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【恋人に推し】わたしたちができる嫉妬心との向き合い方

「彼氏が推しの話ばっかり!もうなんなの!」

悩める女子のみなさん、こんにちは!
IZANAMI編集部です。

彼が自分以外の異性を好きだったり、可愛いと言っている事実は、彼女としてはつらいもの。

今日は「恋人の推しへの嫉妬心を抑えるために、わたしたちができること」について掘り下げていきます!

⚡ご注意⚡
この記事は、恋人に推しがいて悩んでいる方向けの記事です。推しを否定するものではありませんが、現実的なお話が多くなっています。快く思われないオタクの方はスキップをおすすめします!💦


💔なぜ彼氏の推しに嫉妬してしまうのだろう?


たとえば、こんな理由が思い浮かびます。

①自分に向けられるべき好意や時間が、「奪われている」と感じるから
②推しと自分を比べてしまい、「自己肯定感」が下がるから

これらを具体的に考えてみると、

①自分に向けられるべき好意や時間が、「奪われている」と感じるから
→「可愛い」「好き」は彼女である自分に向けられるべき言葉なはず
→なのに、何で推しにばっかり言うの?
→彼の気持ちが、自分から奪われているような気持ちになる
→推しが嫌!

②推しと自分を比べてしまい、「自己肯定感」が下がるから
→彼の好きな推しの子は可愛いし細いし、愛嬌もあって…
→自分のコンプレックスを刺激され、推しと自分を比べて劣等感を感じる
→自信がなくなる
→彼氏は本当にこんな私を好きなのだろうか?
→ますます自信がなくなる
→以下無限ループ
→推しが嫌!

こんなふうに推しと自分を同列しながら、彼の推しに対する熱量と自分への熱量を「同じものさし」ではかっていることで、「推しには◯◯するのに、わたしには◯◯してくれない」という不公平感を感じるようになります💦

よって、自分に対する対応への満足感が低い(ように感じてしまう)から、
「彼を奪われてなるものか」と対抗心が芽生えて、推しを勝手にライバル認定。

彼が推しに対して何らかのアクションを起こすたびに、"嫉妬する"という構図が生まれるのではないかと思うのです。

🥊わたしたちは彼の推しとバトルはできない。


これだけ言われても、どういうこと?となると思います。

結論から言うと、推しとわたしたちは「そもそも同じ土俵にいない」からです!

わたしたちがどれだけ対抗心を燃やそうと、同じ土俵にいない相手とはそもそも"試合"になりません。ただのひとり試合です…。壁当てのような…。

ここで、彼にとっての推しとはどんな存在か?を考えてみましょう。

・姿や行動がかわいい
・パフォーマンスを見たりするのが楽しい
・考えるだけでわくわくする
・充実感や満足感を与えてくれる

だいたいこんな感じかと思います。
ただ、彼女としてはちょっといい気はしないですよね…😢

では次に、某「夢の国」のことを考えてみてください。

・(キャラクターの)姿や行動がかわいい
・(ショーで)パフォーマンスを見たりするのが楽しい
・(行くことを)考えるだけでわくわくする
・(行ったら)充実感や満足感を与えてくれる

…いかがですか?

つまり推しは「ファンタジー」。
自分に夢を見させてくれる存在。または概念のひとつと考えられる気がしてきました。


🦄推しは「ファンタジー」


さらに、推しが振りまく愛嬌や言葉は、彼に対してだけのものでしょうか?

オタクにとっては残酷かもしれませんが、それらは「彼を含むファンのみんな」に向けられたサービスに過ぎないという見方もできるはずです。

推しは応援してくれるファンにお返しをしないといけません。推しが推しとして活動していくためには、ファンの存在が不可欠だからです!

つまりギブアンドテイクで成り立っています。悲しいことに、ビジネスが基盤にある関係性です。そしてオタクは意外と、この点をきちんとわきまえている場合が多いです。

けれども厄介なのが、その推しが「人の形」をしているということ!
それで、「彼女である自分と推しは同じ土俵にいる」と錯覚してしまう、という現象が起こります。

同じ土俵に立っていると思うから、「ファンタジー」の推しと「リアル」の自分とを比べて

・落ち込んでしまう
・憎しみや怒りを感じてしまう
・彼を奪われた気持ちになる

ということが起こり、嫉妬心が芽生えて、対抗心が生まれてきます🔥

そして自分から、そもそも同じ土俵にいない相手=勝ち負けの明確な「ルール」を共有できない相手に対して、無意識にバトルを挑んでしまいます。

しかしそこには明確なルールがないため、勝った負けたは自分の主観が頼り。かわいい推しという存在に対して劣等感を持っていれば、当然「負け」になってしまいます💦

自分が否定されているように感じて、いよいよつらくなってくるわけです。

「ファンタジー」の存在は夢を与えてくれるもの。言ってしまえば「◯◯であってほしい」という理想のすべてを詰め込んだ宝石箱です。

そんな相手に真っ向から勝負を挑んで、苦しまない人はいないですよね。


📂状況を改めて整理して、一旦「理解」しよう


仮に、彼と某「夢の国」に行っていると想像してみましょう。

・「◯ッキー可愛いね」と愛しそうに◯ッキーを見ている
・「パレード中に手を振ってくれた!」とテンションが上っている
・「グリーティングで握手できた!」と喜んでいる

そんな彼をみて、◯ッキーに対して「私の彼氏を奪ったな!」と嫉妬心が芽生えるでしょうか?🤔

おそらくほとんどの人は、自分は興味がないなら「そうだね」と流すか、彼が喜んでいる姿に嬉しくなって「よかったね」と返すかなと思います。

ここで急に「◯ッキー許せない!」とあなたが不機嫌になったら、彼も困るんじゃないでしょうか?

ファンサービス(=ビジネス)をしていただけなのに、勝手に対抗心を燃やされて威嚇される◯ッキーだってとんだとばっちりです…💦

まさに今のあなたと彼には、これとまったく同じ現象が起こっているのではないでしょうか?

推しはたまたま「人の形をした」ファンタジーと言うだけで、それ以上でも以下でもありません。(ただし「リアコ」の場合は除きます)

だから本当はあなたは「彼がただファンタジーを楽しんでいること」に対して怒ったり落ち込んだりする必要はないはずなのです。

でも、ファンタジーだからこそ、存在感が大きく広がってしまうのは至極当然なこと。

とっても輝いて見えるかもしれませんが、「リアル」のあなたと比べるための「共通のものさし」がないから、本来優劣だってつけれないし、つける意味もないものです。

これを理解しておけば、対抗心を燃やして無駄な戦いに挑み、傷つく必要がないことに気付けると思います💡

繰り返しますが、嫉妬心に振り回されないために、まずは

①推しは「ファンタジー」であり、「リアル」の自分とはそもそも同じものさしでははかれないということを理解する
②ファンタジーに対して戦いを挑んでも意味がないことを理解する

この2点が重要です!


💖「理解はするけど、受け入れない」選択肢があってもいい



上記2点を理解した上で、彼のことも尊重するのを大前提に、次は嫉妬にどう対処すればいいか考えてみましょう!

ゴールは、「彼との関係を良好に保ちながら、推しに対する嫉妬に終止符を打つ」です。

このとき、わたしたちにできることは一体なんでしょうか?

①彼の「ファンタジー」を受け入れて、仲間として一緒に楽しんでしまう

②ファンタジーを楽しむ彼を「いってらっしゃい!楽しんで!」と見送って、その間はそっと距離を取って自分は他のことをする

ぶっちゃけこれくらいしかできないと思います。なぜなら、彼を変えることは難しいから💦

彼はただ「ファンタジーを楽しんでいるだけ」です。
いくら彼女と言えど、趣味を制限したり辞めさせるというのは、ちょっとやりすぎだと思いませんか?

過度なルールや制限を課せられたら、息苦しくなるものです。
そんな状況で、彼との良好な関係をこの先も続けるのは難しくなってしまいます。

なので嫉妬しまい一緒に楽しむことが難しい以上、「推しに夢中な彼をどうするか」ではなく、「どうやって自分の機嫌を自分で取るか」に舵を切る方がはるかに賢くて、クールな手段です✨

だから、「理解はするけど、受け入れない」

言い換えれば、事実(=彼に推しがいること、それに嫉妬してしまうこと)は事実として理解する。

そしてその事実に対して、相手を否定して変えるのではなく、お互いが傷つかない一定の距離を保つ(=受け入れない)ということです。

つまり、彼が推し活を楽しんでいるときは、彼に構わず自分のやりたいことを楽しむ、です!💕

この距離感を探っていくうちに、きっとあなたも彼も心地よく過ごせるエリアが見えてくるはずです。

そして、彼とあなたの2人で過ごす時間にはあなたに集中してもらいましょう!🤞

✨まとめ


この記事では、嫉妬してしまう理由の整理、どう解釈したらいいか、自分の気持ちにどう向き合えばいいかについてお伝えしてきました!

①推しとわたしたちは同じものさしで比べられないことを理解する
②「ファンタジー」とは戦えないことを心得る
③「理解はするけど、受け入れない」選択で、適切な距離を探る

もしここまで読んでみて、何か新しい「気づき」があったなら、それは大きな一歩です!✨

嫉妬心がメラメラと燃えてきたとき、ぜひこれらを思い出してクールに対応してみてくださいね。

推しへの嫉妬心に囚われすぎずに、彼との関係が今よりもっと良好なものになりますように!💕