Yui

30代会社員。都内在住、2020.10~はじめての産休・育休のため実家帰省中。2021…

Yui

30代会社員。都内在住、2020.10~はじめての産休・育休のため実家帰省中。2021.4~職場復帰予定。 不確実性に溢れる日々を綴る中で誰かと繋がったり何かを共有しあえたりするのかの実験中。将来の夢はラジオパーソナリティー。

記事一覧

じゃなきゃいけない、からの脱却を目指して。

娘が産まれてから、大事にしたいと思った考え方があります。それは、 「じゃなきゃいけない」からの脱却。 寝かせなきゃいけない、 おっぱいを○分間飲ませなきゃいけな…

Yui
3年前
20

そこで笑っていたのは、私かもしれない。

先日の森さんの発言に関する一連の報道を見て。 「今の時代にあんなこと言う人まだいる? ほんと老害だわありえない」 と、まず反射的に思った。 自分の偏見で他者を「女…

Yui
3年前
7

雛人形を選んで、母になる。

娘が生まれて早2か月半。だいぶ生活のリズムも整ってきて、子どもとの毎日にも慣れてきた。 いつものように里帰り先の実家で両親と3人でリビングにいたときのこと。 「初…

Yui
3年前
11

産後2ヶ月、久々に自分の心身と向き合うと。

産後ちょうど2カ月が経ち、少しずつ生活のリズムも整ってきました。 そろそろ体動かしたいな~ガチガチになった体ほぐしたいな~ と思いながらも、いざ自分で運動再開して…

Yui
3年前
8

失うものを、持ってしまったなあ。

とても久しぶりの投稿になりました。 以前に「来週、子どもが生まれてくる。」なんて記事を書いたりもしていたのですが、 まさかの1泊入院した翌日の手術当日の朝、オペ…

Yui
3年前
11

スタンフォードのオンライン講座で母乳育児について学んでみた。内容サマリと感想

以前のnote↓でも少し書きましたが、「母乳育児って何がいいの?ミルクじゃだめなの?」という自分の素朴な疑問を解消するため、Courseraというオンライン学習サービスプラッ…

Yui
3年前
20

来週、子どもが生まれてくる。

こんにちは。 第1子を妊娠中、現在産休中の私です。 先日の健診で予定帝王切開が決まりました。 色々試したけれども、逆子が最後まで治らず…。笑 本人にとっては今の…

Yui
3年前
10

大人になって思う、「1人の人間」×2としての自分の両親を見て。

今月から出産のために現在実家に里帰り中なのですが、こんなに両親と一緒に過ごすのはおそらく中学生の頃以来かも。 中3からは毎日のように塾通いで帰りも遅い、 高校進…

Yui
3年前
6

産後4カ月で職場復帰する予定の私が、産休中の今から心がけていること

こんにちは。 産休前最終日まで怒涛の勢いで働き、晴れて今月からようやく実家での初めての産休が始まりました。 産休が始まる1週間前から実家にお世話になっているので…

Yui
3年前
20

「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(3/3)

こんなに長編になるとは思ってませんでしたが、「『私、子ども欲しいかもしれない。』とわたしがなるまで」最終回です! これまでの記事はよければこちら↓からご覧くださ…

Yui
3年前
18

「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(2/3)

長くなってしまってますが、 「『私、子ども欲しいかもしれない。』とわたしがなるまで」の続編(2/3)です。 ・1人もんもん期、リサーチの日々前回のnoteでも書いたよう…

Yui
3年前
12

「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(1/3)

タイトルの通りですが、今回は自分が妊娠や出産についてこれまで考えてきたことを綴りたいと思います。 この手のトピックって、私にとっては誰かに相談することに対するハ…

Yui
3年前
16

「妊娠しました。」って職場に言ったときの話。

妊娠を経験する前、もっとも私が(勝手に)恐れていた瞬間。 それが、「職場に『妊娠しました』って言う瞬間」。 なぜこの瞬間をこんなに恐れていたのか、あまり自分でも…

Yui
3年前
6

ついに産休が始まった。

約5カ月近くぶりの更新になってしまった… 先週まで妊婦と思えないような怒涛の勢いで働いてきたけれど、ついに私にも産休がやってきた。 あんなに忙しかったのに突然に…

Yui
3年前
2

オンライン会議だから都合がいいことと、だからって手を抜いちゃいけないこと

こんにちは。 4月以降一切出社しない生活がはじまってはや1か月半。もうこの生活や働き方にもだいぶ慣れてきました。 そんな中ですべての会議も当然リモート実施となって…

Yui
4年前
3

子どもも会社員も、必要としているものは同じだったという話。

最近読んだ本で、ほえーって思った話をします。 「私たちは子どもに何ができるのか」(ポール・タフ著)という本を最近読みました。 (原書のタイトルは "Helping Childre…

Yui
4年前
9
じゃなきゃいけない、からの脱却を目指して。

じゃなきゃいけない、からの脱却を目指して。

娘が産まれてから、大事にしたいと思った考え方があります。それは、

「じゃなきゃいけない」からの脱却。

寝かせなきゃいけない、
おっぱいを○分間飲ませなきゃいけない、
部屋をきれいにしなきゃいけない、
手作りじゃなきゃいけない、
月齢○か月までに○○ができてなきゃいけない、
○○じゃなきゃいけない、、、

もともとの性格もあり、私はやると決めたことはきっちりと完遂したいタイプなのです。

自分の

もっとみる
そこで笑っていたのは、私かもしれない。

そこで笑っていたのは、私かもしれない。

先日の森さんの発言に関する一連の報道を見て。

「今の時代にあんなこと言う人まだいる? ほんと老害だわありえない」

と、まず反射的に思った。

自分の偏見で他者を「女性」と一括りにして、「話が長い」「競争心が強い」とレッテルを貼るなんて、あんまりだ。

森さんのその発言に対して、その場で笑いも起こっていたという。

全然笑うとこじゃない。その場にいた人たちも同罪でしょう。

一通り自分の中で怒っ

もっとみる

雛人形を選んで、母になる。

娘が生まれて早2か月半。だいぶ生活のリズムも整ってきて、子どもとの毎日にも慣れてきた。

いつものように里帰り先の実家で両親と3人でリビングにいたときのこと。

「初節句のお祝いで、雛人形を買ってあげたいんだけど。」

と父が言ってくれた。

そういえばそうだった。気付けばもう2月で、娘の初節句がもうすぐやってくる。思いつきもしなかった。女の子だから、そうかお雛祭りするのよね。

「そっか、もうそ

もっとみる

産後2ヶ月、久々に自分の心身と向き合うと。

産後ちょうど2カ月が経ち、少しずつ生活のリズムも整ってきました。

そろそろ体動かしたいな~ガチガチになった体ほぐしたいな~
と思いながらも、いざ自分で運動再開してみよう!と思ってもなかなか自分の時間と体力の両方がある瞬間は、ない…

ということで、出産前から興味のあったマドレボニータの産後セルフケア オンライン教室に参加してみました!
産後ケア教室に実際に参加してみてのレポートや感想をシェアした

もっとみる
失うものを、持ってしまったなあ。

失うものを、持ってしまったなあ。

とても久しぶりの投稿になりました。

以前に「来週、子どもが生まれてくる。」なんて記事を書いたりもしていたのですが、

まさかの1泊入院した翌日の手術当日の朝、オペ室に向かう10分前に最終チェックでエコーをあててみたところ、

「あれ、逆子治ってるね?それじゃ退院ですね!陣痛待ちましょう!」

となり(笑)、その日は手術せずに退院。

結果、予定日を5日過ぎてから無事に経腟分娩で出産を終えました。

もっとみる
スタンフォードのオンライン講座で母乳育児について学んでみた。内容サマリと感想

スタンフォードのオンライン講座で母乳育児について学んでみた。内容サマリと感想

以前のnote↓でも少し書きましたが、「母乳育児って何がいいの?ミルクじゃだめなの?」という自分の素朴な疑問を解消するため、Courseraというオンライン学習サービスプラットフォームでスタンフォード大学が提供しているShort courseで母乳育児について学んでみました。

先日無事コースを修了したので、そこで学んだことのサマリと自分の感想を残しておきたいと思います。

感想についてはあくまで

もっとみる
来週、子どもが生まれてくる。

来週、子どもが生まれてくる。

こんにちは。

第1子を妊娠中、現在産休中の私です。

先日の健診で予定帝王切開が決まりました。

色々試したけれども、逆子が最後まで治らず…。笑

本人にとっては今の体勢がきっと居心地いいんだろうということで、大きな気持ちで手術に挑みたいな。って思っている。

手術日は、来週。妊娠38週の最終日。

刻一刻と日が迫ってきているけれど、自分が出産する!という実感はまだなくて、ただただ静かに毎日が流

もっとみる
大人になって思う、「1人の人間」×2としての自分の両親を見て。

大人になって思う、「1人の人間」×2としての自分の両親を見て。

今月から出産のために現在実家に里帰り中なのですが、こんなに両親と一緒に過ごすのはおそらく中学生の頃以来かも。

中3からは毎日のように塾通いで帰りも遅い、

高校進学してからは7時前に家を出て通学、毎日部活で帰りは遅くて、

部活を引退した後は学校と塾の往復が続いて家には寝に帰る感覚。

大学進学と同時に家を出たら、それはもう楽しくて。長期休みになっても旅行だバイトだとなにかと忙しくしていて実家に

もっとみる
産後4カ月で職場復帰する予定の私が、産休中の今から心がけていること

産後4カ月で職場復帰する予定の私が、産休中の今から心がけていること

こんにちは。

産休前最終日まで怒涛の勢いで働き、晴れて今月からようやく実家での初めての産休が始まりました。

産休が始まる1週間前から実家にお世話になっているのですが(里帰り出産先の病院のコロナ対策のために早めの帰省&2週間の県内自宅待機が必須だったため)、

ほんっとうに

実家の母よ、ありがとう…

という気持ちになってます。これまでの激務の疲れを癒すべく徹底的に休み、栄養のある食事を食べさ

もっとみる

「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(3/3)

こんなに長編になるとは思ってませんでしたが、「『私、子ども欲しいかもしれない。』とわたしがなるまで」最終回です!

これまでの記事はよければこちら↓からご覧ください。

「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(1/3)
「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(2/3)

・1人でなんだかすっきり。でも気づく。パートナーとの会話がなければ何も前に進まないことに!前回のno

もっとみる
「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(2/3)

「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(2/3)

長くなってしまってますが、
「『私、子ども欲しいかもしれない。』とわたしがなるまで」の続編(2/3)です。

・1人もんもん期、リサーチの日々前回のnoteでも書いたように、子どもができた友人との会話などを通して、徐々に私は「もうちょっと出産や子育てについて自分がどうしたいのか、考えた方が良いのかもしれない…」と思うようになります。

それからというもの、私は

「子供が欲しいか分からない」「妊娠

もっとみる

「私、子ども欲しいかもしれない。」とわたしがなるまで(1/3)

タイトルの通りですが、今回は自分が妊娠や出産についてこれまで考えてきたことを綴りたいと思います。

この手のトピックって、私にとっては誰かに相談することに対するハードルがとても高くて、自分なりの考え方を形成するまでにすごく時間がかかりました。

現在30代前半、結婚して5年ほど。ありがたいことに親からの孫はまだか的なプレッシャーみたいなものは一切なく、夫との2人暮らしをのんびりと満喫しつつ、思いっ

もっとみる
「妊娠しました。」って職場に言ったときの話。

「妊娠しました。」って職場に言ったときの話。

妊娠を経験する前、もっとも私が(勝手に)恐れていた瞬間。

それが、「職場に『妊娠しました』って言う瞬間」。

なぜこの瞬間をこんなに恐れていたのか、あまり自分でもよくわからないけれど、おそらくこれまで自分の周りで産休に入る方の後任担当が(言い方よくないけど)いわば産休の人の分のシワ寄せを受けてるような反応をしているのを見たことがなかったわけでもなく。
やっぱり妊娠~出産という「幸せな理由」で職場

もっとみる
ついに産休が始まった。

ついに産休が始まった。

約5カ月近くぶりの更新になってしまった…

先週まで妊婦と思えないような怒涛の勢いで働いてきたけれど、ついに私にも産休がやってきた。

あんなに忙しかったのに突然にぽっかりと時間ができてしまい、まだ新しい生活には慣れきっていないけれど、せっかくなのでぼちぼちと放置していたnoteを再開しようと思い久々にログイン。

久々なのでまずは更新頻度を優先して、今日はただのnote再開!という内容です。

もっとみる
オンライン会議だから都合がいいことと、だからって手を抜いちゃいけないこと

オンライン会議だから都合がいいことと、だからって手を抜いちゃいけないこと

こんにちは。

4月以降一切出社しない生活がはじまってはや1か月半。もうこの生活や働き方にもだいぶ慣れてきました。

そんな中ですべての会議も当然リモート実施となっているわけなのですが、このオンラインでの会議を通していくつか気付いたことがあり、自分の備忘録もかねて残しておこうと思います。

タイトルの通り、「オンライン会議だから都合がいいこと」「だからって手を抜いちゃいけないこと」それぞれについて

もっとみる
子どもも会社員も、必要としているものは同じだったという話。

子どもも会社員も、必要としているものは同じだったという話。

最近読んだ本で、ほえーって思った話をします。

「私たちは子どもに何ができるのか」(ポール・タフ著)という本を最近読みました。
(原書のタイトルは "Helping Children Succeed"。読み終わると、こっちの方がなんかしっくりくるタイトルだなとは思う。)

すごく雑にサマると、

・人間の能力は大きく「認知能力」「非認知能力」に分けられる。本著では後者に焦点が当てられており、この能

もっとみる