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「非正規書店員」「ボーナス」「最低賃金」

税収も大手企業の夏ボーナスも過去最高水準。

にもかかわらず、庶民の暮らしは苦しくなるばかり。

日経の記事によると「消費税収が伸びた」とのこと。消費税減税を望む声をけん制したつもりでしょうか? でも消費税収が伸びようが大企業のボーナスが上がろうが景気は良くならず、ただただ格差が広がっている。その事実をダメ押しで証明したに過ぎません。消費税を下げた方が、長期的に見れば税収は増えるというデータを出している有識者もいます。

最低時給が少し上がり、それ以上に引かれるものが増えて手取りは減る。これが「トリクルダウン」の現状です。

「だったら、もっといい給料がもらえる職種へ移ればいい」みたいなことを言う人がいます。正論。でも誰かがやらなきゃ社会が回らなくなる低賃金の仕事が世の中にはたくさんあります。そういう職種の給料を見直すことが、そのまま世間にはびこる不条理の是正に繋がると思いませんか?

非正規雇用の書店員として、様々な会社で働いてきました。

夏と冬にボーナスをくれるところもありました。額は小学校高学年の子どもがお年玉にもらえる程度。それでも嬉しかったです。

一方、ゼロだとがっくり来ます。お金がすべてではない。でもなんか必要とされてないなあと感じてしまう。

会社にも事情があると思います。ただ、ずっと人手不足に耐えてきた状況でゼロはさすがに。。。

夜だけの学生バイトだろうと昼までのパートだろうと、お店にとってなくてはならない存在。全国どこでもそういう人たちが支えているはず。苦しいだけの我慢大会を強いられるのなら、さっさと抜けた方が正解かもしれない。

偉そうなことを言える立場ではないけど、ここは政府の支援があってもいい場面ではないでしょうか? れいわ新選組の「国が中小企業の賃上げ分を補償し、全国一律最低賃金1500円を実現する」という政策を支持します。

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