと思う。 <記事内素材…

森下 綾
3年前
11

Square決済方法について

表参道COMMUNEにて開催されたINTO CRAFT OUR LIVES vol.3に出店させていただきました。独立してからのマーケットでの出展イベントは二回目で色々学びと反省があったので次…

森下 綾
3年前
2

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-10.リコーダー

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。 各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。 ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木…

森下 綾
3年前
8

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-9.クラリネット

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。 各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。 ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木…

森下 綾
3年前
7

作品紹介:器の後ろのマークについて

私の器の後ろには こんなマークが漆で描いてある。 イメージとしてこれは杉綾織をシンプルな図形にした文様である。 杉綾織は布の折り方の一種である。 英語ではherringb…

森下 綾
3年前
2

木工雑記:ギャラリー探訪2021.05.29 Bobby Mills at ART & SCIENCE DAIKANYAMA

Bobby Millsイギリスを拠点に木工家具やオブジェを製作する木工作家である。 更なる詳細はこちら(ART & SCIENCE 代官山の展示概要サイトに飛びます) 先日知人からのお…

森下 綾
3年前
2

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-8.琵琶

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。 各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。 ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木…

森下 綾
3年前
11

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-7.バイオリン

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。 各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。 ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木…

森下 綾
3年前
10

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-6.ギター

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。 各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。 ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木…

森下 綾
3年前
14
出展記録

出展記録

展示
2022.12.10-11 くらしのこと市(静岡 護國神社)
2022.12.3-17 ヤマトナデシコ展_mist∞(東京 吉祥寺)
2022.10.19-25 集合展_三越(東京 日本橋)
2022.10.3-23 イベント出展_NeWoman(東京 新宿)
2022.9.21~26 木のチカラ展_暮らしの器花田(東京 九段下)
2022.9.21-26 “食と飾と触”展_集合展_ギャラリ

もっとみる
作品について④

作品について④

これは作品について、直接的に、というよりは
私のモノづくりの根っこについて、30歳になった今、
ようやく共通の考え方が見えてきたのでまとめておこうと思う。

結論、私のモノづくりの根っこ、やりたいことの根っこ、
面白いと感じていることの根っこは
「わからない物事(正解の無い、もしくは現在では確定できない事)との概念の共有」である。

なんか小難しく書いたけども、日常的なところでいくと、
世界中で「

もっとみる
ボンド_素敵な人に出会った話

ボンド_素敵な人に出会った話

働いているバイト先の常連さんがその日は貸切で予約をしてくれたようだった。
同い年(学年は一つ下)で最近結婚した女の子で、
とても明るく可愛らしい子だったけれど、
その子がなぜそんなに明るく素敵だったか、その日にわかった。

常連さんの貸切は両親を連れてのお食事であった。
その両親が本当に素敵なご夫婦だった。
そして私が特に心を掴まれてしまったのは、奥様(常連さんのお母さん)であった。

本当に幸せ

もっとみる
作品について_3

作品について_3

前から私の作品はよく、男性が作っているものと思われることが多く、
またご興味いただけるお客様の割合も男性の比率が高いように思われた。
もちろん大変光栄で嬉しいことであるが、なぜだろうと考えることがあったので書き記しておこうと思う。

幼稚園の時から近所に住んでた男の子の影響からか、
男の子と一緒に遊ぶことが多く、正直今でも男の子といる方が楽な時がある。
可愛いものよりかっこいいものが好き。
ピンク

もっとみる
作品について_2

作品について_2

・杉の木の寄木で漆器を作るようになったきっかけを教えていただけますか?

ホームページプロフィール欄に記載していることが最も簡潔な理由です。
https://ayamorishitawoodwork.mystrikingly.com/#_5

下記、もう少し細かく記載させていただきます。
東京生まれ、東京育ち、両親も東京かつ、両親の祖父母もみんな東京で、
夏休みに田舎に帰省するということを知らず、

もっとみる
作品について_1

作品について_1

漆器のこと

<木材>
鹿児島県産 杉
特に産地こだわりはなく、たまたまご縁があったので鹿児島県のものを現在は使っています。
さまざまな産地のものを今後は使っていきたいです。

<色>
漆色→そのまま漆のみの色

黒色→松の煤(松煙(しょうえん))と漆を混ぜた色

燻金(いぶしきん)色→金継ぎの要領で真鍮粉を蒔き、漆で接着した後、漆で2回ほど磨いたもの

錫(すず)色→金継ぎの要領で錫粉を蒔き、漆

もっとみる
天然の真珠について

天然の真珠について

そもそも真珠とは?一般的に日本での真珠は「あこや貝」によって養殖で作られている。
ではあこや貝は体の中でどうやって真珠を作っているのか?

海で生活していると虫や砂などが殻の中に入ってしまうことがある。
これが外套膜の中に入り込んでしまうと、この遺物を包み込むように膜を作る。
これを「真珠膜」という。真珠膜の内側では貝殻と同じ成分が作られ、大きくなり、これが真珠となる。

美しい真珠を作るために-

もっとみる
金属について

金属について

金属は何でできているのか?

木工作品に真鍮の粉や錫の粉、鉄などを一緒に使ったりしているので
その素材についてもう少し深掘りして知っておこうと思う。

<記事内素材一覧>
・真鍮
・鉄
・錫
・銀
・銅
・アルミニウム
・ステンレス
・金

真鍮最も身近なものは5円玉である。
真鍮は銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金である。
それぞれの割合や与える熱によって色が変わるため、あらゆる色が存在する。
亜鉛の含

もっとみる
Square決済方法について

Square決済方法について

表参道COMMUNEにて開催されたINTO CRAFT OUR LIVES vol.3に出店させていただきました。独立してからのマーケットでの出展イベントは二回目で色々学びと反省があったので次回のためにまとめていきます。

大きくは③点

①Squareの決済方法で私自身使ったことがないもの、把握していなかったものがあり、お客様に聞き返してしまったので、知らなかったものを含め、squareで可能な

もっとみる
木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-10.リコーダー

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-10.リコーダー

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。
各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。
ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木材が使われるようになったのか、そしてその木材の特徴をまとめる。

これまでpart-1から4までは打楽器、5から8までは弦楽器を扱ってきた。
part-9からは木管楽器をまとめていく、クラリネットの次はリコーダーだ。

リコーダーとはリー

もっとみる
木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-9.クラリネット

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-9.クラリネット

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。
各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。
ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木材が使われるようになったのか、そしてその木材の特徴をまとめる。

これまでpart-1から4までは打楽器、5から8までは弦楽器を扱ってきた。
part-9からは木管楽器をまとめていく、木管楽器の初手はクラリネットだ。

クラリネットとは木

もっとみる
作品紹介:器の後ろのマークについて

作品紹介:器の後ろのマークについて

私の器の後ろには

こんなマークが漆で描いてある。
イメージとしてこれは杉綾織をシンプルな図形にした文様である。
杉綾織は布の折り方の一種である。

英語ではherringboneと言って意味は「ニシンの骨」である。
日本ではこれを杉の葉っぱに見立てている。

私の名前は「綾」(両親が服飾関係でこの漢字を選んだ)で
私は杉を使ったものづくりをしているから、
めちゃくちゃ単調だが、これは丁度良いと思

もっとみる
木工雑記:ギャラリー探訪2021.05.29 Bobby Mills at ART & SCIENCE DAIKANYAMA

木工雑記:ギャラリー探訪2021.05.29 Bobby Mills at ART & SCIENCE DAIKANYAMA



Bobby Millsイギリスを拠点に木工家具やオブジェを製作する木工作家である。
更なる詳細はこちら(ART & SCIENCE 代官山の展示概要サイトに飛びます)

先日知人からのおすすめでこちらの作家さんの展示を伺い、早速訪れてみた。
どうやらこの作家さんの日本での展示は初めてらしい。
ART & SCINECEの展示は世界の木工作家さんを多く扱っていて、とても嬉しい場所である。個人的な

もっとみる
木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-8.琵琶

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-8.琵琶

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。
各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。
ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木材が使われるようになったのか、そしてその木材の特徴をまとめる。

バイオリンに続く、今回は琵琶です。

琵琶とは(広辞苑より)
中国・朝鮮・日本の弦楽器。木製の胴の上部に短い頸があり、4弦(または5弦)。胴はなすび形で平たく、日本では主に

もっとみる
木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-7.バイオリン

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-7.バイオリン

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。
各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。
ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木材が使われるようになったのか、そしてその木材の特徴をまとめる。

ギターに続く、今回はバイオリンです。

バイオリンとは(広辞苑より)西洋の弦楽器の一つ。弦は四本で、馬の尾の毛を張った弓でこすって演奏する。優美な高音が特徴。ピアノと並んで

もっとみる
木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-6.ギター

木のあれこれ。no.7 楽器の木 part-6.ギター

楽器には昔から古今東西、様々な木材が用いられてきた。
各木材にはそれぞれ特徴があり、奏でる音も異なる。
ここではどの楽器にどんな木材が使われているのか、なぜその木材が使われるようになったのか、そしてその木材の特徴をまとめる。

これまでpart-1から4までは打楽器を扱ってきた。
part-5からは弦楽器をまとめていく、ピアノに続く今回はギターだ。

ギターとは?(広辞苑で)撥弦楽器の一。平たいひ

もっとみる