佐藤雄二_ビーコンつしま

ジャズを聴くようになり、予定調和でない物事の面白さを感じ始めています。 色々と思うとこ…

佐藤雄二_ビーコンつしま

ジャズを聴くようになり、予定調和でない物事の面白さを感じ始めています。 色々と思うところがあり、2014年に国境の島対馬に移住しました。 人と人とのつながりに面白味を見いだしている今日この頃です。

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#132_【ガイドツアー】城山_金田城跡・城山付属堡塁

世間様はゴールデンウィークに突入したということでしょうか。 私は、今年度計画している事業の仕込みで引きこもり多めの連休になりそうですがf^_^;)、気候も良くなり、身体を動かしたくなってきたという方もいらっしゃることでしょう。 対馬は山が多いということで、先日白嶽を紹介をしましたが、 「あれはムリ!」という方のために、もう少しハードルが低そうな山をご紹介しましょう。 山って言ったんだけど…という答えが返ってきそうですが、 金田城は山城ですので、城めぐりをすれば、おのず

    • #131_【対馬グルメ】もうひとつの白嶽

      昨日霊峰・白嶽登山の記事を書きながら、最初はもう1本トレッキングの記事を書こうと思っていたのですが、それよりもうひとつの「白嶽」のことを書きたくなり、今日はそちらのことを書きたいと思います。 今月の中頃、対馬島内で「蔵開き」があるという話を耳にした方もいらっしゃるかもしれませんが、対馬にも1軒酒蔵があります。 壱岐が近いので焼酎がメインと思われがちですが、ルーツは日本酒です。 その酒蔵は、まさに「白嶽酒造」さんといいます。「んっ?」と思われた方、なかなかの対馬通ですね。

      • #130_【ガイドツアー】新緑の白嶽にo(^-^)

        最近、鰐浦のヒトツバタゴの開花予想の参考になればと思い、厳原にあるヒトツバタゴを写真をInstagramにあげていたところ、以前対馬に赴任されていた方から「緑がまぶしい季節ですね」とコメントをいただきました(^^ )。 対馬は、利尻島(利尻富士)や屋久島(宮之浦岳)のように極端に高い山はありませんが、島の約9割が山で占められており、全国の自治体の中で、名前が付けられている山が日本一あるといわれています。 そんな対馬の中でも代表する山といえば、古くから霊峰として崇められてい

        • #129_【雑記】厳原-釜山航路再開

          長らく工事が続いている対馬の玄関口厳原港ですが、今日ひとつ大きな動きがありました。 そうです、釜山からの定期航路の船が5年ぶりに入ってきました(o゚▽゚)o。 運航事業者は、先行して再開された比田勝航路と同様、サンスターラインとスターラインの2社で、厳原航路は毎週火・木・金曜日の週3日、1日1往復運航となります。 今日はサンスターラインの「PANSTAR TSUSHIMA LINK 号」が来ていました。 九州郵船のヴィーナスと比べると船が大きいので、お客様の数にも圧倒され

        #132_【ガイドツアー】城山_金田城跡・城山付属堡塁

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          #128_【ガイド研修】長崎県対馬歴史研究センター

          みなさん、古文書と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか。 「写真やテレビでしか見たことないけど、何が書いてあるのかよく分からないもの」と思われる方もいらっしゃれば、古いお家の方ですと「蔵の奥に積んであるけど、ほこりをかぶってるし、最近天井が雨漏りしてカビも生えだしたから、いい加減処分かなぁ…」とお感じの方もいらっしゃるかもしれません。 古文書は、セキュリティだけではなく、保存管理の観点からも、おいそれと表に出せない代物ですので、なかなか広く知ってもらえる機会がなく

          #128_【ガイド研修】長崎県対馬歴史研究センター

          #127_【雑記】ヒトツバタゴの見頃

          年度が改まりってからせわしない時が過ぎていたのが、もうすぐ一段落しそうでしょうか。 この時期になりますと、よく島内外の方からこのようなお問い合わせをいただきます。 「鰐浦(わにうら)のヒトツバタゴはいつが見頃ですか?」 結論を、申し上げます。 預言者ではありませんので、答えようがありません。 何も知らない方からしますと、そもそも「ヒトツバタゴ」ちなん?という感じかと思いますので、まずはそこから説明したいと思います。 モクセイ科の落葉高木です。「トネリコ(別名タゴ)」

          #127_【雑記】ヒトツバタゴの見頃

          #126_【観光ガイド】ウソとホントのはざま

          毎年ではありませんが、4月1日にSNSでウソの投稿をすることがあります。 今年はといいますと… 全体を通して嘘八百な文章を書き連ねている感じですが、事実や文献に基づいていないのは、4段落目のみです。 つまり、鐘がロシアの軍艦のものであったこと、それが対馬高校でチャイムのように使われていたこと、宮田輝アナが暴漢に襲われた話は本当です。 しかし、4段落目の文章があることによって、すべてがデタラメの印象を与えていそうです。事実と嘘の境目が分からんという反応も、数人からいただきまし

          #126_【観光ガイド】ウソとホントのはざま

          #125_【雑記】まちあるきのきっかけと懐古趣味

          最近新聞を読んでいて、こんな本の広告が目に入りました。 引っ越しが落ち着いていないうちから積ん読を増やしたらパニックになりそうだなぁと思いつつ、何か引き寄せられるものを感じ、「レトロイズム」さんとは何者かと、webで検索しました。 記事のストックが大量にあるわけではないものの、タイトルからひねりを利かせている記事が多く、これから忙しくなるというのに、えらいもの見つけてしまったなぁと感じておりますf^_^;)。 ちなみに、中の人のおひとりは「サライ」(小学館刊)や「AMU

          #125_【雑記】まちあるきのきっかけと懐古趣味

          #124_【読書】現代世界は地理から学べ/宮路秀作(ソシム)

          諸事情により自宅兼事務所の引っ越しをしながら補助事業の報告書類をまとめていたため、更新が滞っておりました。 そうは言いながら、天草にも行っておりましたが・・・(゚∇゚;)☆\(-_-;)。 もちろん、遊びに行ったわけではないので、おいおいその時の様子は書き残したいと考えていますが、まだその余裕がないので、今回は読書の記録をば。 最近歴史よりも地理のほうに興味関心がシフトしているので、こんな本を読んでいました。 著者の宮路秀作さん(みやじまん)は、代ゼミの講師であり、コラム

          #124_【読書】現代世界は地理から学べ/宮路秀作(ソシム)

          #123_【対馬の生活情報】対馬のお買い物事情

          日本の最前線である対馬には、最前線ならではのお仕事があり、それに伴い離島の中では多くの人が住んでいますので、年度の変わり目には多くの方が出入りします。 中には、離島に足を踏み入れたことすらないという方もいらっしゃいますので、数年前に「対馬生活オリエンテーション」と題し、対馬で新生活を送る方向けのイベントを開催しました。 しかしながら、参加者にアンケートを依頼したところ、参加者にとって役に立っていそうな手応えがまるでなく、私のずぼらな性格も相まって、しばらくお休みしておりま

          #123_【対馬の生活情報】対馬のお買い物事情

          #122_【雑記】イカしたペーパークラフト

          最近、水産研究・教育機構さんのホームページに、面白いペーパークラフトがあると、SNSで紹介されていました。 ちなみに、水産研究・教育機構さんは「水産業が抱える課題を解決するため、水産分野における研究開発と人材育成を推進し、その成果を最大化し社会への還元を進めることで、我が国の水産業を活性化させることを目指している」国立研究開発法人です。 物書きの端くれである私も、一度仕事でこちらの研究員の方に取材させていただいたことがあります。 出稿前に念入りに内容をチェックされたので、

          #122_【雑記】イカしたペーパークラフト

          #121_【読書】プロダイバーのウニ駆除クエスト/中村拓朗(スイチャンネル)(KADOKAWA)

          先日、丸徳水産さんが磯焼け対策の活動をしている現場を見学させていただきました。 「そう介のメンチカツ」が出る前の頃だったでしょうか、肴やえんを切り盛りしている犬束ゆかり専務からメニュー開発をしているところに呼ばれたのが、磯焼け対策の活動を追うきっかけとなったのですが、その当時は20種類以上のレシピを考案されたり、漁協の組合長会が始まる前に持参して全組合長に試食してもらうなど、あまりにもパワフルな行動力に、最初はただただ圧倒されてしまった感じでした。 ある時加勢(お手伝い)

          #121_【読書】プロダイバーのウニ駆除クエスト/中村拓朗(スイチャンネル)(KADOKAWA)

          #120_【大人の社会科見学】たばこと塩の博物館

          少し前の話ですが、厳原で日本専売公社の境界標を見つけ、ニヤけておりましたf^_^;)。 厳原の昭和の地図がなかなか出てこず、いまは少しやきもきしている感じなのですが、茨城に行く道すがら、たばこと塩の博物館があるのに気付き、寄り道しました。 結論からいいますと、対馬の専売公社に関する情報は何もありませんでしたが(苦笑)、博物館自体はそこそこ面白かったので、紹介します。 そもそも、なぜ「たばこ」と「塩」という組み合わせ? 私が小学生の頃、3公社が相次いで民営化されました。

          #120_【大人の社会科見学】たばこと塩の博物館

          #119_【旅と学び】廃墟景観シンポジウムvol.3

          2022年11月、旧摩耶観光ホテルが国登録有形文化財になったことを記念して開かれた第1回から、なんだかんだで3回目も参加してしまいましたf^_^;)。 正直なところ、こんなにハマるとは思いませんでしたが、参加したことをきっかけに、政治、経済、地理、地学、土木など色々なことに興味を持ちはじめましたし、なにより歴史に対する見方が大きく変わった気がします。 おそらく学生の時よりも勉強している気が…(゚∇゚;)☆\(-_-;)。 第1回が廃墟、第2回が鉱山ときて、第3回は軍事史跡

          #119_【旅と学び】廃墟景観シンポジウムvol.3

          #118_【旅と学び】鹿島海軍航空隊跡

          前期の決算処理をしながら、日々の稼ぎの大事さを感じつつ、来年度以降は大型案件も受注しなければならないという課題を目の前に、日々いばらの道が続いている今日この頃です。 今日は、年初の目標に掲げた「土木遺産・景観保全活動を考えるプロジェクトの発足」の準備として、茨城の霞ヶ浦までやって来ました。 霞ヶ浦のほとりには、かつて海軍の鹿島海軍航空隊がありました。おもに、水上機の訓練が行われていたそうで、その名残がいまも見られます。 最近、US-2誕生のストーリーを漫画で読みましたが

          #118_【旅と学び】鹿島海軍航空隊跡

          #117_【旅と学び】鈴木貫太郎記念館

          ただいま島外に出張しているのですが、目的地に行く途中、対馬にも縁がある偉人の記念館があるというので、寄り道をしました。 太平洋戦争終結時に総理大臣を務めていた鈴木貫太郎翁の記念館です。 場所は、余生を送った千葉県野田市関宿(せきやど)にあります。 関宿のあたりは、県境が入り組んでいますので、境界マニアの方が好きそうな地帯ですね(^^)。 ※割とバスの本数が出ている鉄道の駅は、東武動物公園駅(埼玉県)になります。バスの終点になる「境車庫」があるのは茨城県境町です。3県を股にか

          #117_【旅と学び】鈴木貫太郎記念館