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(H62) 今後の日本は、ヨーロピアン・デジタル的な戦略が一番合っている-2 (2020.7.21) by 中田敦彦 より抜粋加筆しました。

(10) 日本が取るべき戦略はSDGs

落合さんは4つのデジタル・イデオロギーの中で、
日本は「ヨーロピアン・デジタル」に寄るべきと考えます。


(11) GAFAM vs GDRP
①GAFAM:
Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft

②GDRP:EU一般データ保護規則

中国は、工業
米国は、情報
ヨーロッパは、法と倫理

上記によって、
GAFAMに対抗・抑え込む方向に舵をとりました。

③GAFAMにあらゆる情報を取られている:
便利な検索エンジン、SNSなどを提供しつつ、
実は個人情報を集めて、個人に合ったニーズの広告を流すなどして利用しています。

④ESG投資:
E:環境 S:社会 G:企業統治 を考慮した投資。
人道・倫理に反する企業に株投資する人にも反対しています。

⑤SDGsウォッシング:
持続可能とホームページなどで謳っていながら、
実際はCO2をたくさん出しているとバッシング。


(12) 今後の日本は?
①プラットフォーマーになるには難しい
→資源がない

②コスト競争も新興国が圧倒的に安い
→他国に工場を作っても、より安い国に市場が移る


だから、日本の長い歴史を利用します。
そして、ヨーロピアン・デジタル的な戦略が一番合っています。

日本の歴史が見失われたのは、「明治維新」と「敗戦」が大きい。


米国は歴史の浅い国。
中国は歴史は長いが、さまざまな指導者が変わりました。

日本の長い歴史を上手く、国の宝にすべき。
「目標はスイス(永世中立国)」


経済成長、大量生産・大量消費、自然資源を掘り尽くす方法は、世界中で環境問題意識が上がり、限界が見えています。

以下をフルに活かせば、地球全体に貢献出来ると思います。
①日本古来の自然への畏怖
②手の器用さ
③科学力
④穏やかな国民性


大国同士が争う旧式な意識から持つものをシェアすれば、
SDGsの掲げる飢餓もなくなり、環境のバランスも戻る可能性は大いにあります。


2030年GDP予想図は以下です。
1位:$64.2T(中国)
2位:$46.3T(インド)
3位:$31.0T(米国)
4位:$10.1T(インドネシア)
5位:$9.1T(トルコ)
6位:$9.1T(ブラジル)
7位:$8.2T(エジプト)
8位:$7.9T(ロシア)
9位:$7.2T(日本)
10位:$6.9T(ドイツ)


アジア地域のGDPは以下。
2020年には、
アジア以外の世界各国のGDP合計を追い抜く。

2030年には、
世界の成長の約60%を占めると予想される。


アジア太平洋地域は、
世界経済に新たに参入する24億人の中流階級の圧倒的多数(90%)を占めることになります。

中国、インド、東南アジアの市場が、
今後の世界を動かします。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp