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「満月の夜に、ロゼワインを飲むと恋が叶う」

ヨーロッパでは「満月の夜にロゼワインを飲むと恋が叶う」と言い伝えがあります。 色もロマンチックでインスタ映えもするロゼワインってどんなワインでしょうか。 ロゼワインとは?どんなワイン?フランスのプロヴァンス地方では以前から夏のバカンスによく飲まれていたロゼワイン。 最近では世界でロゼワイン が流行っています。目新しさはもちろんのこと、インスタ映えすると評判で、特にアメリカで大ヒットしました。 世界全体の中ではワインの消費量は伸び悩んでいるのに、ロゼワインだけは少しづつ

    • スペイン産豚とソーセージのパエリア

      豚の香りをしっかりとお米に閉じ込めた、スペイン産の豚のパエリア。 豚ばかりだとしんどいという方のために、食べやすいようソーセージも添えてあります。 スペインは豚の生産は世界で第3位。それほど豚を食べる文化も根付いています。 スペインから直輸入した豚をカットし、塩・玉ねぎ・ローズマリーでマリネしたものを使用しています。 一人前から頼めるので、お一人様でもご利用いただけますし、2・3人でご来店の時は、いろいろなものを頼んでいただくこともできます。

      • 焼ネギとロメスコソース

        寒い冬にはネギがいちばん! ということで、焼ネギをロメスコソースでお召し上がりください。 甘いネギのとろみが口いっぱいに広がって、シャキシャキとした食感も味わえます。 体も温まるので一石二鳥。 旬のものを食べると、体にいいと言われてます。人間って自然の一部なんだなって思っちゃったり。 アーモンドをたっぷり使ったロメスコソースをつけて一緒に味わえば、さらに美味しさの相乗効果、。 ゼヒ、バラッカまで足をお運びください。 お待ちしております。 注)仕入れ状況により欠品し

        • 砂ずりのアヒージョ

          砂ずりのアヒージョは当店自慢の名物料理です。 砂ずりの固い部分を切り落とし、食べやすいよう半分にカットしたものを使っています。 アヒージョといえば海老のアヒージョを思い出す方は多いと思います。スペインでは、いろいろなものをアヒージョとして楽しんでいます。 鶏のアヒージョもあれば、稚ウナギのアヒージョもあります。 アヒージョのオイルをパンにつけて食べると、これまた絶品なのですが、スペインでは具だけを食べてオイルは食べないそうです。 もったいない、、、逆にびっくりですね

        「満月の夜に、ロゼワインを飲むと恋が叶う」

          パエリアレストラン「バラッカ」の由来

          「バラッカ = 掘っ立て小屋」 「掘っ建て小屋」とは、基礎の石すらない、粗末な小屋のことです。 パエリア発祥のアルブフェラ湖周辺には、掘っ建て小屋が多くありました。アルブフェラ湖はスペイン西部のバレンシア地方にあります。 当時はもっと粗末な小屋だったことでしょう。 私たちはバラッカというスペイン料理のパエリアレストランを経営しています。 パエリア発祥の地にあった小屋から名前をつけることとしました。 ちなみに今のお店は、京都の町家を自分たちでリフォームして作り上げま

          パエリアレストラン「バラッカ」の由来

          パエリアレストラン バラッカ のこだわり

          パエリアとはバレンシア語で「フライパン」という意味で、スペインはバレンシア地方発祥の料理です。 猟師がウサギや鶏を使って作ったことが始まりと言われています。 バラッカでは伝統的なパエリアからオリジナルパエリアまでございます。 バラッカのパエリアは全ての素材の味を最大限に活かして調理してます。 主に2つのこだわりがあります。 1、素材を焼く オーブオイルに素材の味を抽出し、旨味・風味を引き出ます。 2、仕上げ おこげが均等につくよう1枚1枚丁寧に仕上げています。

          パエリアレストラン バラッカ のこだわり

          タパスの歴史

          スペインのTapas(タパス)とは、日本でいう”小皿料理”。 ”Tapa”とはスペイン語で”フタ”のことで、これが語源。 スペインではワインなどお酒と一緒に、チーズや生ハムなどの軽食をいただく文化があります。 その時に飲んでいるお酒にホコリや虫が入らないよう生ハムやチーズなどで”フタ”をする。そのスタイルが浸透してお酒と一緒に食べる料理のことを”タパ”、その複数形で”タパス”と言われるようになりました。 また、別の由来もあるようです。 スペイン人はおしゃべり。でも食

          タパスの歴史

          バラッカの歴史

          京都でパエリアを焼き続けて23年。 まだ日本で知られていない料理を求め世界を回ってきました。 行き着いた先はスペイン料理。 「これはお客さんに喜んでもらえる。」 そう思いました。 スペインで2年の修行を経て、地元京都で小さなレストランから始まりました。 寺町二条のビルの奥。 資金も信用もなかった頃、人を楽しませるために自分たちで 私たちは株式会社Bajarbolグループとして、京都で23年パエリアを焼き続けてきました。これからもパエリアを中心としたスペイン料理を通

          バラッカの歴史

          オリーブのマリネ

          今回ご紹介するのは、オリーブのマリネです。 グリーンオリーブとブラックオリーブ、そしてケッパーベリーをマリネ。ハーブの香りを移したオリーブオイルでマリネしてあるので、いい香りで食欲が湧いて食前にぴったりです。 また、赤ワイン・白ワインどちらにも相性が良いのでおつまみとしても OK。 オリーブはグリーンとブラックを使っています。実はこの2種類は同じオリーブで収穫時期が違います。 夏頃に収穫される未熟なオリーブがグリーンオリーブで、完熟した2月から3月にかけて収穫された完

          オリーブのマリネ

          480年前に何があったの?

          この人物は誰なのか。 そして今年2021年からちょうど480年前に何があったのか? まずはこちらの方、「フランシスコ・ザビエル」さん。 学校で教わってるし、多分「ザビエルはげ」なーんていじってた人も多いんじゃないですか?(本当はとても偉い方なんです。子供の頃の事とはいえ、関係者の方々ごめんなさい。) なので、知ってる方は多いと思います。 そして、今からちょうど480年前、何があったのか? それは、東洋に向けてポルトガルのリスボンを出港したのが、ちょうど480年前の

          480年前に何があったの?

          キャロット・ラペ

          あっさりとした生ニンジンを使ったサラダで、定番タパスの一つです。 「キャロット・ラペ」はフランス語で、元々フランスの家庭料理です。しかし、地続きでつながっているため、スペインやイタリアでもよく食卓に出てきます。 スペイン語では、「エンサラダ・デ・サナオリア」。日本語にすると「ニンジンのサラダ」です。 基本的にはほのかな甘みと柔らかな酸味で口の中がさっぱりするので、メインの食事などの付け合わせなどに用いることもよくあります。 食前に食べることで、ニンジンの持つ食物繊維に

          キャロット・ラペ

          トルティージャ

          スペイン風オムレツと言われているトルティージャ。 フライパンで作り、大きな丸い形のまま仕上げるのがスペイン風。 それをくさび型に切って取り分けます。 スペインではよく食卓に上がる料理の一つです。それだけに、バルや家庭でそれぞれ独自のレシピがあります。 ニンジンを入れたり、ニンニクを効かせたり、ベーコンを入れたり、、、。 卵とジャガイモをは必ず使うようです。 私たちbarracaでは、卵、ジャガイモ、玉ねぎを使っています。 「LINE公式アカウント」に登録する。

          トルティージャ

          「UNO」ってどんな意味?どこの言葉?!

          カードゲームで誰もが一度はやったことのある「UNO」。 実はスペイン語の「1」です。 世界で80カ国以上で楽しまれているカードゲーム。 2017年には世界で最も多く販売されているゲームと認定されました。 そんなunoの始まりはアメリカ。 1971年アメリカのオハイオ州シンシナティで理髪店をしていたマール・ロビンスさんが考案。 みなさん知っての通り、手元のカードが1枚になったとき「ウノ!」というルール。 ゲームの名前を考えることになった時、開発者マールさんの息子がスペ

          「UNO」ってどんな意味?どこの言葉?!

          知らないものを食べてみる

          バラッカです。 ありがたいことに今私たちは、いろいろな国のものが食べられるようになっています。中華・イタリアン・フランスなどなどたくさんの食文化を取り入れて豊かに暮らしています。 知らないものを食べるのは、けっこう勇気がいりますね。 どうしても今まで食べたことのある、定番のおいしい料理を選んでしまいます。 でもここで食べたことのない方は、一度スペイン料理を食べてみてほしいと思います。 単純においしいし、どのような歴史を踏んでスペイン料理ができたのかとか、思いを駆け巡

          知らないものを食べてみる

          パエリアの始まり

          パエリアは海の幸ではなく、鶏やウサギのパエリアが始まりでした。 場所はスペインのバレンシア地方。 9世紀ごろにアラブ人が今のスペインに攻め入った時、一緒に稲作を伝え、特にバレンシア地方が稲作に適した土地だったので、お米がよくできたそうです。 そして、農作業の合間に昼食として、持ってきた鉄板にその辺りで取れた鶏やいんげん豆、お米を入れて作った事がパエリアの始まりだと言われています。 それがスペインの各地に広がり、それぞれの土地で獲れる名産品をパエリアに入れて食べていまし

          パエリアの始まり

          「人を楽しませること」がベース

          寺町二条のビルの奥の小さなレストランから始まりました。 「ただ人を楽しませたいという想い」と「わずかな料理の技術」で仲間たちと夢を語りながら店を作りました。 資金も信用もない小さなレストランは、大工の技術も経営のノウハウもわからない中、セルフビルドでレストランを作り始めました。 お客様の笑顔の為に一人ひとりが精一杯知恵を絞り努力する。自分の私利私欲だけで仕事をしていたのでは、良いサービスや良い技術は生まれません。 料理しても接客しても仕入、経営、大工、店舗プランニ

          「人を楽しませること」がベース