感想まとめ兼もくじ【ブラックペアン】《140字の感想文 29 》
これまでの「ブラックペアン」の感想の「まとめ兼もくじ」です。
日曜劇場「ブラックペアン」2018.4.22〜6.24 全10話
公式サイト http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/
人物相関図 http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/chart/
使用上の注意。ネタバレしています。
①各話ごとに、公式サイトのあらすじのリンクを貼っています。
②第4話と第6話がとんでいます。
③メカVS人間、が好きです。
④内野聖陽が好きです。
⑤最終的に見事に外れた予想がいっぱいありますが、笑って流してください。
⑥当時はテキスト投稿を始めたばかりだったので、初期は様式が一定してないです。見苦しいですが、思い出とおもって手を加えていません。ご容赦ください。
⑦高階の名前が「ゴンタ」だった衝撃から、いまだに立ち直れていません。やさしく見守ってやってください。
・◇・◇・◇・
第1話
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/1.html
よほど気に入ったらしく、第1話だけで3つも記事を書いている……
しかも最初から内野聖陽フィーバーしまくってる。
やっぱり、五百蔵のなかでは、主人公は内野聖陽の演じる佐伯清剛。
この回は、東城大の医師が執刀した手術で、血管がもろくなっていることを計算に入れずに血液を通したため、たぶん血管が裂けて大出血になった回。
血しぶきは凄かったし、ニノは血のついた手で世良か誰かの手術着に血の手形をつけるし。この手形はアドリブだったらしいけど、ニノの演じる渡海というキャラを語り尽くしている。
ニノ、まじ、凄い。
第2話
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/2.html
これ、スナイプのセールスマン、高階を黙らせるために「誰でもできるなら、お前は手を出すな」と高階に命じて、佐伯が左利きの医師にスナイプを使わせた回。
ミスをリカバリーしようと焦る高階を、「すべての手術にお前が立ち会えるわけではないのだぞ」と制止したせりふは、いま思えば佐伯がすでに「スナイプが日本中に普及しまくったらどうなるか?」を考えていたことの表れで、深い。
しかも、渡海が佐伯式を初披露して、お前はそこまでできるのか……と佐伯を唸らせた回。
第3話
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/3.html
これ、同時スナイプの回です。
腕のいい医師が使えば、スナイプの性能は限りなく引き出されるけど、普通の医師だって、普通の症例なら佐伯や渡海にたよらなくても執刀できる、という、スナイプのメンツが保たれた話。
なんかこのへんから、高階は渡海に頭が上がらなくなるし、なんとなく「男の友情」みたいになってくる。
やっぱ、そういうところが、高階って「ゴンタ」っぽい。
第4話
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/4.html
リアルタイムで見れなかったので、録画で視聴。
そのせいで、書くタイミングを失ってしまったらしい。
小春ちゃんにスナイプを使いたかったけど、こはるちゃんはまだ小さいから、スナイプが入るほどの穴を開くことができない。そこで、カテーテルにスナイプの先端を移植して使う、という、まるで町工場の職人が、NC旋盤で普通にやってもできない加工も、切削用の刃物を自分で工夫して削り上げてしまう、みたいな内容でした。
第5話
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/5.html
ということで、こちらに若干、第4話のこともまぜつつ語っています。
たまたまですが、第4、5話が小春ちゃんの話でつながってて、助かりました。
「ダーウィン」登場です。
高階は完全に、渡海の助手になってます。
そうそう、高階先生が小春ちゃんの治療にかけるこの情熱と、佐伯先生の飯沼の命を守る決意と、重ね合わせると五百蔵は半泣きになりそうになる。
第6話
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/6.html
へこたれて、書いてません……。
クラウドワークスの方ではがんがん感想を書いて小銭稼ぎした記憶があるのですが……。
たぶん、ストーリーの核が見えなかったから記事を書けなかったんだと思います。
この回は、渡海のお母さんが倒れて、緊急に手術をしたけど見落としがあって再手術になって、でも、渡海は佐伯による手術を拒否して、医療過誤だと騒ぎたてて、高階はちゃっかり渡海のお母さんに「カエサル」の治験同意を取り付けるし、「身内はオペをしてはいけない」という規定にもかかわらず、結局、渡海がお母さんの執刀するし、身分が危ないところを、「万一のときは息子に」というお母さんの書付でセーフになるし。
そういえば、血液が足らなくなったところを、高階から直接輸血、という荒業で乗り切った、とんでもない回でした……お母さん、Rhマイナス、だったんですよね。
ある意味、後半への橋渡しみたいな回でした。
渡海父の人物像がすこし明かされたり、渡海母が治験に同意したのも、たしか「医療の進歩のため」だったか、「将来たくさんの患者を救うことができる」だったかの言葉に動かされたわけで、最終回で明らかになる渡海父の志がこれからのストーリーの通奏低音になっていくことの予告、みたいな回だったのかも……と、いまにして思います。
そうそう、治験同意書の「高階権太」という署名に世間が初めてざわついた回でした。
小泉孝太郎の「大病院の跡継ぎ」みたいなしゅっとしたイケメンな横着さと、「ゴンタ」というごつい田舎っぽいどんくさい体育会系の響きのギャップ……うわぁぁぁ……いまだに慣れない。
でも、このときはフリガナとかローマ字表記はついてなかったと思うから、五百蔵は読み方をあまり気にしてなかった。
いま思えば、直接輸血、はたしかに「ゴンタ」感のある荒業でしたね……。
「スマートな見た目に似合わず意外と体育会系」なところは、たしかに高階の魅力でした。
第7話
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/7.html
帝華大に引き抜かれた渡海が帝華大でも毒を吐きまくって、なおかつ、ピンチに際しては「論文に助けてもらえ」みたいに悪態をつく回。
あちこちでミスを隠そうとしたり、責任をなすりつけようとしたり、嫌なことがいっぱい起こったけど、渡海が阻止しまくった回。
「またミスが起きて渡海の手術でクライマックスかよ……」というマンネリからはすこし脱した回。
今まで黒かったストーリーが、なんだか白くなってき始めた端緒の回。これ以降、なんだかみんながいい人になってきて、最終的に最終回で、佐伯と対抗しまくってきた帝華大の西崎までいい人になってしまう、ということに。
このドラマは、伏線を伏線と感じさせずにうまいこと持っていくのが本当にたくみだったなぁ、と思う。
……で、視聴後、せっかく「人間っていいなぁ」ってなってたのに、愛知県警のポスターについての記事見つけて、「あ〜ぁ……」と、なったので、ひっつけんでもいいものを感想にひっつけてしまった。
くわしくは↑の記事を見ていただくとして、ひっつけた動機は純粋に、「自分とか自分の身内がこんなふうに世間からひそひそ話されたら、たまらん!メンタル死ぬ!」と感じたこと。
ここはそれについて述べるところではないのでこれ以上は触れない。
# MeToo による勇気ある罪の告発の結果が、告発された人を社会的に排除するようなうわさ話で終わるのは悲しい。
告発するなら、告発されたやつの # HowIWillChange のスタートラインにしなきゃ、いつまでたっても、そいつも世の中もかわらない、と五百蔵は思っている。
……さて、話をもとに戻そう。
第8話
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/8.html
佐伯と西崎の直接対決の回。
このへんから「もう、主役は佐伯先生ってことで!」感が強くなってくる。
もともとは佐伯の患者→カエサルの治験のために、西崎が横取り→カエサル失敗、渡海登場→だけど佐伯が「私の患者だ」、つまり、渡海、「じゃま」と患者を奪取→そして学会で堂々と佐伯式を披露
……「ブラックペアン」でくり返されるこういうやり取りを見てしまうと、「あとで患者がこれを知ったらどんな気持ちだろう」といたたまれなくなるときがある。
第9話(最終回前)
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/9.html
渡海には申し訳ないが、論文が佐伯の命を助けた回。
ていうか、渡海、なんだかんだいって最初のころは、治験コーディネーターの木下に論文さがさせて、ちゃんと活用してたじゃねーかよ!
その割には、論文を書く人のことはさんざんにこき下ろす渡海は悪人。
第10話(最終回)
http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/10.html
みんな、この感動は、ビデオで見よう!と言うしかない神回。
あえてひと言だけいうと、飯沼のペアンを取り出そうと謀反をおこす渡海についていくあたりが、高階先生、やっぱりキャラが「ゴンタ」だわ……。
全10話分の総括……
ほぼ、最終回について語っているけど。
以上です。
いつも読んで、スキしてくれたみなさん、ありがとうございました。
次のシーズンも、これだけものを書かせてくれる秀れたドラマに出会いたいものです……。
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いま、病気で家にいるので、長い記事がかけてます。 だけど、収入がありません。お金をもらえると、すこし元気になります。 健康になって仕事を始めたら、収入には困りませんが、ものを書く余裕がなくなるかと思うと、ふくざつな心境です。