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Furui Riho「Super Star」 緻密で明るくグルーヴィーな名曲
最新の曲に対するアンテナが低くなっている今日この頃だが、それでも気になる曲がある。Furui Riho「Super Star」もそんな曲の一つ。
明るく透明感ある声質、ハッピー感のあるキャッチーなメロディ。歌唱にもグルーヴ感があって、トラックもとても丁寧につくりこまれていて隙がない。中毒性があって何度も聴きたくなる曲だ。
曲の構成は自由な感じ。基本となる循環コード進行にのって次から次へと色んな
soraya「風の中で」 才能あふれる二人のユニット
soraya「風の中で」 は2月にリリースされた曲。
ラジオで流れてきたのを聴いて一瞬で心をつかまれた。
冒頭から大貫妙子の昔の曲を彷彿とさせるメロディー。聴き進んでいくと、jazzyでハイクオリティな演奏が展開していく。
「soraya」はジャズフィールドで活躍中の若手音楽家、壷阪健登と石川紅奈によるユニット。3月に1stアルバムもリリースされている。
石川紅奈さんは、以前YouTubeで
【音楽雑記】#81 トーレ・ヨハンソンのスウェディッシュ・ポップ (1995年③)
スウェーデンの音楽プロデューサー、トーレ・ヨハンソンによるバンドが大はやりしていたのが1995年。特にカーディガンズとクラウドベリー・ジャムはJ-WAVEや渋谷のCDショップでもプッシュされていた。
アメリカやイギリスの音楽とは音の肌触りが違っていて新鮮だった。ちょっとレトロ感あるアコースティックなロック。箱庭ポップと称されることもあるようだ。
The Cardigans
特にカーディガン
TOMOO「あわいに」 メロディも詞も声もアレンジもいい感じ
TOMOO「あわいに」は4月にリリースされた新曲。前作の「Present」の時もラジオで流れてきた時にアーティスト名をチェックしていたが、この曲も気になってチェックしたら同じアーティストの曲だった。
少しノスタルジック感もあるキャッチャーなメロディ、アコースティックな空気感あるアレンジ。歌詞のワードセンスもいいし、少しアルトでウエットな声もひっくるめて全ていい感じ。
特に起伏のあるサビのメロディ
【音楽雑記】#79 「あなただけを ~Summer Heartbreak~」あの頃のサザンが戻ってきた。(1995年①)
この曲は1995年のフジテレビの月9ドラマ『いつかまた逢える』の主題歌。
「東京ラブストーリー」と同じく、オープニング映像や劇中で効果的に使われ曲の良さをさらに際立たせた。
デビュー当時から80年代前半までのサザンのアルバムはリアルタイムでよく聴いていたが、80年代後半以降は、積極的に聴かなくなっていた。
デジタル楽器の導入や外部プロデューサー起用などで洗練されていった一方で、自分の好みからは離
【音楽雑記】#78 キャスターCMの名曲「雨に微笑みを」とイギリス音楽の影響(1994年④)
80年代から90年代にかけて、いろんな銘柄のタバコのテレビCMが頻繁に放送されていた。そこで使われるオシャレな洋楽は多くの人の記憶に残っていると思う。
特にパーラメントのCMではニューヨークの夜景など都会的な映像とともにボビー・コールドウェル、レイ・ケネディ、ナタリー・コール、、などAORナンバーが取り上げられた。
「雨に微笑みを(Laughter In The Rain)」ニール・セダカ
【音楽雑記】#76 印象に残る映画と音楽「Stay (I Miss You)」や「When I Fall in Love」etc (1994年②)
1994年に観た映画にはテーマ曲やサントラが印象的な作品がいつくかあった。
「Stay (I Miss You) 」リサ・ローブ
まず大好きな曲の一つ「Stay (I Miss You) 」。
この曲は映画「リアリティ・バイツ」のサウンドトラックとして使われた、「リアリティ・バイツ」はウィノナ・ライダーやイーサン・ホークが出演しているアメリカの青春・恋愛映画。
この映画のエンドロールに流れて
【音楽雑記】#74 ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ(1993年③)
『Roger Nichols & The Small Circle of Friends』を初めて聴いたのが1993年。この作品自体は1968年のものだが、自分が持っているのは1993年発売の日本版CDだった。
当時、渋谷のCDショップでは、渋谷系と呼ばれるアーティストの作品と同時に、その元ネタ系のCDもポップの解説付でよく陳列されていた。スタイル・カウンシルやアズテック・カメラなんかも並んでい
【音楽雑記】#70 「私がオバさんになっても」森高千里(1992年②)
森高千里の「私がオバさんになっても」がリリースされたのが1992年。
「私がオバさんになっても」の当時のライブ映像Youtubeは現在、再生回数が4080万回。コメントが1万超もついている。
コメントの多くは「ちっともオバさんになってないじゃないか」か「オバさんになってもキレイじゃねぇか」といったコメントだ。
「森高いいよね」と言っていた。
彼女のデビューは1987年。その後、特に1989