Yui

30代会社員。都内在住、2020.10~はじめての産休・育休のため実家帰省中。2021…

Yui

30代会社員。都内在住、2020.10~はじめての産休・育休のため実家帰省中。2021.4~職場復帰予定。 不確実性に溢れる日々を綴る中で誰かと繋がったり何かを共有しあえたりするのかの実験中。将来の夢はラジオパーソナリティー。

最近の記事

じゃなきゃいけない、からの脱却を目指して。

娘が産まれてから、大事にしたいと思った考え方があります。それは、 「じゃなきゃいけない」からの脱却。 寝かせなきゃいけない、 おっぱいを○分間飲ませなきゃいけない、 部屋をきれいにしなきゃいけない、 手作りじゃなきゃいけない、 月齢○か月までに○○ができてなきゃいけない、 ○○じゃなきゃいけない、、、 もともとの性格もあり、私はやると決めたことはきっちりと完遂したいタイプなのです。 自分の中でルールを決めて、それを淡々とこなしていくのも得意。 仕事でも、「仕組み構築

    • そこで笑っていたのは、私かもしれない。

      先日の森さんの発言に関する一連の報道を見て。 「今の時代にあんなこと言う人まだいる? ほんと老害だわありえない」 と、まず反射的に思った。 自分の偏見で他者を「女性」と一括りにして、「話が長い」「競争心が強い」とレッテルを貼るなんて、あんまりだ。 森さんのその発言に対して、その場で笑いも起こっていたという。 全然笑うとこじゃない。その場にいた人たちも同罪でしょう。 一通り自分の中で怒った。 でも、 私がその場にいたとしたら、笑わずにいられただろうか? その場

      • 雛人形を選んで、母になる。

        娘が生まれて早2か月半。だいぶ生活のリズムも整ってきて、子どもとの毎日にも慣れてきた。 いつものように里帰り先の実家で両親と3人でリビングにいたときのこと。 「初節句のお祝いで、雛人形を買ってあげたいんだけど。」 と父が言ってくれた。 そういえばそうだった。気付けばもう2月で、娘の初節句がもうすぐやってくる。思いつきもしなかった。女の子だから、そうかお雛祭りするのよね。 「そっか、もうそんな時期か~。ありがとう~。」 と何となしに返事をした。 正直なところ、お雛

        • 産後2ヶ月、久々に自分の心身と向き合うと。

          産後ちょうど2カ月が経ち、少しずつ生活のリズムも整ってきました。 そろそろ体動かしたいな~ガチガチになった体ほぐしたいな~ と思いながらも、いざ自分で運動再開してみよう!と思ってもなかなか自分の時間と体力の両方がある瞬間は、ない… ということで、出産前から興味のあったマドレボニータの産後セルフケア オンライン教室に参加してみました! 産後ケア教室に実際に参加してみてのレポートや感想をシェアしたいと思います。産後のセルフケアについて気になっているお母さんや、妊娠中で産後に向

        じゃなきゃいけない、からの脱却を目指して。

        • そこで笑っていたのは、私かもしれない。

        • 雛人形を選んで、母になる。

        • 産後2ヶ月、久々に自分の心身と向き合うと。

          失うものを、持ってしまったなあ。

          とても久しぶりの投稿になりました。 以前に「来週、子どもが生まれてくる。」なんて記事を書いたりもしていたのですが、 まさかの1泊入院した翌日の手術当日の朝、オペ室に向かう10分前に最終チェックでエコーをあててみたところ、 「あれ、逆子治ってるね?それじゃ退院ですね!陣痛待ちましょう!」 となり(笑)、その日は手術せずに退院。 結果、予定日を5日過ぎてから無事に経腟分娩で出産を終えました。 今日でちょうど産後2か月を迎え、引き続き里帰り先の実家で子育てと向き合う日々で

          失うものを、持ってしまったなあ。

          スタンフォードのオンライン講座で母乳育児について学んでみた。内容サマリと感想

          以前のnote↓でも少し書きましたが、「母乳育児って何がいいの?ミルクじゃだめなの?」という自分の素朴な疑問を解消するため、Courseraというオンライン学習サービスプラットフォームでスタンフォード大学が提供しているShort courseで母乳育児について学んでみました。 先日無事コースを修了したので、そこで学んだことのサマリと自分の感想を残しておきたいと思います。 感想についてはあくまで私個人が感じたことなので、これが正解!というものを示すものではなく、出産を間近に

          スタンフォードのオンライン講座で母乳育児について学んでみた。内容サマリと感想

          来週、子どもが生まれてくる。

          こんにちは。 第1子を妊娠中、現在産休中の私です。 先日の健診で予定帝王切開が決まりました。 色々試したけれども、逆子が最後まで治らず…。笑 本人にとっては今の体勢がきっと居心地いいんだろうということで、大きな気持ちで手術に挑みたいな。って思っている。 手術日は、来週。妊娠38週の最終日。 刻一刻と日が迫ってきているけれど、自分が出産する!という実感はまだなくて、ただただ静かに毎日が流れていくような感覚。 現在自分は里帰り中、夫も単身赴任なので、彼とは毎晩電話で

          来週、子どもが生まれてくる。

          大人になって思う、「1人の人間」×2としての自分の両親を見て。

          今月から出産のために現在実家に里帰り中なのですが、こんなに両親と一緒に過ごすのはおそらく中学生の頃以来かも。 中3からは毎日のように塾通いで帰りも遅い、 高校進学してからは7時前に家を出て通学、毎日部活で帰りは遅くて、 部活を引退した後は学校と塾の往復が続いて家には寝に帰る感覚。 大学進学と同時に家を出たら、それはもう楽しくて。長期休みになっても旅行だバイトだとなにかと忙しくしていて実家には帰っても数日。 就職してからも、束の間の休みには旅行に行きたくて。 結婚した

          大人になって思う、「1人の人間」×2としての自分の両親を見て。

          産後4カ月で職場復帰する予定の私が、産休中の今から心がけていること

          こんにちは。 産休前最終日まで怒涛の勢いで働き、晴れて今月からようやく実家での初めての産休が始まりました。 産休が始まる1週間前から実家にお世話になっているのですが(里帰り出産先の病院のコロナ対策のために早めの帰省&2週間の県内自宅待機が必須だったため)、 ほんっとうに 実家の母よ、ありがとう… という気持ちになってます。これまでの激務の疲れを癒すべく徹底的に休み、栄養のある食事を食べさせてもらっています(涙)。 (産後のホルモン暴走で母など周りの人に冷たくなってし

          産後4カ月で職場復帰する予定の私が、産休中の今から心がけていること

          「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(3/3)

          こんなに長編になるとは思ってませんでしたが、「『私、子ども欲しいかもしれない。』とわたしがなるまで」最終回です! これまでの記事はよければこちら↓からご覧ください。 「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(1/3) 「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(2/3) ・1人でなんだかすっきり。でも気づく。パートナーとの会話がなければ何も前に進まないことに!前回のnoteで、とあるきっかけによって子どもを持つことに対して前向きな気持ちに変わること

          「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(3/3)

          「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(2/3)

          長くなってしまってますが、 「『私、子ども欲しいかもしれない。』とわたしがなるまで」の続編(2/3)です。 ・1人もんもん期、リサーチの日々前回のnoteでも書いたように、子どもができた友人との会話などを通して、徐々に私は「もうちょっと出産や子育てについて自分がどうしたいのか、考えた方が良いのかもしれない…」と思うようになります。 それからというもの、私は 「子供が欲しいか分からない」「妊娠 タイミング キャリア」 など様々な検索ワードを駆使して1人リサーチを始めます

          「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(2/3)

          「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(1/3)

          タイトルの通りですが、今回は自分が妊娠や出産についてこれまで考えてきたことを綴りたいと思います。 この手のトピックって、私にとっては誰かに相談することに対するハードルがとても高くて、自分なりの考え方を形成するまでにすごく時間がかかりました。 現在30代前半、結婚して5年ほど。ありがたいことに親からの孫はまだか的なプレッシャーみたいなものは一切なく、夫との2人暮らしをのんびりと満喫しつつ、思いっきり仕事してました。 そんな中でも、やっぱり「妊娠」「出産」これとどう向き合う

          「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(1/3)

          「妊娠しました。」って職場に言ったときの話。

          妊娠を経験する前、もっとも私が(勝手に)恐れていた瞬間。 それが、「職場に『妊娠しました』って言う瞬間」。 なぜこの瞬間をこんなに恐れていたのか、あまり自分でもよくわからないけれど、おそらくこれまで自分の周りで産休に入る方の後任担当が(言い方よくないけど)いわば産休の人の分のシワ寄せを受けてるような反応をしているのを見たことがなかったわけでもなく。 やっぱり妊娠~出産という「幸せな理由」で職場を離れる人がいて、その「幸せな人」のシワ寄せを自分が受けてる、とどうしても周囲は

          「妊娠しました。」って職場に言ったときの話。

          ついに産休が始まった。

          約5カ月近くぶりの更新になってしまった… 先週まで妊婦と思えないような怒涛の勢いで働いてきたけれど、ついに私にも産休がやってきた。 あんなに忙しかったのに突然にぽっかりと時間ができてしまい、まだ新しい生活には慣れきっていないけれど、せっかくなのでぼちぼちと放置していたnoteを再開しようと思い久々にログイン。 久々なのでまずは更新頻度を優先して、今日はただのnote再開!という内容です。 先週までの働いていた日々と今週から始まった産休の日々、全く異なる時間の使い方をし

          ついに産休が始まった。

          オンライン会議だから都合がいいことと、だからって手を抜いちゃいけないこと

          こんにちは。 4月以降一切出社しない生活がはじまってはや1か月半。もうこの生活や働き方にもだいぶ慣れてきました。 そんな中ですべての会議も当然リモート実施となっているわけなのですが、このオンラインでの会議を通していくつか気付いたことがあり、自分の備忘録もかねて残しておこうと思います。 タイトルの通り、「オンライン会議だから都合がいいこと」「だからって手を抜いちゃいけないこと」それぞれについて書きます。 まず、「オンライン会議だから都合がいいと思うこと」。 これについ

          オンライン会議だから都合がいいことと、だからって手を抜いちゃいけないこと

          子どもも会社員も、必要としているものは同じだったという話。

          最近読んだ本で、ほえーって思った話をします。 「私たちは子どもに何ができるのか」(ポール・タフ著)という本を最近読みました。 (原書のタイトルは "Helping Children Succeed"。読み終わると、こっちの方がなんかしっくりくるタイトルだなとは思う。) すごく雑にサマると、 ・人間の能力は大きく「認知能力」「非認知能力」に分けられる。本著では後者に焦点が当てられており、この能力は具体的には「やり抜く力(グリット)、好奇心、自制心、楽観的なものの見方、誠実

          子どもも会社員も、必要としているものは同じだったという話。