-Blue Gangsta-

マイペース高3。ベイスターズとサカナクションが大好き。 ロック史不定期で連載中。

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  • ロック史

    個人的な主観でロック史を製作中です。

記事一覧

ロック史#10 : アメリカと日本の70'sロック

前回はこちらから。 第10弾で70年代半ばまで来ました。最終的に20くらいいくかな。 日本のロックの発展 日本にロックが広まり出したのは70年代半ばから、とはいってもそ…

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ロック史#9 : グラムロックとシンガーソングライター

前回はこちらから。 ハードロックとプログレの他にも多くの新界隈が登場した70年代、今回は割とポップなジャンルを取り上げます。 グラムロックグラム = グラマラス(glam…

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2週間前
14

ロック史#8 : プログレッシブ・ロック

また余談から。 前回載せ忘れたツェッペリン一夜限りの再結成ライブ。全く衰えを見せないイケオジ3人と、故ジョン・ボーナムの息子ジェイソンのドラム、何もかもがカッコ…

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2週間前
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ロック史#7 : ハードロック/ヘヴィメタル

サムネ1人残らずロン毛かよ笑 最初にちょっと余談から。 勉強中に聞くasync、めっちゃ集中できた。 ありがとう教授。 投稿ペース激落ちです。 前回はこちらから。 70…

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3週間前
12

サカナクション"turn"全曲レポ(ネタバレ大有り)

サカナクション2年ぶりのツアー、 SAKANAQUARIUM 2024 "turn" 幕張メッセ公演2日目に行ってきた。 初の生サカナクション。 3年前にミュージックを聴いて衝撃を受けて以…

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3週間前
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ロック史#6 : ヒッピー衰退と原点回帰

学校が始まると投稿ペースが減りますな…。 前回はこちらから。 60年代の後半は英米でヒッピー・ムーブメントが起こり、ドラッグの蔓延によるサイケな作品がロックの可能…

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1か月前
8

ロック史#5 : サイケデリック・ロック

前回はこちら。 1964年からブリティッシュ・インヴェイジョンとよばれるUKロックバンドのアメリカ進出が大成功し、再びロックがチャートを賑わせるようになりました。 今…

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1か月前
15

ロック史#4 : イギリスvsアメリカ!ロック合戦

プロ野球開幕。やっぱり野球って最高。 前回はこちら。 50年代末にロックンロールは衰退し、60年代からより幅広い意味をもつロックとして、自ら曲を書き歌うアーティスト…

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1か月前
4

ロック史#3 : ロックンロールの衰退と転換期

格付けチェックでSOPHIAさんの演奏を聴き分けられませんでした! それでも信頼してくれる方のみご覧ください…。 前回はこちら。 チャック・ベリー、リトル・リチャード…

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1か月前
7

ロック史#2 : ロックンロールの天才達

初回となった前回は、 ・黒人たちの労働歌からブルースが生まれる ・カントリー、ジャズの登場 ・ブルースがアメリカ南部から徐々に広まる ・ジャズやブルースにエレキが…

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2か月前
4

好きなアルバムジャケット10選/洋楽編

SING2は何回みても良い。良すぎる。 邦楽編はこちら。 今回はその洋楽バージョン。ロック主義脳になりかけてるのでほぼロック。 Wish You Were Here / Pink Floyd アル…

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2か月前
16

ロック史#1 : ブルースとエレキの登場

サムネがあまりにも渋い。 高校生なので無知なことばかりですが、 自分の知識量の範囲でやってみます。 ロック史といいつつも、今回はロックの誕生まで辿り着きません(!…

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2か月前
15

好きなアルバムジャケット10選/邦楽編

こないだのハモネプの決勝レベル高すぎてブチ上がった、痺れたなー。 個人的にカッコいいな、と思うアルバムジャケットを整理してみる回。まずは邦楽。 あ、ちなみに誰が…

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2か月前
14

サマソニ第1弾アーティスト聴いてみた

ようやく発表された最初のラインナップ。 ネットの反応を見ると結構良さげか。 私はどちらかというと、ビートルズからオアシスあたりまでの古めが好きなので、最近の注目…

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2か月前
8

家で観たSMTOWNレポ

EXOもSHINeeもなしか… と思いつつも、なんだかんだ最高という結論に至るのが毎年の恒例である。 1日目と2日目でセトリ変わらず。 ジャカルタの1グループ約4曲ずつじっ…

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2か月前
9

情報量が多かった水曜日

サムネは今日のSMTOWN LIVEより。 K-POPの大手事務所SMエンタ所属のみんなが集まってワイワイする年一の楽しいコンサートのこと。 明日のオンライン配信を購入したので、…

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3か月前
ロック史#10 : アメリカと日本の70'sロック

ロック史#10 : アメリカと日本の70'sロック

前回はこちらから。

第10弾で70年代半ばまで来ました。最終的に20くらいいくかな。

日本のロックの発展
日本にロックが広まり出したのは70年代半ばから、とはいってもそのスタイルは様々。

キャロル (1972-75) はジョニー大倉作詞、矢沢永吉作曲の名コンビで、日本流ロックンロールを確立させます。

革ジャンにリーゼントというファッションは、かえって若者に新鮮な印象を与えました。

70年

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ロック史#9 : グラムロックとシンガーソングライター

ロック史#9 : グラムロックとシンガーソングライター

前回はこちらから。

ハードロックとプログレの他にも多くの新界隈が登場した70年代、今回は割とポップなジャンルを取り上げます。

グラムロックグラム = グラマラス(glamorous) = 魅惑的

中性的で濃いメイクを施したり派手なファッションを身につけたり、そのビジュアルで括られるのがグラムロック。

音楽性でいうとアーティストによってバラバラですが、明快でストレートなロックの傾向にあります

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ロック史#8 : プログレッシブ・ロック

ロック史#8 : プログレッシブ・ロック

また余談から。

前回載せ忘れたツェッペリン一夜限りの再結成ライブ。全く衰えを見せないイケオジ3人と、故ジョン・ボーナムの息子ジェイソンのドラム、何もかもがカッコ良い…。

で、その前回はこちら。

70年代前半のロックは多様で楽しい。
今回は最も芸術性の高いジャンルを扱います。

プログレッシブ・ロックとは
progressive = 先進的、前衛的

60年代後半のサイケデリック・ロック以降、

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ロック史#7 : ハードロック/ヘヴィメタル

ロック史#7 : ハードロック/ヘヴィメタル

サムネ1人残らずロン毛かよ笑

最初にちょっと余談から。

勉強中に聞くasync、めっちゃ集中できた。
ありがとう教授。

投稿ペース激落ちです。

前回はこちらから。

70年代に入るとロックはより多様な進化を遂げ、同時期に多くの新ジャンルが登場しますが、今回はその中で最も激しい音楽を取り上げます。

ハードロックとは
ハードロックの特徴は
・声を張り上げるようなボーカル
・歪んだギターが曲の

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サカナクション"turn"全曲レポ(ネタバレ大有り)

サカナクション"turn"全曲レポ(ネタバレ大有り)

サカナクション2年ぶりのツアー、

SAKANAQUARIUM 2024 "turn"

幕張メッセ公演2日目に行ってきた。

初の生サカナクション。

3年前にミュージックを聴いて衝撃を受けて以来、何でもっと早く気付かなかった、と後悔しながら全アルバムを聴き漁ってきた。

昨年一郎さんとトークイベントで握手。
音を浴びる前に本人に触れてしまったという。

本ツアーはSPEAKER+という(詳細は

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ロック史#6 : ヒッピー衰退と原点回帰

ロック史#6 : ヒッピー衰退と原点回帰

学校が始まると投稿ペースが減りますな…。

前回はこちらから。

60年代の後半は英米でヒッピー・ムーブメントが起こり、ドラッグの蔓延によるサイケな作品がロックの可能性を広げました。

今回は1970年前後のお話。

ロックの起源に立ち返る
サイケブームと同時に、ロックの起源であるブルースやカントリーに回帰しようとする動きが起きます。

バーズは68年に加入したグラム・パーソンズの提案によって、サ

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ロック史#5 : サイケデリック・ロック

ロック史#5 : サイケデリック・ロック

前回はこちら。

1964年からブリティッシュ・インヴェイジョンとよばれるUKロックバンドのアメリカ進出が大成功し、再びロックがチャートを賑わせるようになりました。

今回は1966年以降のお話。

ヒッピー・ムーブメント

ヒッピーとは、既成の政治や価値観に反抗する、いわゆるカウンターカルチャーの一角で、愛と平和をモットーに人それぞれの自由な生き方を尊重する英米の若者たちのことです。

・マリフ

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ロック史#4 : イギリスvsアメリカ!ロック合戦

ロック史#4 : イギリスvsアメリカ!ロック合戦

プロ野球開幕。やっぱり野球って最高。

前回はこちら。

50年代末にロックンロールは衰退し、60年代からより幅広い意味をもつロックとして、自ら曲を書き歌うアーティストが増えました。

今回は英米ロック合戦の開催です(?)。

ブリティッシュ・インヴェイジョン
ビートルズのアメリカ進出

UKバンドのアメリカ侵略が始まったのは1964年。

イギリスで売れに売れたビートルズは、1964年1月「抱き

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ロック史#3 : ロックンロールの衰退と転換期

ロック史#3 : ロックンロールの衰退と転換期

格付けチェックでSOPHIAさんの演奏を聴き分けられませんでした!

それでも信頼してくれる方のみご覧ください…。

前回はこちら。

チャック・ベリー、リトル・リチャード、エルヴィス・プレスリーをはじめとする、ロックンロールのレジェンドをザッと紹介しました。

しかし時代の流れは早く、あっという間にロックンロールの衰えが始まります…

次々と姿を消すロックンローラー
まずは1957年末。

パワ

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ロック史#2 : ロックンロールの天才達

ロック史#2 : ロックンロールの天才達

初回となった前回は、

・黒人たちの労働歌からブルースが生まれる
・カントリー、ジャズの登場
・ブルースがアメリカ南部から徐々に広まる
・ジャズやブルースにエレキが取り入れられる

こんな感じの内容でした。

今回はロックンロールの大流行時代を紹介します。

"人種音楽"から"R&B"へ
背景として、前回もチラッと挙げた黒人の大移動によって、ブルースがアメリカの中部〜北部にも広まっていきます。

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好きなアルバムジャケット10選/洋楽編

好きなアルバムジャケット10選/洋楽編

SING2は何回みても良い。良すぎる。

邦楽編はこちら。

今回はその洋楽バージョン。ロック主義脳になりかけてるのでほぼロック。

Wish You Were Here / Pink Floyd

アルバム・ジャケットといえば、のヒプノシスによるデザイン(『狂気』『原子心母』など殆どのジャケットは彼らによるもの)。

プログレってよりアートチックなジャンルだから、ジャケットにも芸術性が増してくる

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ロック史#1 : ブルースとエレキの登場

ロック史#1 : ブルースとエレキの登場

サムネがあまりにも渋い。

高校生なので無知なことばかりですが、
自分の知識量の範囲でやってみます。

ロック史といいつつも、今回はロックの誕生まで辿り着きません(!)。起源的な話なので、サクッといきます。

ロックの起源は、

・ブルース
・カントリー
・R&B

主にこの3つで間違いないと思います。

ブルースとR&Bは黒人の、カントリーは白人の音楽。人種の壁を越えたジャンルといえます。

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好きなアルバムジャケット10選/邦楽編

好きなアルバムジャケット10選/邦楽編

こないだのハモネプの決勝レベル高すぎてブチ上がった、痺れたなー。

個人的にカッコいいな、と思うアルバムジャケットを整理してみる回。まずは邦楽。

あ、ちなみに誰がデザインしたとかそういう知識はゼロです。直感のみ。

High Time / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

やっぱこれよ。断トツ1位。

黒ずくめの覆面男がスーパーマーケットで仁王立ち。

明らかな変質者なのに

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サマソニ第1弾アーティスト聴いてみた

サマソニ第1弾アーティスト聴いてみた

ようやく発表された最初のラインナップ。

ネットの反応を見ると結構良さげか。

私はどちらかというと、ビートルズからオアシスあたりまでの古めが好きなので、最近の注目アーティスト的なのは全く疎い。

高校生なんだけどネ。流行りにとことん弱い。

洋楽に詳しいのか詳しくないのか分からない中途半端な人間なので、知識を蓄えるためにも全組1曲ずつだが聴いてみることにした。

Måneskin

唯一数曲知っ

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家で観たSMTOWNレポ

家で観たSMTOWNレポ

EXOもSHINeeもなしか…

と思いつつも、なんだかんだ最高という結論に至るのが毎年の恒例である。

1日目と2日目でセトリ変わらず。

ジャカルタの1グループ約4曲ずつじっくり見れる構成も神だし、むしろそっちのほうが好みかもしれないけど、

日本のコラボを多めに入れてくるのも悪く無い。

ということで記憶の限りレポ(というか感想)。

1.NASA - NCT WISH
〜挨拶〜
2.HAN

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情報量が多かった水曜日

情報量が多かった水曜日

サムネは今日のSMTOWN LIVEより。

K-POPの大手事務所SMエンタ所属のみんなが集まってワイワイする年一の楽しいコンサートのこと。

明日のオンライン配信を購入したので、今はそれが生きがい。

僕は高校生なのだが、東方神起やSJといったおじさん達を推している(EXOも大好き)。

近年K-POPは日本でも大いに盛り上がっているので、NCT、aespa、RIIZEあたりがSMを盛り上げて

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