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2018FIFAワールドカップ ロシア 特別マガジン

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【AFOPRO】スペイン人講師が厳選した試合の分析を掲載した有料マガジンです。
予選から決勝戦まで厳選した試合を分析!!
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記事一覧

【AFOPRO】 相手のいる状況下でのフィニッシュの10種類のトレーニング+狭いスペースにおけるトランジションの20種類のトレーニング

《イントロダクション》

現代フットボールにおいて、選手に対して相手のいる状況下や状況決断を促進するためのトレーニング・メニューが最も重要となります。

今作品は、フットボールにおける最後のアクションであるシュート(フィニッシュ)に焦点を当てたものです。選手が実際の試合のこのプレーにおいて最短時間で自身の持つオプションの決定が可能となるでしょう。

AFOPROのスペイン人講師(プロ監督)が考案し

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【準決勝】フランスvsベルギー

【準決勝】フランスvsベルギー

ブラジル相手の準々決勝で、ベルギーのロベルト・マルティネス監督は戦術的な采配で素晴らしい評価を受けた。今回ボブ(ロベルト監督の愛称)はムサ・デンベレを起用し、私たちを驚かせた。一方でフランスに驚きはなく、ジルーのゴール不足であったものの彼の信用を維持するものとなった。

ベルギーのフレキシブルな戦術

【決勝トーナメント1回戦】ベルギーvs日本:ベルギーに逆転を許した軟弱な日本のディフェンス

【決勝トーナメント1回戦】ベルギーvs日本:ベルギーに逆転を許した軟弱な日本のディフェンス

両チームとも11人の戦士たちと通常通りのプレースキームをとった。ロベルト・マルティネスは1-3-4-2-1の構成にし、日本は1-4-2-3-1という構成で挑んだ。

日本の左サイドからの脅威

ゴールキックにおける、アイスランドのダイレクトプレーの分析

ゴールキックにおける、アイスランドのダイレクトプレーの分析

2016年9月にワールドカップの予選が始まって以降、アイスランドはセットプレーから16ゴールを決めており、これは全得点の41%にまで上った。守備面では堅固でコンパクトな1-4-4-2システムを採用し、一方、攻撃面では非常に素晴らしいカウンターアタックを備えていた。
アイスランド代表には、中盤のシグルズソンを除いてテクニック面で優れる選手が多いとはいえず、その分フィジカルの強さや高さ、スピードといっ

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【グループD】アイスランドvsクロアチア

【グループD】アイスランドvsクロアチア

アイスランドはグループステージ突破に向けて、クロアチア戦での勝利とナイジェリアがアルゼンチン相手に勝利もしくは引き分けが必要という状況で試合に入った。しかしこれを知っておきながらアイスランドはアプローチを変えず、1-4-4-2という保守的な守備的フォーメーションを維持した。攻撃ではウイングのグドムンドソンとビャルナソンを深い位置につかせ、1-4-2-4にフォーメーションを変えた。

【グループB】モロッコvsポルトガル

【グループB】モロッコvsポルトガル

ポルトガルのシステムは従来通りの1-4-4-2、唯一前回の試合との変更点はジョアン・マリオに代わりマリオ・フェルナンデスが中盤左サイドに配置されたことである。一方、モロッコは再び1-4-1-4-1でプレーを開始した。

数的優位を活かしたモロッコの攻撃

【グループG】イングランドvsチュニジア

【グループG】イングランドvsチュニジア

ワールドカップが始まるずっと前、イングランド代表のサウスゲート監督の1-4-2-3-1システムを1-3-5-2システムに変えるという決断は、開幕前に大きな議論を引き起こした。未だに堅い守りのチームを相手に戦うときに、3枚のセンターバックがイングランドの攻撃パターンを阻害しているかどうかは疑問が残っている。