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「初めて生で見たプロレス」は○○○○だった

↑の記事、笑っちゃいました。元ネタは「スラムダンク」のあの人ですな。

オーカーン選手、戴冠おめでとうございます。試合後のコメントも素晴らしかったです。

「地方再生」
「配信なんか、むしろなくたっていい。そうすれば、特別なルール、特別な試合を見たくて、わざわざ遠くから地方に集まる」

すなわち「KOPW」のタイトル戦を配信のない地方大会でのみ開催しよう。そうすれば特殊なルールでおこなわれる熱闘を見るために人が集まるだろう。以上が彼の目論見です。

大賛成。

私が初めて生で見たプロレスは、91年3月の全日本プロレス・後楽園大会。メインの6人タッグに大興奮したのですが、ノーTVだったので会場へ行った人しか目撃していません。

もう二度と見られない。だからこそ特別な思い出になっています。

ちなみに人生で初めてブーイングを飛ばしたレスラーは、その日のセミファイナルに出てきたテリー・ゴディ&スティーブ・ウイリアムスの「殺人魚雷コンビ」です。嫌いじゃなかったけど雰囲気に押されてつい。いまでもゴディの怒った顔を覚えています(あの時はスイマセン)。

このアイデアは書店業にも応用できそうです。その店でしか買えない本を置くとか。オンラインショップでは販売せず、電話での予約や取り置きも受け付けない。在庫がある時にお店に足を運んだ人だけが入手できる。

たとえば出版社の倉庫に眠っていた希少本のラスト数冊。私が思いつくぐらいだから、すでにやっているお店はあるでしょう。

青山ブックセンターが出版を手掛けた写真集「発酵する日本」もこれに近い気がします(オンラインショップでは買えるけど、他の書店には置いていない)。

その土地でしか見られぬ闘い。その本屋でしか出会えぬ書籍。ネット全盛のご時世にあえて逆の方向を探る。非常に興味深い。

オーカーン選手の防衛ロード、楽しみにしています。

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