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闘病記

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病気との闘いについての記事です。
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死を希むこと

死を希むこと

※今回の記事は自死を扱います。
望まない方は読まないでください。

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皆さんご存知だろうか。
わたしのマガジンには「闘病」を扱うものがあること。
主に書きたかったのは、もう長らく闘っているうつ病のことだ。
ずっと書きたいと思いながら書けなかった。
両親への負い目か、はたまた自分でも精神疾患を見下げているからか。
でも書くことは治療にもいいらしい。
そろそろ書い

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腸炎との闘いの記録

腸炎との闘いの記録

こちらの記事は「はじめての虫垂炎」の後日談です。

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結論から申し上げる。
わたしは虫垂炎ではなかった。
一応病院で言われた病名は「回腸末端炎」。
それが判明するまでの一年がかりの記録である。

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2月に起きた最初の腸炎。
結局は抗生物質による、いわゆる「散らし」を行った。
昔は虫垂炎というと、すぐに手術をしていたようだが

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はじめての虫垂炎

はじめての虫垂炎

虫垂炎。
なかなかメジャーな病気だが、ならなければならないものだ。

わたしも30年近く生きてきて、もうならないだろうとたかをくくっていた。
人生とは予測のつかないものである。

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先に述べなければいけないのが、わたしはまだ「虫垂炎の疑い」であり、投薬による治療の途中であるということ。

あと2日ほどたたかって、その結果次第でこの先の治療方針が決まる段階である

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『逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます』

『逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます』

中島みゆきの『糸』。
結婚式で定番の、運命の出会いを歌った名曲だ。

あなたは今まで、まさに『仕合わせ』と言うべき出会いをしたことがあるだろうか。今回はわたしと一羽の小鳥の出会いについてお話ししたい。

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わたしは7つの時に文鳥を飼い始めた。
母の影響だ。

母も幼い頃、親戚のおばさんから譲り受けて以来、ほぼ数十年飼い続けてきた。
一度その豊かな喜怒哀楽、容貌

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