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「ゼロ魔」か?「ゼロ使」か? 「ゼロの使い魔」略称問題考
タイトルで「問題」などとは書いたものの、まぁ別になんら深刻な話ではない。
ライトノベル『ゼロの使い魔』、2000年代後半期を代表する有名アニメの一角とも言うべき作品に対し、略称として何を用いていたか? またどちらが適切か? という話題は、Twitterで長年にわたって繰り返されてきた。
この問題は正解があるようなものではなく、そもそもとして「きのこたけのこ戦争」じみた、じゃれ合い的な一面も
web二次小説の世代と集団
本稿は「ハーメルンへの連続性」を前提として、web小説としての二次創作の変遷を追っていく。
ハーメルンは現在に至るまで男性比率9割、かつ長編向けの構造を持つweb小説投稿サイトであり、そこから外れた内容、同人であるとか2ちゃんねる等の掲示板系SS、女性向け的なものなどはこれを扱わない。
用語 「FF」「SS」「二次創作」 FFは「ファンフィクション」の略であり、英語圏で利用されていたものを
ターニングポイント - 小説家になろう史、5つの転換点
なろうで色々書いていたものを、時系列で再構成。
2008年05月08日 - 評価を加点方式に変更 多数の人気を集める作品を読みに行く、という最低限のシステムが確保されたのがこのタイミング。
正直これ以上古いなろうをいくら掘り返したところで、流行や作風の変化を探る上では無価値だ。
そしてこの頃なろうに強い影響性を持っていたのが、「ランキングサイト」という存在。
そんな中でも特に重要であ
歴史を描くツールとしてのGoogleトレンド:「小説家になろう」を題材に
Googleトレンドは、単語の検索量の推移を可視化してくれるツールである。
日本においては長きに渡り、Googleが最大手検索エンジンであり、その検索動向は社会的需要を如実に映し出す鏡と言えよう。
そして2004年01月から現在まで連続し、同一の指標で物事を比較できるという特性は唯一無二のものであり、web上で展開した出来事を追っていく中で、これほど有効なものはない。
以下ではその機能を
淫夢史資料類 - タグ検索量
工作の存在、広告による再生数増の存在。
web小説に軸足を置いていた身からすると、活動している人間の規模、飛び交う金の額など、まるで比較にならない。
だからこそ、そうした影響を排除した、人気の指標となる物差しが欲しい。
1.ASCII - ニコ動人気タグトレンド 僅か3ヶ月ではあるが、検索規模の大きかったタグを把握可能。
2015年03月
2015年04月
2015年05月
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